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1月31日、誕生花は含羞草【#誕生花短歌】

詠みます。

 触れる手のあたたかさなど知らないで
 早すぎた春と見紛うほどに


解説。

 1月31日の誕生花のひとつ、オジギソウ
 南アメリカ原産、マメ科ネムノキ亜科オジギソウ属の植物の一種です。
 本来は多年草ですが、耐寒性が低いため日本の園芸では一年草扱いにすることが多いとのこと。

 やはり特徴は、葉っぱが閉じるあの動きですよね。
 あの運動現象は、接触、熱、風、振動といった刺激によって小葉が先端から一対ずつ順番に閉じて、最後に葉全体がやや下向きに垂れ下がっていく、あの動き。
 この運動は特定の部位の細胞が膨圧(細胞の液胞中の水やその他の含有物によって細胞壁にかかる力)を失うことによって起こるそうです。

 オジギソウ属自体の学名は "Mimosa" です。ミモザですね。
 これは、ギリシア語で「身振り、まね」を意味する "mimos" が語源で、この植物がおじぎのまねをすることに由来します。
 ミモザは本来オジギソウ属を指す植物名ですが、フサアカシア(アカシア属)の葉がオジギソウのものに似ていることから、誤ってフサアカシアをミモザと呼ぶようになったという経緯があります。
 英語では "Sensitive plant" = 「敏感な草」、漢名では「含羞草(=恥ずかしがる草)」と呼ばれます。

 オジギソウの花言葉は「繊細な感情」「感受性」「敏感」など。
 もちろんこれはオジギソウの葉に軽く触れるだけで、葉が閉じ垂れ下がってしまうことにちなみます。


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