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【映画】ウォンカとチョコレート工場のはじまり【ネタバレしかない】

年始から仕事の状況が変わり、過去最長の連勤を終えてようやく休みを迎えたので昼まで寝た。

そしてボーッとスマホゲームしたりYouTube見たりしてたら映画の話のショート動画が出てきて、
急に「チョコレート工場の続編みたいなやつ見に行くか!!」と思い立って出発。


チャーリーとチョコレート工場、
間違いなく人生で一番回数見てる映画なんですよ。

2005年公開で、当時小学生で母と映画館に見に行った。
自分から見たがったのか連れていかれたのかは不明。

そこから金ローとかレンタルDVDとかでも見たか?
4回位は見てるな多分、複数回見た映画はこれだけ。


そして今作はチョコレート工場が出来るまでの物語と噂に聞き、
見に行かなあかんよな〜と思いつつあんまり興味はなく…

でも休日のQOL上げたさに行きました。


ここからめちゃくちゃネタバレします。
見てない人注意。

全部言うからな!!!



あらすじを全てざっくり先に言い切ると、
(長いです)


◇母親と船の上で生活していたウォンカ
◇彼の母はなけなしのお金でカカオを1粒ずつ購入し、
ウォンカの誕生日には1枚のチョコレートを作ってくれた
◇ウォンカは母から聞いた美味しいチョコが集まる街で店を出すことを夢見る
◇母は他界し、大人になって憧れの街に来たウォンカ
◇親切で泊めてくれることになった宿屋に金を払うため稼がないといけなくなる
◇そこで街で魔術を使ったチョコレートを販売しようとするが、既に店を持つ3人のオーナーに阻まれる
◇そして宿屋は詐欺で高額な借金を背負わされ、他にも騙されて借金し地下で働かされている5人のメンバーとウォンカの店を出すため様々な方法を考える
◇そしてオーナー3人の悪事を知る…
◇紆余曲折ありついに街に店をオープンするも、オーナー達と連携した宿屋に邪魔される
◇一緒に店を作ったメンバーを助けてやる代わりに二度とチョコを作るなというオーナーからの約束に応じ北極行きの船に乗るウォンカ
◇そこでこれまで一緒に行動していた少女(捨て子だった)が会いたがっていた両親についての秘密に気付き、泳いで街に戻る
◇そして5人のメンバーと再会し、オーナー達にやられそうになるもウンパルンパの力もあり無事助かり、悪事を暴き、無事にウォンカのチョコレートが人々に愛されるようになった


いやまぁもっと細かく書かんと
よく分からん部分も多いんですがざっとこんなもんで。

以下は私の思ったこと。


いや〜まず最初に5分位見て思ったの、


ウォンカ、男前すぎん???


動いてる方が圧倒的に格好いい


俳優はティモシーシャラメさん……かっこええ……

正直ジョニーデップのウォンカはある種の不気味さというか、
家族愛とかを嫌っている感じがあったので
冷たい人間な印象もあったけど、
今回のウォンカはピュアな心を持ってたので余計に可愛く見えたなぁ。

そして私が一番心配していた
「チャリチョコを見た時のワクワク感を超えてくるか?」について。


楽しい〜〜〜〜!!!!


全然ワクワクしました。
映画自体がミュージカル調なんですけど、
音楽も良かったしCGも最高。


ウォンカの店がオープンして皆が押し寄せて楽しく過ごすシーンはなんかそれだけで涙出そうでした。
ファンタジー好きはこういう世界に行きたい。

そして中盤から出てくるウンパルンパ。

ウォンカのチョコが盗まれるという話で、
「小さい男で…」と特徴を説明されるあたりで


ウンパルンパやん!!こっちも出るんや!!


と心の中ではしゃいでしまう。
今回のウンパルンパの歌も癖になっていいですよ。
謎のイケボ。

1番良いセリフは

ウンパルンパは交渉はしない
さらば

です。
人生で理不尽なことが起こりそうな時や
自分が圧倒的に悪いけど逃げ切りたい時に使いたい台詞。
(ウンパルンパは完全に自分が悪いです)

ウンパルンパの歌は公式YouTubeで聞けます。ぜひ。
上の台詞も聞けます。

https://youtu.be/iqjOGpirduA?si=zN4_QIHMSTZCST38

この俳優さんも凛々しい顔で男前なおじさんなんやけど、
ウンパルンパ等身にされてしまうとどうしてもおもろい。
しかも今回顔オレンジ髪緑やし。
上の動画の最後に会見の時の映像が流れてるけど、
ティモシーさんの隣にウンパルンパ役のヒューグラントさんがいて「普通の等身や!!」と驚いてしまった。
この方もめっちゃ男前(通常の等身なら)。


あ、あと俳優さんで言うと神父役。


ミスタービーン!?!?


ローワン・アトキンソンさん、作品で見たの初めてやった。
顔が特徴的すぎてCGを疑ったレベル。
(特別出演的な)
なんかもう、この人の顔!って存在感あるよね。

後から思ったけど、大体主演以外の出演者の方、
外国人だと「こういうパターンの顔の人」ぐらいにしか覚えられんくて
(男前なミドル、意地悪顔の人…とか)
後から同じ人見ても分からんし、
全然違う人見ても「これあの映画の…?」とか思っちゃう。

これは日本の流行った映画を見た外国人も
「日本人の顔みんな一緒やな〜」と思ってるんかな。
私らからみたら全然違うけど…

そしてやっぱり一番ワクワクしたのは
ついに店を開店したシーン。


魔法の力で夢のようなお菓子がたくさん。
皆が色んなお菓子を食べたり買ったりしているシーンが何よりいい。

今回はピンク基調な感じだったんですよ。
皆地面に咲いてる花とか植物も全部お菓子なんでそれを食べたり。

まじで1回やってくれんかなチャリチョコの世界を再現した店…
まぁ地面に咲く花を食べるのはお菓子やとしても衛生的に難しいから諦めるので雰囲気だけでも…

大人も無邪気にはしゃいでるシーンっていいですよね。
それを見るだけで泣けそうになるのは何故なのか。

そして結局その店は悪いオーナーの指示の元
宿屋の人達が毒を盛ってたので
皆髪が伸びたり変な肌になったりで大騒ぎに。

で、めっちゃ割愛して最後ウォンカと少女が
チョコのタンクで溺れ死にそうになるんですね。
下からチョコがどんどん流れてきて、
もう首元まで来て最後天井まで埋まる…もうダメだ…という。

なのでもう2人とも死ぬと思って諦めるんですが、
ウォンカが少女に最後、

深く息を吸って。

と声をかけて、そこで2人はチョコの中に沈んでしまうんですね。


いや男前すぎるって。


本当に顔が良すぎて溺れる直前最後に
こんなにクールに言葉をかけられたらさ。
惚れてまうやろ。

この映画は家族愛の方がメインなので恋愛要素は一切なく、
少女とウォンカがどうこうなるとかもないんですが、
こんなん私がこの少女やったらベタ惚れやわ。

と思いながらティモシーさんを見ていました。


ちなみにこの溺れた直後、
機械の羽で飛んできたウンパルンパが助けてくれますのでご安心を。

まぁどうせ助かるだろうなと思いながらも
ウンパルンパが飛んできたのを見て

ウンパルンパ最高〜〜〜!!!


って心の中で叫んでいました。
ありがとう2人を救ってくれて。


そして最後皆が街でウォンカのチョコを楽しんでいる時、
ウォンカだけは建物の所で座って
(お母さん来なかったな…)と思いながら
最後にもらったチョコを眺めるんですよ。

包みを開けるとそこにお母さんからのメッセージが…

その紙が金色…!
これチョコレート工場の映画で出てくる「当たり付きのチョコ」の当たり券が金色なのとリンクしてるやん!!!!


と妙に感動しました。

実際前のチャーリーとチョコレート工場の映画と
今回の映画ではウォンカの生い立ちとかにも違いがあるので
完全にリンクしているっていう感じではないんですが、
ここ!繋がってる!!!と。


お母さんからもらった大事な手紙が
自分が作ったチョコレートの当たり券のデザインに生かされてる…と……。

気持ちいい伏線回収〜〜〜


普段こういうのに全く気付けないレベルの私でも気付けるレベルの繋がりをありがとう。
チャリチョコ好きで良かったという気持ちになった。


という訳で楽しい映画でした。

ちなみに今回字幕で見たので、
「翻訳されているジョークの元の言葉」を
ちょっと意識して聞いてみたりしました。
(英語力は皆無ですが)

さっきから「少女」って読んでた子が「ヌードル」って名前で呼ばれてて、「ヌードル」で韻を踏むような台詞はかろうじて元の言葉も聞き取れた。

でもこれってリスニングとか出来る人が字幕で映画見たら
めっちゃ頭混乱するのでは?と初めて思った。
自分の脳内で翻訳も出来るけど目の前のスクリーンにはもう翻訳された日本語並んでたら頭の中グチャグチャになりそう。

英語できる人、ぜひどう思ってるか教えてください。


という訳でまた。

【オマケ】映画館にあったガチャガチャ。
「まちぼうけ 楽器の場合」。スネアドラムとギターが出た。
かわいい。

やたらと柔らかそうな楽器たち

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