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ビバ! 町中華!!

以前のトピックスでも、町中華は日本の無形文化財にすべきだと書いた気がする。
それは非現実的だとしても(個人的には現実化して欲しい)、「まちちゅうか」と入力して一発変換できないって、この世の中、何か間違っている気がする。
「すたーば」まで入力すればスターバックスが出てくるのにさ。

とはいえ、そもそも町中華という言葉を聞くようになったのも、ここ10年ほどのことではないか。
私が子供の頃は町の至る所にあった「ラーメン屋」さん。
ラーメンだけではなく、チャーハン、餃子、ニラレバ、焼きそば、カレーライス。そして、私の愛してやまないオムライス等々、とにかく何でもあった食堂。
今や稀少な存在となり、昭和の名残として生まれたのが「町中華」という名前ではないだろうか。
玉袋筋太郎さんの「町中華で飲ろうぜ」がきっかけなのかな。
ともあれ、絶滅危惧種には違いないとある町中華に初めて入ってみた。
天井近くにテレビがあり、漫画雑誌があり、ザ・昭和な店内。
あー、落ち着く。

前置きが長くなったけれど、ここは下北沢と世田谷代田の中間あたりにいる「丸長」さん。
古さを感じさせるけれど、テーブルも床もトイレもきれいに掃除されている。

亭主はラーメン&半チャーハンセットをもやしラーメンに変更してもらい、私はもちろん、オムライス!

サラダがついているのが嬉しい

ナフキンに包まれたスプーンが郷愁を誘う。

ケチャップライスの具は鶏ではなく豚こま!。
ある材料を使って美味しいものを作る。けれど家庭料理とは一線を画している。

味見させてもらったラーメン、チャーハンも「こうであって欲しい」味で、大満足。

高級中華しか知らない、お馬鹿な政治家って本当にかわいそう。

ビバ、ビバ、町中華!

つか「ビバ」って、何語だ?

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