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オンラインPBL「土を使って人を幸せにするアイデアを創ろう」とは?

こんにちは、類塾オンライン教室の山本です。

現在、類塾オンライン教室では、オンラインPBL「土を使って人を幸せにするアイデアを創ろう」という3か月間のプロジェクトが始まっております。今回は現在進行中のオンラインPBLのご様子をお伝えいたします。

ちなみに概要はこちら→



1.オンラインPBL「土を使って人を幸せにするアイデアを創ろう」とは?

 今回のプロジェクトは、近畿壁材工業株式会社さまとの共創プロジェクトです。生徒たちの柔軟な発想力から、次の淡路島の土の100年先の使い方を模索していっております。

企業さま、生徒さま、未来をより良くする企業プロジェクトです。


2.今回のプロジェクトのミッションとは?

 淡路島は「土の都」と言われています。江戸時代から土を使った産業、瓦やタイル、陶器など土から様々な製品を作る産業が多くあります。今回、約100年前から淡路島の土を使って世の中に役立つ物や地域の課題解決を考えてきた近畿壁材工業株式会社の浜岡社長と共に、大地の恵み淡路島の土を使って人を幸せにするアイデアを創造してゆきます。

 その過程の中で、得られる力(ゼロからイチを生み出す力、他者と協働する力、土について深く知ること)は、必ず将来を生き抜くちからを強くするものとなります。


3.土の「良さ」を知る、土の「知らない」を知る

 プロジェクトの序盤は、土にまつわる探求を通じて、土とは何か?土はなぜ今必要とされているのかを深めてゆきました。生徒たちと問いを立てるところから始まり、その後、浜岡社長にオンライン授業に入っていただき、土の可能性を深めていきました。

 素材としての土を考えていく中で、土の良さに生徒たちが気づき始めていきました。土を素材とする土壁は、剥がしたものを廃棄処分する必要が無く、元の「土」に返すことができる点。また、剥がした土壁は新しい土壁と混ぜれば再び壁に塗ることができるため、ゴミを出さない点。
 そのような意味から、持続可能な社会の実現に向けて、土の重要性を知っていきました。

これから先の未来に必要な土、そのわけは?


 更には、「1500年の歴史がある土壁がなぜなくなりつつあるのか?」も考えてゆきました。
 見えてきたのは、60年ほど前から土壁を筆頭に土の用途がなくなりつつあるという事実。なぜそのようになってしまったのかを考えていくと、日本はかつて経済成長期の中で、「早く」建てること「安く」簡単に建てることが優先されてきたからということが分かってきました。

 しかし、早く建てることの代償として廃棄物が出て汚染させたり、心の豊かさが失われている現状を知り、今こそ、「土」の良さを多くの人に届け、社会全体で「土」を活かしたいという気持ちにさせられました。

4.淡路島の土に触れて・見て・創って

 第4回目には、実際に淡路島の土を、プロジェクトメンバー(生徒たち)のご自宅へご郵送して、五感を使って体感しました。

 実際に触ったり、匂ってみたり、音を聞いたり、土の種類(砂利・砂・土・粘土)を配合しながら、モノづくりにチャレンジしました。

 プロジェクトメンバー(生徒たち)からは、
小4男子:土は色々な量の混ぜ具合で変わるところが面白く、楽しかったです。
高1女子:粘土はもちもちしていて、砂利は米を研いでいるような感覚で気持ちよかったです。濡らす水の量を変えたり、紙やティッシュに染み込ませてみたり、やり方によっていろんな形に変化する土を体感して、土の可能性が広がりました!
中1女子:初めてこんな色んな種類の土の違いを知って、たのしかったです!粘土で色々作ってみました!
と様々な感想がきけました。

5.人々を幸せにする土を使った新製品・新サービスを考える

 そして、現在着手しているのは、新製品・サービス開発です。各チームごとに分かれて製品・サービスを考えております。ここは現在進行中のため、成果発表会までお楽しみにしておいてください。
 下記のシートをもとに、アイデアを広げ、素晴らしい構想を持った新製品・サービスを各チーム考えております。

6.成果発表会は6/22(土)10:00~12:00

 そして、成果発表会は、類設計室 本社ビルにて、6/22(土)10:00~12:00に行われます。もう1ヵ月を切っているので、各チーム、プレゼン資料の作成に取り掛かっています。頑張ってください。全力でバックアップします。
 成果発表会は、実際に社長の前で新製品・サービスをプレゼンしていきます。皆さんの新製品・サービスだけではなく、プロジェクトメンバー全員の成長が楽しみにです。最後まで走り抜けましょう!


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