大河ドラマ「光る君へ」にハマり、越前で紫式部巡りしてきた。
大河ドラマ「光る君へ」にすっかりハマってしまいました。
私自身、大河ドラマはすぐに挫折してしまうし、古典に詳しいわけでもない。紫式部のことは源氏物語の作者でしょ?くらい。源氏物語も読んだことがなくて、光源氏がモテていた話だなっていう認識だった。
そんな私が、「光る君へ」に夢中になっている。
ドラマを見るだけでは物足りない。
紫式部が過ごした地を訪れて、光る君へも、紫式部のことももっと知りたい!ということで、紫式部の聖地を巡ると、決めた。
紫式部といえば、京都のイメージがあったけれど、父親の赴任先の越前で暮らしていた時期もあった。
越前市は、紫式部が、唯一都を離れて暮らした地と言われている。
そんな場所を訪れて、紫式部のことや紫式部式部が暮らしたまちを知っていけたらなって。
福井県にある越前市へ行ってきた。
(今回は大河ドラマ館の感想で、次の記事で紫式部公園を訪れた話を書く予定です)
𓂃 𓈒𓏸
大河ドラマ館へ入ると、パネルが出迎えてくれた。
近くにいたスタッフの方が写真を撮りましょうかって声をかけてくれて、パネルの前で写真を撮ってもらった。心遣いに感謝です。
「光る君へ」の越前のパートでは、まひろ(紫式部)が宋の国に憧れていて、そんな憧れの国の宋人・周明と出会う。憧れの宋人と、仲を深めていくけれど、失望を味わうことになる。周明との別れが悲しくもあり、でもその経験で新たな決断をし確実に成長していく。
大河ドラマ館で放映されていたインタビューで、
紫式部を演じた吉高由里子さんが、紫式部が過ごした越前での日々を夏休みの1ヶ月と、話されていたのが印象的だった。
小学生のとき、1ヶ月は長く感じるもので、夏休みの期間だけでもたくさんの体験をしてすくすく育っていく。
そんな小学生のように、紫式部も短期間の越前での暮らしで、期待し失望し大きな学びを得て成長したんだと思う。源氏物語の執筆へ向かうような原動力となるような。
𓂃 𓈒𓏸
舞台裏を知ることが好き。ドラマやライブのメーキングを見て、どんな風に作品が作られているのかを知るのがワクワクする。一度は何も知識のない状態で作品を楽しんで、その後にメーキングを見て、作品を作る過程や役者や衣装など制作にかかわる人の想いなど...細部まで知りたい。
1度目では見逃していたところを、注目してもう1度見てみようってなる。制作サイドのことを知ると、より深く作品が味わえるような気がする。
大河ドラマ館には、家や、衣装、書体...様々な設定の資料が展示されていた。
こんなに細部までこだわってつくられていたのかって、たくさんの発見があった。
和歌をやりとりする場面が多くて、達筆だなと見ていた。書道のプロが美しい字を披露しているのだと思いきや、実際の紫式部や藤原道長の字を再現するように心がけていたみたい。その人物に合った字に近づけるって、こだわってつくられているんだなと感じた。
役者さんの思いや、制作の細かい設定...色んなことを知っていく時間が、楽しくてしかたがない。
大河ドラマ館で、「光る君へ」をより深く、味わえるような体験をした。最新話まで見ているけど、もう一度見返したくなった。
越前に行って、大河ドラマ館を訪れてよかった。
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