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もがいても無理だったら休む。そしたらまたやろうって思えるときが来るから。
思うようにいかない。
突然調子を崩してできなくなることがある。
書きたいと心では思ってるのに、なんで書けないんだろう。できないときがいちばん苦しい。
そんなときに思い出したいのは、魔女の宅急便。
先週の金曜ロードショーで魔女の宅急便を観たときに、これは心に刻まなくてはというシーンに出会った。
空を飛ぶことが取り柄だったキキが、突然飛べなくなった。
そんなキキに画家のお姉さんが伝えた言葉。
ジタバタしたら描くしかない。描いて描いて描き続ける。
それでもかけなかったら?
何もしない。散歩したり、景色を見たり、昼寝したりする。そしたら、描きたくなるときがくるから。
ある日好きだな得意だなと思うことができなくなるときがある。キキが魔法を使えなくなったように、画家のお姉さんも描けなくなったように。
苦しくてもやってみようとする。やってみてやっぱりできないと思ったら、休んでみる。
立ち止まるときが大きな気づきをもたらしてくれるときだから。
画家のお姉さんが描けなくなったのは、どこかで見たことあるなって絵を描いてると気づいたからだった。
気づきがあってから、自分の絵を描かなくちゃって気持ちを奮い立たせ、絵を描くことがどういうことか分かるようになった。
画家のお姉さんの言葉に、キキが魔法って何だろう気づきがあったように、私も気づきがあった。
キキは魔法のことで、画家のお姉さんは描くことに向き合うように、私は書くことに向き合っている。
キキや画家のお姉さんのように得意なことだからやっていることではない。
でも、書くことが好きで、書くことで自分が自分でいられるような気がするから書きたい。
最近は書けない日が続いた。
読んでくれる人が増えるたび、もっといいものを書きたいし投稿を楽しみに思ってもらいたいって欲が出てきたから。
色んな人の書いたのを読むと、自分のは下手くそだって落ち込んだ。
承認欲求と、実力の差に落胆する気持ちで、
書けなくなっていった。
しばらくは下書きにとりあえず書いてみるを続けたけど、うまく書けなくて書くことをやめた。
書けなくなったけど、また書きたくなった。
書けなくなってもジタバタしながらもがいて、それでもダメだったら休む。
完全に書くことをやめずに、続けようと思える。
書くことが好きなことで、夢中になれることでもあるから。
これから苦しくなるときがあっても、キキと画家のお姉さんを思い出したい。
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