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函館で、マラソン事情を考えました。


先週末が函館マラソンだったので、1泊で函館にいきました。そう、これがいちおう目的。

昨年は初函館で前日に完全にテンションが振り切れてしまい、考えなしの食べ方をしてしまった(要するに食事を軽視した)のが祟りました。ただ、今年も前日にてくてく歩きまわるし、体重上げるための四食をとることができないし・・・いや・・・なにより認めたくないんですが・・・私の右足、かなりの神経痛・・・一般的な市民マラソンにおいて、制限時間にひっかかることはないので、まあゴールできればいいか・・・とかかなりハードルをさげて主催者調べ「フルマラソンでは日本一過酷なファンラン」に参加したのでした。走る前から右足痛い・・・歩くのは全く問題ないけどダッシュとか絶対無理な~。ああもう、タイムは見ないことにしたのです。



空港、街中、こんなのがあちこち貼ってあります。
このポスターの五稜郭は亀🐢みたいやな。


はっきり言って、マラソン大会はあちこち参加人数やスタッフ集まらなかったりして廃止になったりしてます。今まで抽選やクリック競争してたような大会が、定員割れになったりとか。都道府県主催だと4割が定員割れ。大きいところだと大阪マラソンが。

この理由は既にいろんなところでも言われてますけど、まず高額化ですよね。シューズも参加費も高くなってる。交通費とか宿泊費とか荷物配送とかすべて。それでも他のスポーツに比べて高額なのかどうかはちょっとわかりませんけども・・・それからコロナ禍で全面中止になったときに、離れる人がかなり出た。これも他のスポーツや行事でも言えることなんでしょう。いずれにせよ、結果としてある意味で淘汰されてしまって、ノリだけ参加の人が多分かなり減った。ものすごい本域のひととか、長年の習慣と習性を有したひとが大勢になった。

主催者がコースを高速化(難易度を下げる。坂とかを外す)することで好タイム狙えるようにして参加者を集といめるという策も、あんまり功を奏してないように思えます。まず交通経路の確保とかが難しいと無理だし、なによりも運営が崩れたてたり参加者の良識レベルが低いと、存続困難ですよ。




私が良い大会だと思っているのが、あいの土山(滋賀県甲賀開催)。参加者がそんなにいないことで、逆に走力と良識が一定レベルに保たれています。主催者も淡々と、長年の恒例行事をこなしてくれる感じ。「おもてなし」とかいう概念無視の、堅実安心安定大会。多分もう、参加者を伸ばすことなんて考えてないと思う。定員割れても採算撮れるように設計してる様子。

そして、飛鳥ハーフ(奈良県明日香村)。もう全然タイム出させる気ない、どうしようもない坂しかないコースですが、主催者はコースを変えることはしないと思う。村の気合がすさまじいので、記録無視して楽しませてもらえます。主催者参加者とも、大半はこの土地が好きな人の集まりらしい。


函館マラソンでなぜかアイドルになる
ヤマト運輸の クロネコ シロネコ。
シロネコヤマト ということ。


今回の函館マラソン、毎年参加者からの評価は高いし、実際のところ運営さんに対する不満はありません。逆にやりすぎでは、と心配です。

なにより過剰エイド。これは給水地点が多すぎるというのではなくて、12.2K地点の五勝手屋の羊羹、31.3K地点のスナッフルスの「チーズオムレット」、千秋庵の「函館散歩」、35.8K地点の海鮮丼と塩ラーメン。もともと私は「グルメラン」みたいな言葉にものすごい違和感があるんですが、もはやこのエイド、走らせる気あるんかないんかわからん。いや、主催者の好意なのはわかる。でも、これが勘違いしている参加者対応ならやめていいと思う。あちこちのマラソン大会でエイド内容に不満をこぼしているのをRUNNETとかで見るたびに、あほかもしれないと思ってるのは私です。給水切れてたら文句言ってもいいけど(2024の札幌、奈良は切れたらしい)、エイドはバナナ以外要る?なんで奈良マラソンで三輪素麵ないとか文句言えるんよ。そもそも何があって何がないかはコース図とか事前案内みたらわかるから、必要なら持って走れ!素麺持って走れ!! 実際のところ、この大会の場合私を含めて、かなりの参加者はバナナとミニトマト以外のものは食べてないと思う。  


33Kあたり。
写真は前日にふらふらしていて撮りました。

なんかゴールしてからも(←私、制限時間内に戻れてはいますよ?)、まずカップ一杯分のカットメロンがもらえて、完走タオルもらえて、おもてなしブースとかいって「えらべる振る舞い」なるものから ソーセージ とか いかめし とか から好きなものをもらえます。そんで「もれなく振る舞い」で がごめ汁 と 牛乳 をカップ一杯ずつもらえます。地域振興的な意味もあるのでしょうが、ここまでやってる大会、私は知らんです。

34Kあたり「太刀川家」
いいコースですよね。

今大会はフルの制限時間を5時間20分から5時間50分に長くして参加しやすくした、とのことですが、はっきりゆうて、5時間20分を30分伸ばしたくらいで、参加意欲が変わることはないと思います。多くの参加者は参加時間をのばすことより、スタート時間のハーフ9時とかフル9時10分を30分くらい早めて暑さ対策してもらいたかったと思う。しかしこれは道南の公共交通機関の時間に合わせると難しいんでしょうか・・・?

今大会、気温はずっと25度~27度くらい。ハーフ、フル各4,000人計8,000人の定員で、実際申し込みはハーフ4,500人フル3,500人くらいになったみたいです。出走者はその9割くらい。これはどの大会もだいたいそう。


後半の往復で登場する ともえ大橋。
微妙な高低差。
泊まったホテルから前日撮ってます。


ぐずぐず書いてますが、私はとりあえず右足の痛みをとるべく、この1~2か月くらいは走るのをやめておこうと思ってます。実は右足、昨年11月くらいから違和感ある~、そして梅雨時に一気に崩れました(汗)。女性の6割は6月に体調崩し、医療機関受診も6月が多いとか。なんか認めたくないものだが!ひょっとして私は昔より梅雨時に弱くなってる?それとも地球沸騰化の影響でダメージ?いずれにせよ自分の場合、梅雨の前後一か月くらいは、無理せず安全運転が良さそう・・・しかし私は今年1月に肋骨ひびはいったり、弱い波が来ているきもします。うん、認めたくないが。

皆様、どうぞご安全に~🦌


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