見出し画像

ストレングス・ファインダーを受けてみた

こんにちは、RtoRの井川です。
 
先日ある方の勧めで、ギャラップ社が提供する「ストレングス・ファインファー」というテストを受けてみました。
 
このテストは簡単に言うと、人間の持つ資質(才能)を34の分野に分けて、自分の強みである上位5つの資質を活かして人生や仕事をより良いものにしていきましょう。というものです。
 
「さあ、才能に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0 ジム・クリプトン、ギャラップ著」という本ですが、この本を新品で購入するすると、裏表紙あたりにウェブテストのコード番号が付与されており、そのコードをサイト上で入力すると40分程度のテストが始まり、自分の特性の上位5つは無料で報告書として受け取ることができます。

「自分のキャリアを考える前に、自分の資質や特性について考えよう」

このテストを受けた根底には、自分自身のキャリアにしても、他人のキャリアにしても、前提として自分の資質や特性に合っていない仕事をやっても、その分野でキャリアアップをし続けるのは困難で、長続きしないと感じていたからです。
 
つまり、キャリアについて考える前に、自分自身の好き嫌いや、興味関心、性格特性、行動特性など、根本的な人間性ともいうべきものを知る必要があると思います。
 
その上で、戦略的にどの職業で食っていくのか?ということを決めるわけですが、コミュニケーションの特性が低いのに営業職に就いていたり、細かく正確な作業が苦手なのに経理職に就いていたりする人もいます。リーダーシップの特性がないのに管理職にこだわる人も然りですね。
 
そのように資質がないのに、その資質を必要とするような職業についている方のキャリアはそもそもその分野では成就しにくいため、やはり自分自身の資質を知ること事が大事だと思います。

「私自身の特性は?」

私は一人で人材紹介事業を行っているため、改めて自分と向き合い、自分自身の特性を知ったり、知らしめられたりすることも少ないため、いい機会だと思いテストを受けてみました。
 
その結果、私の場合、下記のような結果でした。
 
【上位5つの資質】
1位. 最上志向
「最上志向という資質を持つ人は、強みを利用して、平均的ではなく最高の水準を、個人ないしは集団において追求します。単なる強みを最高レベルのものに変えようとします」
 
2位. 活発性
「活発性という資質を持つ人は、アイデアを実行に移すことにより結果をもたらします。じっとしていることができないことが多いものです」
 
3位. 未来志向
「未来志向という資質を持つ人は、未来がどのようなものかについて考え、そこからアイデアを得ます。未来についてのビジョンを語ることで、人々を高揚させます」
 
4位. 公平性
「公平性という資質を持つ人は、あらゆる人を平等に扱う必要性を確信しています。明確なルールを定め、それに従うことで、世界のすべての人を公平に扱おうとします」
 
5位. コミュニケーション
「コミュニケーションという資質を持つ人は、一般的に自分の考えを言葉に表すのが得意です。話術に優れ、物事を印象的に説明するのが上手です」
 
大体いい感じに表現してくれていますが、実はこの特性の並びがすべて一致するのは3300万人に1人の確立だそうです。つまり、日本人でこの並び順になる人は私以外に3人くらいしかいないような低い確率だそうです。
 
しかも、この並びには優劣はなく、そもそも自分自身の特性であり、それを理解して人生を生きていくことこそが大事だということを推奨しているようです。
 
また、私の場合、ギャラップ社認定ストレングスコーチの方にもお時間をいただき、この結果について解説をいただきました。
 
その方曰く、この強みには良い部分と悪い部分があり、悪い部分もあるから良い部分が発揮できているのであり、悪い部分を消し去ることはできなくても、何が悪い部分か理解しておくことで役に立つとのことでした。
 
例えば、私の特性である5つの項目のそれぞれ悪い部分は、「最上志向=こだわりが強く満足することがない」「活発性=考える前に行動する」「未来志向=空想にふけっている」「公平性=関係性や結果よりも規則を重視する」「コミュニケーション=ぺらぺらとしゃべりすぎる」などです。
 
良い部分だけではなく、悪い部分も聞くと、納得感が倍増します。
 
このような自分自身の特性の光と影の部分を知っておくことで、自分を戒めながらも強みを生かすキャリアを歩んでいけるのではないかと思いました。
 
皆さんも一度受けてみてはいかがでしょうか?
 
★人材コンサルタント専門エージェントへの相談はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?