よづく

彼女はもう生きておりません。読んでくださり、ありがとうございました。

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最近の記事

久しぶりに人通りの多い場所を歩いたら怖くてたまらなくなりました

改札を通るときにじっと見てくる駅員、電車に乗り込んだときの人の目線、乗り換えホームで待つ時間、向かいに座ったおじさんの目、おばさんたちの笑い声、ヒールの音、サラリーマンの鞄のチャックがカチカチと鳴る音、虚ろな目でふらふらと歩く老人、母親とベビーカー、スマートフォンから目を離さない女性、ガラス張りの店内に佇む店員、動いているエレベータ、マスクを付けた男性、背後から聞こえる足音、すれ違う人たち。 すべてが怖くて、涙が出そうになって、道の端に寄って、壁を背にして、人の波が落ち着く

    • メンタルクリニックへ行ったら、どんな人間でもうつ病って診断されるよ。そう言って笑った同僚のR君へ。君が今当たり前におくっている日常と、好きなものを好きと思える気持ちをすべて奪わせてください。それからお話しましょう。

      • なんだか落ち着かなくて、駄目で、すごくだめで、ゾルピデムを追加で飲んだ。寝ている間はこの世界から消え去ることが許されているから好きだ。はやく連れて行ってよ。

        • たぶん殆どの人間は、砂と海の間に立ち、様々な波に足を取られないように気を付けながら、砂の動きを楽しんでいる。わたしは海から遠く離れた丈夫な家で、ベッドに横になり、本を開いて、人気のない海の写真を眺め、なんだか怖いなあと呟く。今日はそんな感じの夜です。おやすみなさい。

        久しぶりに人通りの多い場所を歩いたら怖くてたまらなくなりました

        • メンタルクリニックへ行ったら、どんな人間でもうつ病って診断されるよ。そう言って笑った同僚のR君へ。君が今当たり前におくっている日常と、好きなものを好きと思える気持ちをすべて奪わせてください。それからお話しましょう。

        • なんだか落ち着かなくて、駄目で、すごくだめで、ゾルピデムを追加で飲んだ。寝ている間はこの世界から消え去ることが許されているから好きだ。はやく連れて行ってよ。

        • たぶん殆どの人間は、砂と海の間に立ち、様々な波に足を取られないように気を付けながら、砂の動きを楽しんでいる。わたしは海から遠く離れた丈夫な家で、ベッドに横になり、本を開いて、人気のない海の写真を眺め、なんだか怖いなあと呟く。今日はそんな感じの夜です。おやすみなさい。

          今日も誰かが社会に触れて、時間とともに何かを変えている。別の角度から社会に触れている人にも、何もしていないわたしにも、変化は平等に訪れる。けれど社会はわたしの存在を知らない。下を向けば働き蟻に気付くのに、数百倍大きいわたしは誰にも気付かれることはないのだ。わたしは透明人間だから。

          今日も誰かが社会に触れて、時間とともに何かを変えている。別の角度から社会に触れている人にも、何もしていないわたしにも、変化は平等に訪れる。けれど社会はわたしの存在を知らない。下を向けば働き蟻に気付くのに、数百倍大きいわたしは誰にも気付かれることはないのだ。わたしは透明人間だから。

          恋愛は難しいけれど結婚したい

          以前のnoteに書いたとおり、わたしは自分の気持ちでひとを好きになることが苦手なようだ。 それでも、結婚がしたくないわけではない。 わたしと家族になってくれる人を両親に紹介して安心する顔を見たいし、欲を言えば、両親がおじいちゃんおばあちゃんになって孫にデレデレする姿を見て笑いたい。 欠陥だらけのわたしと家族になってくれるひとはいるのだろうか。 毎朝、ネクタイが曲がってないか確認してから送り出してあげたいし。 家事はいまはほとんどできないけれど、がんばるし。 帰ってきたら玄

          恋愛は難しいけれど結婚したい

          23時頃に睡眠薬を飲んだ。最悪な夢を見て4時に起き、そこから眠すぎるのに眠れなくて苦しかった。7時頃やっとまた眠れたけれど、また最悪な夢を見て泣きながら起きた。つかれた。生きること、楽しむことを諦めたい。でも死はまだ選びたくない。海を見に行きたい。

          23時頃に睡眠薬を飲んだ。最悪な夢を見て4時に起き、そこから眠すぎるのに眠れなくて苦しかった。7時頃やっとまた眠れたけれど、また最悪な夢を見て泣きながら起きた。つかれた。生きること、楽しむことを諦めたい。でも死はまだ選びたくない。海を見に行きたい。

          他人を生きることに疲れました

          とある大事なものを棄ててきました。 わたしは、自分以上にそのものを大事にしていた。頭が働いている時間の半分以上はそのものについて考え、そのものと感情を共有している気になっていた。そのものの人生に、わたしの人生を重ねていた。 でも、そのものは、わたし個人に対して何もしてくれない。わたしはそのものの人生の表面のごく一部を、爪楊枝の先で優しく撫でている程度の存在なのだ。いてもいなくても変わらない。一方通行でも良いと思っていたけれど、やっぱりだめなんだよ。無償の愛には限りがあるん

          他人を生きることに疲れました

          死ぬ前の楽しみ

          小さい頃からなんとなく、わたしは30歳で死ぬと思っている。 大学生で就活が終わったときに、そろそろ終活を始めなきゃと思って、諸々の契約や連絡先なんかを整理したり、遺影に使ってほしい写真を撮ったり、棺桶に入れてほしい物を考えたり、両親のことやお金のことを気にしたりした。会社に入ってからは、上司や同僚の目を盗みながら自分が死んだ場合の会社の対応を確認した。 何かの宗教を信仰しているわけではないけれど、ひとりひとり、いつどのように死ぬかは生まれた瞬間からさだめられていると思う。

          死ぬ前の楽しみ

          人のせっくすを覗ける漫画

          インスタグラムの広告を見て、つい買っちゃいました。 「mon*mon」という漫画です。 もんもん。悶々。 大人の世界はいろいろあるよねーうんうんわかるわーわかる・・・って感じで、いろんなせっくす事情を覗き見しながら少し切なく楽しく読める漫画です。せっくす描写が生々しすぎないところもポイント高いです。 短編集なので、性に関する悩みや拘りなどを抱えに抱えて悶々としている様々な人物のせっくす事情が描かれています。相性が合わないとか、酔ったらビッチになっちゃうとか、やっぱ三次元

          人のせっくすを覗ける漫画

          ぽっぷでえっちぃ漫画

          タッタソールのワンピースを着た女の子を見て、ふとこの漫画を思い出しました。 そう、「いけない!ルナ先生」です。 勉強嫌いなわたるくんに、下宿人のルナ先生がおとなの色気を使って興味を引きながら勉強を教えるというぽっぷでえっちぃ漫画。 小さい頃遊びに行った父の知り合いの家でこの漫画を見つけて、こっそり楽しく読んでお勉強していました(当時持ち主にばれて箝口令をくらいましたが、時効とします)。 ルナ先生がタッタソールの水着を着て、わたるくんに四角い部分を塗りつぶさせながら分数を

          ぽっぷでえっちぃ漫画

          友だちの好きなひとを好きになる

          一番はじめに好きになったひとは、同じ幼稚園に通うD君だった。D君はちょっと大人しめの男の子で、誰にでも優しくて、絵がとても上手だった。好きになった理由は、友だちのSちゃんの好きなひとだったからだ。 次に好きになったひとは、同じ小学校に通うT君だった。T君はスポーツ万能で男友だちが多く、女の子をからかって遊ぶような明るいタイプだった。好きになった理由は、友だちのMちゃんの好きなひとだったからだ。 中学生の時に初めてできた彼氏は、成績優秀、スポーツ万能、優しくて常識があって、

          友だちの好きなひとを好きになる

          誰も興味がない、すきな曲の話

          他人のすきな曲の話って、わたしはあんまり興味がありません。 初対面で趣味の話になったときに、音楽お好きなんですね〜どんな曲聴くんですか?ってお決まりのように聞くんですが、だいたい「そうなんですね!(知らん曲だ…)」で終わってしまいます。 お互い知っている曲があったらラッキーなんですけどね。 ちなみにわたしがそういう時に挙げる曲は、現時点での相手との距離感とか、相手も知っていそうなジャンルとか、相手にどんな人だと思ってほしいかとか、そういうずるい考えのもと、この場にふさわしい

          誰も興味がない、すきな曲の話

          ハッシュタグ付けるの下手すぎ問題

          タイトルのとおりです。 わたしはいつも好き勝手noteに書いてしまうので、よーし公開しよ!って思ったときに、あ、ハッシュタグ…何つけよう…と悩みます。 昔から、要約とか、単語?熟語?にするとか、苦手なんですよね。 なので、まあ無難に日記のタグつけておこーってなるんですが、でもこれ日記って呼べるようなものじゃないんだよなとモヤる。 ニコニコ動画みたいに、みてくださった方が適切なタグを付けてくれるような機能があったら嬉しいなあ(タグ職人とかありましたね)。 なんて、人任せすぎ

          ハッシュタグ付けるの下手すぎ問題

          不幸マウンティング

          死にたいと思う基準は人それぞれだ。 たまに、死にたがっている人に対して、自分の価値観を基準に話し始める人がいる。 「その程度の理由で死ぬなんて馬鹿げてる」「お前は私より恵まれているのに」「私はお前より不幸な環境だったけど死ぬ気なんてない」 それはそれは大変でしたね。でもそれ、私のこととは何も関係ないですよね…と、思う。 貴方は私になれないし、私は貴方になれない。 貴方の嫌いなパクチーは、私の大好物だし。 貴方が大好きな車は、私は何の興味もそそられないし。 貴方はランチ

          不幸マウンティング

          使用済パンツの売買は悪なのか

          ネットサーフィンをしていると、企業ではなく個人間での売買のやり取りを見つける。 使用済パンツ(諸々のオプションあり)だったり、おくすり(なんかやばそうな気がするやつ)だったり、おやさい(おやさい)だったり。 犯罪とか、そういう話をしたいわけではなくて。 単純に、その界隈でしか通じないような言葉を使って取引して、Win-Winの関係を築いているひとってすごいなあって思った、という話です。 だって、使用済パンツて。 着用写真があったとしても、本当にその子が履いたものが手元に届

          使用済パンツの売買は悪なのか