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管理職が身につけるべきたった一つのこと

 鹿児島県で病院事務長をしながら、キャリア形成支援の個人事業をしている鶴喰です。

 私は医療機関に10年以上勤めていますが、その大半を管理職として過ごしてきました。
今回、それらの経験から得た管理職が身につけるべきたった一つのことを書き記したいと思います。

そもそも管理職という立場は孤独になりやすいです。
部下の個人情報、組織の機密情報等、気軽に周りに話がしにくい立場であることは周知の事実です。
また、それ以上に部署のマネジメントをする必要性がある為、上司の評価や部下からの見られ方等にも気を遣う場面も多々あります。
さらに、部下同士の人間関係のトラブルの調整などもあるでしょう。

上記以外にもあげればキリがない程、管理職の役割は多岐にわたります。

その中でも特に多くの管理職が悩む根本の原因が
「部門長として」「部署長として」という立場の枠に縛られていることです。

この立場という枠をいかに上手く活用し、時に手放し、コントロールするかによって管理職自身の幸福度は大きく変わります。

以下、私の経験を簡易に記載しました。
一人でも多くの管理職へ何かしらの気付きになれば幸いです。

【管理職が身につけるべきたった一つのこと】

 自分が仕事に対して熱い想いで動いていてもその姿に冷ややかな目を向けたり、愚痴を言われたり、離れて行く人は必ずいます。
それと同時に想いを受け止め一緒に歩んでくれる人も必ず現れます。
だから同じ想いを抱き、同じ志で歩める仲間に力を注ぐことが大切。

皆に平等にエネルギーを注いでいては自分が疲弊してしまいます。
想いというエネルギーを受け取ろうとしない人にエネルギーを与えることほど効率が悪いものはありません。

例えて言うなら、
お腹いっぱいの人に「もっと食べて」と食事を押し付けているような状況。

でも多くの人は
「自分は管理職だから、皆に平等に想いを伝えなければならない。対応しなければならない」と考えがちです。
でも立場に縛られる必要はありません。

シンプルに相手が
「想いを受け取る準備ができていないのなら、想いを与える義務もない」と割り切ることです。
そこに罪悪感を感じる人ほど、
責任感があり周りを大切にするとても優しい人だと思います。

でも一番大切な事を忘れています。

それは一番身近にいる「自分」を大切にできていないことです。

だからこそ自分自身を大切にする勇気と責任(覚悟)を持ちましょう。

その為には”嫌われる勇気”はとても大切。

嫌われる勇気とは
「自分自身を大切に想う時間を増やすこと」

管理職が身につけるべきとても重要な考え方の一つ。

医療機関勤務10年以上の管理職経験から

 

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