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”日本一ゴミ拾いをする”病院事務長へ

 鹿児島県で病院事務長をしながら、キャリア形成支援の個人事業をしている鶴喰です。

タイトルの通り、頭のおかしな事を掲げている今日この頃です。


 私は今の職場に勤めてから、出勤日のほぼ毎日、勤務先の病院の周りを1人でゴミ拾いをしていました。
勿論誰からの指示でもありませんし、自分が好んでしていることです。

なぜゴミ拾いをしようと思ったのか。
きっかけは単純に「病院の駐車場に同じゴミが何日も落ちたままになっていたから」です。

今や当院の周りはタバコの吸い殻が多い、週の始めは特にゴミが多い等を把握するまでになっています。


ゴミ拾いを続けていると気づいた事があります。
それは何かというと、ゴミ拾いは「筋トレ」に似ていると。

「今日は疲れたから筋トレしたくないな…」と思ってもいざ筋トレを始めると、清々しい気持ちになります。
筋トレをしている人は皆「分かる!」と頷くと思います。
このような感覚にゴミ拾いはとても似ています。
「今日は疲れたからゴミ拾いしたくないな…」と思ってもいざゴミ拾いを始めると清々しさと解放感に溢れます。
さらに、筋トレは基本的に自分自身の身体の変化に酔いしれますが、ゴミ拾いは自分自身の気持ちの変化に加えて「地域を綺麗にできた!」と周りへの影響(効果)も絶大です。
汚れたモノを拾い「自分は偉い!」という自己肯定感が高まり、自分が好きになり、心が綺麗になります。


このように、様々な効果を生み出すゴミ拾いですが、今まで当然のように職員がゴミ拾いをする習慣が根付いている組織であれば始めるハードルは高くはないのですが、誰も実行していないことを1人で行うことはハードルも高く、どことなく恥ずかしさも伴うものです。

実際に「明日からゴミ拾いを一緒にやりませんか?」という誘いに対して
「ぜひやりましょう!」と前向きに共感する職員はほぼいないと思います。

でも約10ヶ月の時を経て、1人ゴミ拾いfriendsが増えました。


私の孤独なゴミ拾いの旅は終わりました。。。

1人より2人の方が断然良い。

コミュニケーションをしながらゴミを拾う、
「ゴミュニケーション」は最高です。

 そしてなんと、上記Twitterを見ていたという職場の職員から声かけがあり、もう1人ゴミ拾いfriendsが増えました。


少しずつですが、輪が広がっています。

「平凡なことを当然のように徹底する」ことは本当に大切なことだと改めて感じています。

 最後に、全国には素晴らしい病院事務長が数多く存在しています。
知識レベルはさる事ながら、沢山の面白い取組みもされている事務長も沢山いらっしゃいます。本当に尊敬できる方ばかりです。

そのような事務長像を目指すのもアリだと思いますが、凡人の私には到底無理です。
なので考え方を変えました。

「誰もができることを実直にやろう」

「平凡なことの積み重ねで、少しずつ高いレベルに行こう」と。

その一つの手段がゴミ拾いです。

だから決めました。

『日本一ゴミ拾いをする病院事務長になる』

これならなれる可能性があるなと。
むしろ既になっている可能性もあります。

だからせっかくなので目標を定めてやります。

『たかがゴミ拾い、されどゴミ拾い』

ゴミ拾いで目の前の世界は確実に変わる。


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