最期の時を待つ列に 屈するあなたと私がいる 長距離の走者だって あの角で立ち止まってしまう でも私はまだ諦めてないの 立ち止まろうとした日もあったけれど 2人に訪れる最期の時までは つぎはぎが教えてくれるだろう 変わることはないって 部屋の意味を見出だせば タイプ室で涙がこぼれ行く 文字は俯いてしまって インクも濡れたままで 本当のことを伝えたら ため息が溢れてしまった ついに私たちの番までページはめくられる そこには真っ白な平野が 変わることなく広がっている
寂れた港の横を こころの舟で進む 夜の水面を漕いでゆく それでも求めるものは 馬に跨がるほかない 不安を抱えながら ひとり走り続ける 理由を教えて 理由を教えて 自分と折り合いつけてくのは難しいかい? 選択を迫られる年でいて 可能性を秘めた若さのころは でたらめならあとで聞くから また会いに来てよ しばらくはここにいるからさ 僕は孤独だけれど その笑顔ひとつで君は 僕を解き放ってくれるんだ 理由を教えて 理由を教えてよ 自分と折り合いつけてくのは難しいかい? 選択を
半分のことでいいから君を教えておくれ 些細なことでいいから まずはそこから始めよう っていう歌詞が好きで それについて書きたいなって思ったのですが 全然書けなかったので 些細な質問を30問考えてみました。 1.好きな色は? 2.好きな食べ物は? 3.好きな季節は? 4.朝はパン派?ご飯派? 5.海派?山派? 6.苦手な食べ物(あんこ食べれる人?) 7.好きなコンビニ 8.味噌汁の具 9.住んでみたい場所 10.好きなおにぎりの具 11.半熟いける人? 12.好きな動物 1
新幹線に乗りながらふと思い出した会話。 「3月から上京ですか?」 「そうなんです、研修があって。もう最悪ですよ。」 「へー研修早いんですね。でもこの時期はまだ物件が余っているんで、ラッキーだと思いますよ。3月に入るとすぐ埋まっちゃうんで。」 「やっぱりそうですか。ラッキーやと思うようにします。」 「一人暮らしは初めてですか?」 「いえ大学時代してました」 「ならすぐ慣れそうですかね」 「そうなんですかね」 「ご出身関西でしたっけ」 「そうです」 「この間大阪へ旅行に行っ
皮肉は仕方ないと思うんだ 国の文化がそうだから でも君は最もポストモダンなやり方で傷を癒そうとしていて 可哀想だなんて言ってる時、実体を得ていないようだよ 人間でいることから逃げている自己言及にすぎないのさ なにが言いたいかって、その汚いスプーンを捨てて、人間らしく食べるようになれば、膨れていくんだって、そういうことを言いたいんだ 君はそこらの女の子とは違うんだ これを言うと性差別だなんて思われるのはわかるけど 最近君は僕を魅了していた何かを少しずつ失っているように見える
苦しい! セクハラの噂がある人やパワハラ気質の人がいるチームでの仕事だった。それだけであまり気分が良くない。 やったことない仕事を頼まれた。やったことないから、こなすのに時間がかかる。全く手が回らない。 自分を責めてくるパワハラ気質の人の頬にはあり得ない角度でほうれい線が入っていた。全く笑う気のないダルッとした線。この人、私の先輩の前ではニコニコしてるんだけどなあ。 セクハラ予備軍の人には「仕事を中途半端にしたままどっか行っちゃだめだよ」と言われる。その通り。その通りだけど
7月12日(月) 昼、友人と待ち合わせて近所のカフェへ行く。 バイトのこととか、後輩のこととか、卒論のこととか、共通の話題をくるくる回す。 詳しくは書かないけど、楽しい。 1時間半程お喋りしてから、その足で大学へ行き、ゼミに出席する。内容が各々の研究テーマの進捗発表だったので、必死に発表者へのコメントを考えながら聞く。 教授の鋭くてキツいコメントをノーダメージで受け入れる発表者の姿を見て、これが自己肯定感が高いってやつだと思った。 ゼミ終わりに長らく会えていなかった友人と
意識をゆっくりと取り戻す かたい結び目をほどく夢から目が覚めた 三つ編みをほどいたような幾千もの線が 釣糸のように分かれて伸びていた 粗い態度に繋がれた釣糸は 穏やかに揺らいでは、語りかける ここには何が残っているのかと 魔法の中心に立って 音や言葉にしがむ心地はどうだろう? 水門を開いてみても 水も、潮流も、川も、流れる気配はない 自分の力の絶頂で 人々の心を魅了する心地はどうだろう? 投影した視点が知らない人に 共感され、聴かれ、なぞられてゆく心地は ああ、流れる
新聞に書いてあったのを読んだんだ ピンクムーンが近付いて来てるって 君たちも毅然としていられないだろうね ピンクムーンに飲み込まれてしまうのさ ごらんピンクムーンさ、そうピンクムーン ピンクピンクピンクピンク ピンクムーン 新聞に書いてあったのを読んだんだ ピンクムーンが近付いて来てるって 君たちも毅然としていられないだろうね ピンクムーンに飲み込まれてしまうのさ ごらんピンクムーンさ、そうピンクムーン Saw it written and I saw it say
私は高校が大嫌いだったけど、それでも卒業する前は どこか切ない気分を抱えていた。 卒業したら、苦手な女の子たちの大きな笑い声とか、チャラチャラした男たちから距離を置けるのはこの上なく嬉しいことだった。 だけど、そんな廃れた校舎にいた僅かな友人に長らく会えなくなるのはとても悲しいことだと思った。 帰り道、駅まで歩きながら、あんだけ嫌やったのに、いざ卒業するってなると寂しいもんやね~と友人に言ったら、そんな悲しみすぐに忘れるってと笑いながら返された。 人生の浮き沈みをグラ
おはよう、我が子よ 少しの間一緒にいておくれ どうせ行き着く場所なんてないんだから 話を聞いて欲しいんだ ダイヤモンドの瞳の君も いよいよ起き上がる時が来た 太陽に向かって飛び立ってゆくんだ 時々それは抱えきれない重さに感じられるけど カラスからは逃げるようにして 入り江では痩せ細った狼を抱いて 銀色に輝く笑顔を重ねる そんな黄金の日々を祈っているよ 木の葉でできた首飾り 木々に宿る精霊たち 時計を見えなくなるまで沈めて 太陽の光に包み込まれてゆ
わん、つー、すりー 扉を閉じれば この夜はいつまでも続く 太陽の光から身を隠して 一生ないことにもハローって言えそう みんな踊っていて楽しそうにしてる 私もあんな風でいれたらなあ でも扉を閉じれば もう日の目を見ずに済むわ 扉を閉じれば この夜はいつまでも続く ワイングラスを出したままにして 一生ないことにも乾杯しちゃう でもいつの日かきっと 誰かに瞳を覗かれて、こう囁かれるの やあ、君こそが運命の人だ なんて でも扉を閉ざせば もう日の目を見ずに済むわ 暗いバーの
この電車を逃した頃あなたは 私がいないことに気づくだろう きっと汽笛が聞こえてくるはずよ 100マイルの彼方から ああ100マイル 100マイル 100マイル 100マイル 遠くから汽笛が聞こえてくるはず 100マイルの彼方から ねえ神さま 私はひゃく にひゃく さんびゃく よんひゃく ああ500マイルも故郷から離れてしまったよ 500マイル 500マイル 500マイル 500マイル 神様、私は500マイルも故郷から離れてしまったよ 着る服もなくて 誇れるものもない私
時々、ひとり出かけては 対岸を眺めてみたりする あなたが今頃何してるかとか 想像してみるの あの日帰って以来、私はめちゃくちゃで あなたの赤い髪とかその姿が恋しく思えてしまって ねえこっちへおいでよ もう冗談で振り回すのはやめて うちへ遊びにおいでよ ねえヴァレリー ヴァレリー... 本当に捕まる必要があったの? 家を売りに出してまでして いい弁護士は捕まえれた? 日焼けなんかしてないことを 全部なんとかしてくれる男が現れること 祈ってはみるけど でも髪色を変えてどこ
君を傷つけないために綺麗な嘘をつくことは、やさしさといえるのだろうか そりゃ、ジンを何杯かひっかければ、ほとんどのことは吐き出すだろうけど それでも言えない秘密があると思うんだ だけど、「あなたといる時、心が躍るの」なんて言われたら いよいよ終わりのベルが鳴り響いてしまう どうか許してくれやしないか 「でももう音楽は聴こえてこないんだ」 あのパブもクラブも、ドラッグもバスタブも 分け合った記憶は、いつまでも忘れないと思う でも浮いては沈んで、行ったり来たりじ