【メーカー必見!】ECは新規事業です!完全未経験者たちが始める時の覚悟
本当はまだまだあるのですが、キリがなさすぎるので20個を1つずつ端的に解説していきます。
1.否定は受け入れざるを得ない
ECやWebは使う頭が異なり、これまでと違うことをするので、考えや価値観、アイデンティティの崩壊が起こります。
成長意欲が低すぎると「そういうこともあるのか・・・」と受け止めることはできません。
2.システムエラーの連続
慣れないことをするとなかなかテキパキと進められず、ミスが起こるのはどこに行っても同じですが、特にWeb系の場合は自分が触れていないのに予期せぬことでエラーが起きることもあり、悩ませます。
それを冷静に対処し、放置しない気力が必要となります。
3.右脳ではなく左脳をバリバリ使う
服作りや美容などは感性が大事になり、いかに世界観を作れるかが重要ですが、ECの場合はいかにシステムで運用をサポートし、運用で利益を出せるかなので、視野の広さやロジカル思考が求められます。
世界観や感性は一旦置いておかなければなりません。
4.ECに強い人はなんでもできるわけではなく、EC含むWebの領域は幅広くあるため得意分野が人それぞれ異なる
あまりにも分野が違いすぎて全て取得するためには今世だけでなく来世の時間も必要です。
詳しくはこの記事をご覧ください。
5.即戦力はいない
4の通り、分野が幅広すぎるため、漠然と即戦力が欲しい!だと100%きません。
仮に即戦力っぽい人が入ってきても、いつまでもパッとしないです。
即戦力の基準を決めましょう。
6.最初の3年間は赤字
新規でECとなると完全に使う頭や能力が違います。体制を整えるところから利益を出すまでに相当な時間を要します。
各々のスキルアップも含め、ECは様々なネット施策を打つので実店舗より期間は長いです。
7.失敗することを前提に考える
転職でも趣味でも勉強でもなんでもそうですが、今までやったことのないことをするので失敗とは隣り合わせです。
業界や企業規模問わず、変化をやむなくされてる時代なので、一丸となって果敢に攻めていく必要があります。
思いついたことはすぐ実行するくらいがちょうどいいです。
8.皆足りないスキルは常にあるため、状況に応じて学習しながら実践し、習得する必要がある
この記事参照ですが、この記事に記されてることでもほんの1部です。全員が全員幅広いスキルを習得することは不可能ですので、得意分野・不得意分野の把握から始めた方がいいです。
9.最初からマネタイズ、成果を求めない
Web媒体で成果を出すためにはいくつもの施策や関門があります。
例えばブログなら、記事がGoogleで上位表示される→タイトルがクリックされる→読まれる→CVとなるページに遷移される→CV。
これを含めてウェブ解析で離脱率や訪問数などを見ながら改善していくからですね。
実店舗と違ってユーザーの顔が見えないので、仮説と周知で判断していくしかないんです。
ただ、直接ユーザーの声を聞くならInstagramやLINEがありますが、これも育てる必要があります。
やったからといってターゲットになるユーザーが登録してくれるか、アンケートなどに答えてくれるかはまた別の話です。
10.ECはやったことを正解に近づけるものと考える
1+1=2、営業→受注→納品したら確実にマネタイズ・・・というわけにはいかないです。
ゴールから逆算するまでにあの手この手で無限に手数を打ちます。
実店舗でもお客さんが入店されるたびに接客の連続で、いろんな接客方法があります。
最初は基盤がないので、型やパターンを掴んでいき、正確性を上げていくしかないのです。
11.今までの経験は一旦忘れる
紐付けられる部分はあるかと思いますし、なかなか簡単ではないですが、クリアな気持ちで臨むのが必須です。
慣れてきたり、成果が現れたら「あれはあれでいう〇〇か!」と自然と紐づいてきます。
12.成長意欲とポテンシャルの高さが重要
執着心とも言えます。何がなんでも目的を達成する!ということと、そのためにはどんな手段も習得し実行する(法に触れることはNG。)という気合が全スタッフあれば必ず前進します。
13.属人化はさせない、詳しい人に依存しない
できる人1人に依存すると必ず共倒れになります。その人を頼ってはいけないわけではもちろんありませんが、それぞれが学習しながらもその学習で得られたことを皆にシェアしながら進んでいき、知見と視野を広げることが大事です。
それがスキルアップと事業の大きな成果に結びつきます。
14.コミュ力に自信のない人はできない
密なやりとりと、多様な職種があつまって進行していくので、同族のみのやり取りしかしてこなかった方は向いていません。
完全に理解しろということではありませんが、肯定も否定もせず、その人を受け止めるという精神が必要です。
15.多様性を認める
14に続く事柄ですが、スタッフのストロングポイントとウィークポイントを知り、補う形をとっていくのが大事です。
全てのスタッフが同じことができる訳ではないのでl、プライベートの話もして色んな一面を知るのもアリです。
16.連絡手段がFAXや電話だけだと無理
LINEやチャットワーク、slack、ZOOMは必須です。
色んなツールがありますが、個人間でやり取りするのに最適なLINEと、LINEだけでは重いデータを送るときに容量不足になったり、複数人でやり取りするのには向きません。
チャットワークやslackなら管理画面も複数人でのやり取りがしやすいようになってますし、チャネル分けもできるので、1つの環境で色々な部署やチームを管理できます。
17.リモートはできない
決して時代遅れではありません。リモートの1番のデメリットはわからないことがあったときにすぐ誰かに相談できないことです。
新しいことを始めるとき、すぐに解決しないといけないことが山ほどあるはずです。
リモートでは先延ばしになりやすかったりしますし、共通言語も違ったり、文章だけでは伝わりづらく、噛み合わないこともあります。
18.メンバー全員のインスタ開設
個人アカウントはインスタがあれば十分です。炎上もしにくいですし、自己紹介アカウントとしても成り立ちます。
日々の業務に関することや商品について、仕事についてのことでポジティブなことならなんでもアップしてOKです。
19.ペーパーレスは必須
ECやWebではアップデートも多いため、メモ帳もデジタルノートを活用します。
データもLINEやslackで送受信するので紙を使うことはほとんどないですね。
ただ、MTGや直接チームで話してる時のメモは紙が有効です。
速くメモが取れるということが最大のメリットですね。
20.商材も変える場合がある
ECやSNSで売りやすい商品があります。場合によってはEC特化のラインを作る必要も出てきますので、EC業務だけでなく、商品企画も皆でする必要も出てきます。
まとめ
最後までお話を聞いてくださりありがとうございます。
簡潔にまとめましたが、実際の作業では1つ1つの項目が奥深いです。
まだまだ注意点は増えそうですが、進捗があり次第また追加しますね。
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