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読んだ小説を褒めながら紹介するnote 〜『塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い』篇〜

 どもです、御子柴です。

 前回の『好きなラノベの紹介的なアレ』(改題: #読んだ小説を褒めながら紹介するnote )に書いたとおりに、書きます。

 今回は、ラブコメです。

※今回から書籍の画像をトップにも持ってくることにしました。たぶんこの方がわかりやすいかな、と思いまして。

 

 

『塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い』

 ということで、今回はこちら!

画像1

『塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い』

 通称『しおあま』

 とはいえ、終始甘いです。甘すぎて顔がとけます。陽射しの下に置いたお砂糖のようにとけていきます。ウヘヘ.

 

 両片想いな高校生の甘酸っぱい————じゃねえや、あっま〜〜〜い恋愛物語を書ききったのは猿渡かざみ先生

 全部好きなんですけど、やっぱり会話文のノリが楽しくなってくるラブコメって、良いですよね。「うふふふ……」とかいう謎の音声を、まるでシロップ漬けのタピオカのようにころころと口から吐き出しながら読めてしまいます。ああ、ハイカロリー。

 んでもって、Aちき先生のイラストも、めんこいんだぁ……。絶対に、カラーの写真で持って行かれます。かわいい。タピオカチャレンジでドヤってる佐藤さん、マジカワイイ。

 でも、表紙めくった矢先の、佐藤さん撮影写真風イラストには参りました。あんなん、爆笑ですやん。

 

こんなお話

 主人公の高校生男子・押尾颯太《おしお・そうた》くんの実家はフラワーガーデンがご自慢のカフェを経営。彼もまた店員さんとして働いていたりする。

 カフェの宣伝をするSNS(インスタってる系のアレ)にアップする写真は彼が撮影しているのだが、フォロワー数は5,000とこれがまた人気。映えもしっかり意識していて、なかなかのインフルエンサーっぷりです。

 そんな彼がひっそりと思いを寄せているのは、同じクラスの佐藤こはる《さとう・こはる》さん。人呼んで、『塩対応の佐藤さん』

 お名前通りに可憐な少女は高嶺の花、誰に対しても無表情で、返す言葉も素っ気ない——要するに塩対応佐藤なのに

 そんな彼女が、押尾くんの実家であるカフェにやってきた。がんばってイイ感じに映える写真を撮ろうと苦心しているのだが、それが本当にどうしようもなく————へたっぴ

 はい、ギャップ萌え!!! 

 で。

 話を聞くウチに、押尾くんは、佐藤さんの塩対応の理由がただの口下手だったというか、わりと引っ込み思案というか。そんな話だったことに気付くわけで。

 やっぱりそんな佐藤さんがほっとけなくなった押尾くん、彼女と時間を過ごすウチにそんなギャップ(写真撮るの下手、ドヤ顔しがち、実はへにゃっと笑うその顔がカワイイ、とか)に触れて、ますます好きになるわけです。

 が。

 実は、佐藤さんも、押尾くんのことが好き——っていうか押尾くんが初恋の人だっていう話で。

 

 

 はああああぁぁぁぁぁあああん! 両片想い、尊いいいいいいいいいいいい!!

 

 

 ゲフンゲフン.

 

 少々取り乱しましたが、そんなお話です。

(え、大丈夫? こんなんで紹介になってる?)


 

  

ということで 

 壊滅的な佐藤さんの撮影能力が向上するのか、という話とともに、恋の行方も気になる本作。

 いかがでございましょうか。

 

 あ、今月中旬に第2巻が出るらしいですよ!!

 ぅおい! 今回も表紙めっちゃカワイイですやん!!

 夏ワンピ美少女とか! 私の性癖——じゃなかった、好みをくすぐりまくり!!


 

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