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納得の見極め

□ 悩みには、期限つきのものがある

悩むことは、悪いことではありません。むしろ、人間の成長に欠かせないものです。とはいえ、悩みには期限があるものとないものがあり、期限があるものに関しては悠長に構えていられません。

たとえば「自分は一体、何のために生まれてきたんだろう?」といった悩みは、時間をかけることができます。しかし、岐路に立たされる場合は、たいてい時間的な制約があります。結局はどこかで区切りをつけて、何かを選択しないといけません。1ヶ月後に結婚する人が、本当にこの人と結婚していいのか?と悩めるのは、1ヶ月です。

□ 納得が基準だが、その見極めは難しい

限られた時間の中で何かを選ばなければならない時、一つの基準となるのが、「納得」です。自分にとって大きな選択でも、充分納得して選べたら、後悔は少ないと思います。しかし、どのくらいの納得で、充分納得、とするかは、判断がなかなか難しいです。

今の仕事を続けるか、それとも辞めてしまうかで悩んでいるとします。今の仕事だと収入も安定しているが、本当に自分がやりたい仕事なのか疑問に感じてしまう。仕事を辞めて、自分の興味がある仕事につくとしたら、やりがいはあるかもしれないけれど、今よりも仕事の内容はキツイ。収入も安定するか分からない。

□ イメージで納得の度合いをはかる

そんなときは、こんな風にイメージしてみるのはいかがでしょうか?

いろいろ悩んだあげく、結局は仕事を辞めると決断したとします。しかし、3か月後くらい、少し自分が選んだ道を歩みだしたくらいの頃に、交通事故に巻き込まれて自分が死んでしまったと仮定してみます。その時、自分はオバケになって化けて出るだろうか?とイメージしてみて下さい。化けて出そうだったら、自分の中にどこか引っかかる事や、後悔が残っている。死んでも化けて出なさそうだったら、納得したと割り切ってみます。このイメージ、判断の目安としていかがでしょうか?
「オバケなんていないからイメージできない」という方にはおススメしないのですが…。

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