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出会い

こんにちは。私と二軸動作との出会いですが、本格的になってきたのは、10年ぐらい前でしょうか。

その当時、小田伸午先生は、私の地元の大学に勤務されていました。そこで、「なみあし」の研究会があり、私も参加しました。その時に、(初対面ですよ)小田先生の携帯電話の番号を教えていただきました。さらに、木寺先生や、小山田先生ともお話しできたと思います。でも、その程度の出会いでした。

その後、中々「二軸動作」に取り組めずに、すごしていました。いろいろ勉強はしていたと思います。木寺先生のホームページは見ていたと思います。

そんな時に、勤務校(公立高校)で総合的な学習の時間に課題解決学習を行うことになりました。私は、そうだ、課題解決学習に「二軸動作」に取り組もう、と決めました。何をテーマに選んでもよい感じでしたので、ちょうどよかったのです。

まず、小田伸午先生に来ていただいて、基調講演をお願いすることにしました。「電話しよう。番号は知っているけど、」もう5年は経っていました。つながるかな?だめもとで、、、電話すると、なんと、繋がりました。感動。先生も覚えていただいていました。また、感動。

講師の件はうまく受けていただき、勤務校まで来ていただきました。小田先生、その節は、ありがとうございました。生徒たちは、地面反力を使った腕相撲などを体感し、いろいろと感じたことと思います。様々な角度から「動作」に着目した研究活動をまとめ上げました。中々「二軸動作」には取り組めませんでした。難しいのです。

2年目は、木寺先生に九州から来ていただきました。これも盛会。木寺先生、ありがとうございました。

この様な「二軸動作」との出会いが、さらに、別の方との出会いを生むことになります。そう、ラグビーで結果を出された方。埼玉の高校でサッカーの指導をされている先生。ずっとブログを書かれていましたので、私も、ずっと読んでいました。クラブ指導から、教科指導。お手本にしたくなるような内容ばかりでした。そして、そのブログが急に終わることになります。

その先生は、教え子さんの要請を受けて、あるサッカーチームのジュニアコーチに就任されました。先生のことをAさんと呼ぶことにします。

そこで、私は、そのサッカーチームにコンタクトを取り、Aさんとお話しすることができました。「二軸動作」を私自身勉強したいし、本校のラグビー部員に教えていただきたい、とお願いしたところ、二つ返事で、「行きます。」と言っていただきました。「えーっ!」て感じでした。本当に、そのような、大変なことをいとわない、素晴らしい方でした。3年前の夏休みに来ていただきました。本校のサッカー部も練習に参加させていただきました。

二軸走法やステップワークなど、基本的な練習、ドリルを3日間、指導していただきました。これで、強豪校にも対抗できる、、、いや、その前に。部員不足でして。本校の部員数が4名だったので、合同チームでの公式戦参加となり、「二軸動作」を活かす場面がありませんでした。指導を受けた部員も、頭の中で分かっているので、あまり練習の中に、指導されたドリルを入れず、基本的なラグビーの練習に取り組んでいました。

「動作を変えるのには、7000回ぐらいその動作を繰り返さないと、自分のものにならない。」とAさんは言っておられたと思います。

そうなんです。「二軸動作」は「動き」なので、無意識にそのような動作を発現できないといけない。そこまで、練習する、とか、生活の中に「二軸動作」を入れるようでないと、身につきません。

その難しさはありますが、身に付ければ、小さいものが、大きなものに勝つ可能性は高くなる、と思います。特に、ラグビーなら、7人制ラグビー。

Aさんに、ラグビー部を指導されたときのことをお聞きしました。ポイントは、①二軸動作で動くと、疲れない。部員さんは楽になったとか、後半に疲れることがなくなった、と言っていたようです。ひねらない走りが、疲労を抑えたのだということです。②二軸動作でコンタクトすると、倒れない。③ステップワークが有効、この3つがあったように思います。

すごく、、ラグビーに取り込める要素があると思います。Aさんはサッカーだけでなく、テニス、柔道でも有効であったとおっしゃってました。

サッカー日本代表の三苫選手。三苫選手が今回のワールドカップ予選で大活躍する前に、そのコンタクトの強さをAさんから教わっていました。三苫選手、すごかったですね。

また、書いていきます。


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