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【オーストラリア・パース生活】ヤリンガップでサンセットBBQ

ヤリンガップ2日目。午前中は皆それぞれ好きなように時間を過ごし、午後にP氏と私が宿泊するキャラバンパークで集合することに。

娘家族はAirbnbで借りた豪華な別荘に滞在していましたが、P氏と私が宿泊したのは以前と同じ、目の前にビーチが広がるキャラバンパーク!今回はスクールホリデイの期間中だったこともあり、ずっと満室の状態だったらしいのですが、たまたまP氏が予約の電話をかけた日にキャンセルが出たそうで、まさかのバスルーム&バルコニー付きキャビンを予約することができてとてもラッキーでした。

以前宿泊した際のキャラバンパークの記事はこちら
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今回宿泊したのは4名用のキャビンで、前回のキャビンよりキッチンが広く、荷物を置く棚などもあり、さらにはプライベートのバスルームやバルコニーもついていたので使い勝手がとても良かったです。P氏と私だけなので2段ベッドは不要かと思っていましたが、子供達が遊びに来た際に彼らのお昼寝用として使えたので、結果とても役に立ちました!

キャビンのプライベートバルコニー
相変わらず景色が最高に良かったです!
朝は波の音で目覚め、こちらでビーチを眺めながらコーヒーをいただきました。
4名用のキャビン(バスルーム付き)
手前がキッチン&ダイニング、一番奥にダブルベッドの寝室、
間に2段ベッドやバスルーム、洋服などをしまう棚がありました。
2段ベッド
子供達が遊びに来た際のお昼寝用ベッドとして使用しました。
キッチン
鍋やフライパン、食器、トースターやケトル等も揃っているので自炊ができます。

さて、この日は目の前のビーチでのんびり過ごし、夜はこのキャラバンパーク内でバーベキュー(BBQ)をしました。オーストラリアと言えばBBQですから!

ご存知の方も多いとは思いますが、オーストラリア人はBBQが大好きです。もはやオーストラリア文化と言って良いほど習慣化されたもので、一般の公園やビーチ、自然保護区域等の公共の場所にも大概BBQコンロが設置されています。基本的にこれらの設備は予約不要で、誰でも自由に無料で使うことができます。当然のことながら、キャラバンパーク等の宿泊施設にも大体設置されています。

近所の公園にあるBBQコンロ
スイッチを入れるだけで簡単に使えます

公共のBBQ施設を使う際のルール、というかエチケットですが、『待っている人がいたら、早めに全部焼いてコンロを明け渡すこと』『終わったらキレイに掃除すること』の2点を注意すれば良いかと思います。

まず、基本的に予約は不要なので、空いていれば即使い始めて構いません。ただ人気の場所ではBBQをしたい人たちが次々と集まってきます。焦る必要はありませんが、自分たちが食べるものは一気に焼いて、それを皿なりタッパーなりにまとめてテーブルやレジャーシートに移動させ、BBQコンロをきちんと掃除し、次の人達に明け渡すのが作法です。皆が気持ちよく使えるように配慮するということですね!

逆に、誰かが先に使っていた場合は、次に使わせてもらえるよう声掛けしておくと良いと思います。

さて、このヤリンガップの宿泊施設では海に沈むサンセットが望めることもあってか、夕方には沢山の宿泊客がBBQエリアに集まってきます。もちろんテーブルやコンロの数には限りがあるわけですが、とてもフレンドリーでマイトシップ溢れるオージー達はコミュニケーションを取るのがとても上手く、ビールやワインを片手に他の宿泊客とも会話を楽しみながらBBQを始めます。

ラッキーなことに、私たちは早めにコンロを使い始めることができたので、とりあえず自分達が食べる分を全部焼いて、確保していたテーブルの上に持って行き、次のグループにコンロを渡しました。

ラム肉、ケバブ、トウモロコシに玉ねぎ等
ヤリンガップ周辺に大きなスーパーは無いので、材料や道具はパースから持参しました。
夕日を眺めながらのBBQ

この夜のBBQで印象深かったことが一つあります。ここに集まる人たちが皆とてもフレンドリーで、まるで全員が親戚や友達みたいな雰囲気の中で時間を過ごしていたことです。子供たちは他のグループの子供たちと元気に走り回り、大人たちは大人たちで話に華を咲かせています。私もいつの間にか、知らないグループの子供を交えてサッカーをしていました(笑)もはや、どの子(人)がどのグループの子(人)なのか全く分からないくらい交じり合っていて、その「人類皆兄弟」と言わんばかりの雰囲気がとても温かく心地良かったのです。

オーストラリア人の大らかで寛容な国民性は今までも肌で感じてきましたが、この夜改めて、その温かさとフレンドリーさに感銘を受けたのでした。


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