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【エントリー開始!】中高生メンバー2期生を募集します(締め切り:5月30日まで)

「みんなのルールメイキングプロジェクト」では昨年度、全国で対話的なルールメイキング(=生徒主体の対話的な校則・ルールの見直し)に関わる活動を行っている中高生を募集し、「みんなのルールメイキング委員会 中高生メンバー」として任命しました。

任命された中高生メンバーは、事務局と一緒に公開イベントを運営したり、ルールメイキング宣言を作成したり、当事者として取材を受けたり、note社主催のコンテストに挑戦したり…あらゆる方法で、校則・ルールの見直しを通じた“等身大の気付き・学び”を発信し、さまざまな場面で個性を発揮しながら、大活躍してくれました。

■中高生メンバーのこれまでの取り組み


▲全国フォーラムの運営・司会

▲note等での発信

▲ラジオへの出演(2021年10月30日 TBSラジオ「人権TODAY」)

▲中高生メンバーで結成されたグループ「フラっと。」による生徒交流企画


このような中高生メンバーの活躍があり、いま全国的に校則・ルールの見直しのムーブメントが少しずつ広がってきています。2022年度はさらに多くの学校現場、そして生徒たちにに、「ルールメイキング(=生徒主体の対話的な校則・ルールの見直し)」の種を届けたいと考えています。

そこで今年も、みんなのルールメイキングプロジェクト事務局とともに新たなチャレンジをしてもらえるような、「中高生メンバー2期生」を募集します
興味がある生徒の皆さんは、下記の募集要項をよく読み、フォームからお申し込みください。沢山のご応募、お待ちしております!

■募集要項

⑴ 募集する中高生


生徒が主体となり、立場や価値観の異なる関係者(先生・保護者・地域住民など)を巻き込みながら、校則・ルールの見直しや、学校にある既存の慣習や制度の見直しなどに取り組んでいる、もしくは取り組んだことがある中高生を募集します。

⑵中高生メンバーになったらできること

●ルールメイキングに取り組む全国の中高生との交流会の企画・運営

●過去にルールメイキングに取り組んできた大学生との交流

●公開イベント等の企画・運営

●中高生ライターとしての記事執筆・メディア取材等による発信

●ルールメイキング探究ゼミ(学校で行っている取り組みのヒントとなるような学びの場)への参加

●みんなのルールメイキングプロジェクト公式サイト・note・SNS等でのお名前(個人名・学校名)および取り組みの紹介

●『ルールメイキング中高生メンバー認定証』の発行
※内容は変更になる可能性がございます

⑶こんな中高生を求めています


1. 生徒が主体となって、学校の校則・ルールの見直しや、学校にある既存の慣習や制度の見直しなどに取り組んだことがある/もしくは取り組もうとしている

2.先生・保護者・地域住民など、立場や価値観の異なる人と一緒に、校則・ルールや学校のあり方について検討したことがある

3.先生との「対立」ではなく、「対話」を通して、校則の見直しを進めていきたいと思っている

4.自分たちの校則(=当たり前)を見直すことで、学校をもっとより良い場所にしていきたいと思っている

5.校則・ルールの見直しに取り組んでいる全国の中学生・高校生とつながりたい

6.全国で始まりつつある「校則・ルールの見直し」の取り組みを、もっと広げていきたい
※見直しの結果・進捗等は、選考に一切影響しません。

⑷募集予定人数


10~20名程度

⑸募集スケジュール


4月25日(月) 募集開始
5月30日(月) 募集終了
6月上旬(予定) 中高生メンバー2期生の選考・任命
※選考にあたって面談のお時間をいただく場合がございます
※任命された中高生メンバーには、6月中に「中高生メンバー委嘱状」を発行予定
※上記のスケジュールは、一部変更になる可能性がございます

⑹エントリー方法


・①個人応募、②団体応募(生徒会、学校内の有志チームなど)の2つのエントリー方法を選択できます。

・同じ学校から3人以上が応募する場合は、②団体応募としてご応募ください。

・エントリーにあたっては、「ルールメイキング宣言 中高生メンバー 活動同意書」を必ず確認し、参加希望者とその保護者(団体応募の場合は、所属する学校の担当教員  例:生徒会顧問などの参加希望生徒もしくは参加希望団体を指導する教員) の全員が同意したうえで、下記の応募フォームからお申し込みください。

▼応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe1Vl7UkJrF5JQd4fadKrVwWD_F4L3C0diuj6JrTrQIcRQ9Qw/viewform

応募締め切りは、5月30日(月)23:59 です

■1期生メンバーからのコメント

1期生メンバーの安達晴野です!
今の学校現場は、生徒にとっても先生にとってもつらい場所になってしまっています。それは、学校内で人権が軽視され、民主主義的プロセスが存在しないからです。
ルール作りは、学校に関わる人全員が参加し本音を伝え合う「対話」によって行われるべだと私は考えます。
しかし、中にはとても対話ができる状況にない学校に通う人もいるでしょう。私もそうでした。このルールメイキングプロジェクトは、そういう人達にとっても「私は1人じゃないんだ」と勇気づけられる場だと思います。

中高生メンバー1期生 安達 晴野さん(元 東京都立北園高等学校3年)

もっと、生徒、先生のためになる学校を作ることができるはず。

小学校時代から、よくわからない学校のルールに疑問を持ちながら、そう考えていました。でも、その気持ちを誰に、どう伝えたら、どう行動を起こしたらいいのかわからない。でも、どこかに同じモヤモヤをもつ人たちがいるはず、、、。そう考えていた僕が出会ったのがルールメイキング委員会でした。

素敵な仲間たちと対話を求め、活動する中で、感じたことがあります。

それは、僕たちがしたい、ルールメイキングの活動は「ただ校則を変える」というだけの活動じゃないということ。

みんながもっと幸せになることのできる社会。そんな社会へ近づく一歩として、校則を考える。ということがあるのかもしれない。私はそう思うのです。

中高生メンバーの皆さんとともに「学校や校則という“あたりまえ”だって疑えるんだ」「社会って変えていけるんだ」ということを実感できる機会を、全国の中高生に届けていきたいと考えています。少しでも気になったら、ぜひ一度お問い合わせください。全国の皆さんからのご応募、お待ちしています!

中高生メンバー1期生 林 樟太朗さん(現・近江兄弟社中学校3年)

ルールメイキングプロジェクト一期で中高生メンバーを務めた、筑波大学附属坂戸高校の前生徒会長、塩川はるかです!

このプロジェクトを通じて、校則という観点から自分の考え方や世の中を俯瞰して見る力が養えたと実感しています!ルールとともに新たな価値観を生み出した経験は宝物です!
日々勉強や部活に勤しんでいるけど、もう一つくらい珍しい経験してみたい、全国の高校生や大人と話してみたい!など、どんな理由でもまず、やってみてください!そして、失敗しても怒られない(失敗経験は受験でネタになる!)プロジェクトは学生限定!今、校則に対しての熱量が足りてないかな、と思ってもきっと自分なりの楽しさを見出せるはずです!

中高生メンバー1期生 塩川遥香(元 筑波大学附属坂戸高校 生徒会長)

私は中学3年生の時に、メンバーとなりました。現在は、高校1年生です。そんな私が、活動させていただいた中で記憶に残っていることは、実際にアクションができたことです。校則やルールに疑問を持っていても、なかなかアクションを実際に起こすことって難しいですよね、、、。私も、すごくハードルを感じていました。先生と校則について話すだけでも、どきどきしたくらいです。しかし、実際にメンバーとして先輩の話を聞いたり、大切な考え方を学んだりする中で、私は、中学3年生へアンケートをとり、それをもとに校則について考える機会を生徒会に求めることができました。実際に効果があったかというと、それは別の話ですが、、、、。それでも、きっと一人だったら、アクションに踏み出せなかった私には、大きな成果でした。

新しくメンバーになる皆さん!皆さんが今持っている疑問や興味は社会を変える上で大切なことだと思います。それに、ルールメイキングは、新しい仲間もできます!ということで、ぜひ、2期生に!!新しい変化が起こしましょう!

中高生メンバー1期生 角谷 樹環さん(元 北海道中川郡幕別町立幕別中学校3年)

こんにちは、ルールメイキング委員会中高生メンバー1期生の藤田崇都です!
僕は、生徒会ではない一般生徒として校則を見直す活動をしていました。中高生メンバーになる前は、校則改正までのプロセスが全くわからず、無鉄砲に走り、僕を否定する先生と対立していました。
そんな中、中高生メンバーになることができ、全国で校則と本気で向き合う仲間や、教育界の有識者の方々と出逢うことができ、自分は校則にどう向き合うべきか、最適な手段はなにか、など、たくさんの考えるきっかけに出逢うことができました!
中高生メンバーとしての学びや気づきは、校則以外にも応用できる大切な経験です!
あなたの校則に対する本気を社会にぶつけてみませんか?頑張ってください!

中高生メンバー1期生 藤田 崇都さん(元 千葉県立成田国際高等学校3年)

私は「みんなのルールメイキング宣言」中高生メンバーを通じて、様々な角度から校則を考える力がつきました。
はじめは、生徒の立場からしか校則を考えることができなかったけれど、先生、保護者、地域の人、OGOB、生徒の中にも校則に対して色々な見方をしている人がいると知ってからは、常に「これが絶対的!」と思わずに、対話を通じてより良い合意形成をすることの重要性を感じています。
校則を変えることが目的なのではなく、校則見直しを通じて、自分たちの属する学校、そして社会を見つめ直し、意思決定に参加していくことの大切さに気付きました。この根幹は、どこに所属しようと大切になってくる「主張する」力だと思っています。

中高生メンバー1期生 渡邉 すみれさん(元 平塚学園高等学校3年)

■お問い合わせ


中高生メンバーの応募に関するご質問等は、事務局(担当者:古野香織)までお問い合わせ下さい。
メールアドレス:rulemaking@katariba.net
※メールタイトルを「【問い合わせ】中高生メンバー/名前」としてお送りください


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