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『「女らしさ」とは何か』

『「女らしさ」とは何か』
与謝野晶子著
与謝野鉄幹と不倫の末、結婚。子供は、12人。ってすごいなあと思った。

「女らしさ」とは、愛情豊かで、優しいことなのか?子供への愛情は、「女らしさ」というよりも、人間性の問題だろう!

「女らしさ」というものが、男にとって都合よく定義されて、女性が不利益をうけていることを主張し、本来、人間性の問題で、男女に違いはないということを説いた本。


1921年にこの論文は発表されている。女性の人権というものが、ほぼ無かった時代とはいえ、書かれていることは、今の時代とあまり変わっていない。やはり、SDG s後進国。

省エネも大事だけど、男女差別後進国の日本は、改善が急務だろうなあ。と改めて思った。

とは、いえ、男性というのは、実はけっこう、弱いということが、もっと注目されても良いのではないかと思ったりした。

大和ハウスのCMで、中村倫也が頼りない夫を演じられているが、実態も近いのではないか?と思ったりした。

今の時代、大学の成績にしても、仕事の営業成績でも、トップ層は、けっこう女性が占めていると言われている。そして、男性は、自分より優秀な女性の前で、萎縮してしまう。

卑弥呼じゃないけど、女性がトップに立って、男性を働かせる。蜜蜂のような生態が合っているのかもしれないと思ったりした。

私自身は、昭和世代なので、「男らしく」生きなければいけないと信じてきたが、、デートは奢るんだとか、カッコいい車でエスコートするんだ、とか、、

最近のカップルは、だいぶ変わってきているような気はする。

まあ、いずれにせよ、与謝野晶子って、自由でパワフルな人だなあと改めて思った。


Chat GPTに、聞いてみた

『「女らしさ」とは何か』にふさわしい歌を2つ上げてください。

回答
"I Am Woman" by Helen Reddy
"Respect" by Aretha Franklin

私の感覚では、
『Tokyo girl』(Perfume)
だったのですがね。

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