実績が実績を生む？
こんにちは、RtoRの井川です。
今年に入り人材紹介各社の採用計画についてご連絡いただくことが増えてきています。
人材紹介会社も中堅～大手企業では通年でいつでも採用している会社もありますが、多くの中小エージェントは採用意欲が高い時期と、「いい人がいれば採用する」という少し落ち着いている時期があるように思います。
数人から10数名の小規模エージェントでも常時募集している会社もありますが、小規模エージェントは一人ずつ採用し、育成期間も加味して、間隔を空けて採用する会社も多いように思います。
「採用した方が活躍しているので次の方を採用したいです」
先日あるエージェントさんとミーティングの機会がありましたが、ミーティングには社長様と昨年弊社からご紹介させていただいたAさんも同席いただき、次の人材採用に向けて打ち合わせをさせていただきました。
社長様曰く、「Aさんが来てくれてようやく人材紹介の形ができてきました」「またAさんのような方を採用したいので紹介してください」とのことでした。
社長様もAさんのご活躍を喜ばれており、Aさんも転職して良かったと意欲的に働いていただいているようで、エージェント冥利に尽きるミーティングでした。
そのようにいいマッチングが生まれた会社さんには、また良い人を紹介したいという気持ちになりますし、社長様も弊社をまた使いたいと思っていただけるのでWin-Winです。
更に、入社した方からのリアルな情報や、入社実績があること自体が、次の候補者探しをするうえでのアドバンテージになっていきます。
「一人決まるとポイントが見えてくる」
また、別の企業様では、昨年夏ごろに初めて１名ご採用いただき、その後立て続けに２名、現在も内定中の方が１名いるような状態で、約半年で４名ほど採用いただけそうなクライアント企業様もあります。
弊社のような零細エージェントにとってはとても大きな実績です。
そのクライアント企業様とは弊社が創業直後からお取引はありましたが、ほとんどご紹介することができずにおりました。求人依頼をいただいてから１年半ほど経ち、「もしかしたら」という気持ちでご紹介させていただいた方が大変高い評価を頂き、とんとん拍子で採用が決定しました。
それを機に社長様の評価ポイントなどの理解が深まり、数名ご採用いただくことができました。社長様のお人柄や人材紹介に対する考えも共感を呼び、内定された方は皆さん承諾いただけています。
このように、一人が決まるとその決まった方を通して見えてくる企業の採用要件や、実際に入社した方お聞きする話、また実績そのものが弊社の信頼に変わり応募に繋がるという好循環を生んでいきます。
「まずは１件の実績を」
また、昨日は業界では有名なエグゼクティブサーチのエージェントの社長様と採用窓口をしていただいているコンサルタントの方と会食をさせていただきました。
こちらの企業様も創業当時からお取引させていただいていますが、最終段階までいくもののまだ実績が作れておらず、社長様から直々に「是非紹介してほしい」とのご依頼を頂きました。
上述の通り、１人目の決定は「生みの苦しみ」がある場合もありますが、「実績が実績を呼ぶ」ビジネスだとも思いますので、まだ決定実績を出せていない企業様こそ頑張って良い方をご紹介させていただきたいと思います。
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