あなたはあなたのやるべき事をやれば良い。外野の声は関係ない。

セラピストの仕事をしていると、多方面の人から多くのアドバイスを受けることがあります。

それは自分のためになることから、気に障るような理不尽なものまで多岐に渡ると推察できます。

自分を成長させてくれるようなアドバイスであれば良いのですが、いつもそうとは限りません。

特に批判的な内容のもの程、考え方や行動に迷いを生じさせてしまう原因になりかねません。

この迷いは考え方や行動の質を低下させてしまいます。

そして、結果として患者さんに不利益をもたらしてしまう可能性が高くなります。

ただ、もちろん批判的なアドバイスを聞き入れない姿勢は誤りです。

批判的なアドバイスだからこそ見えてくる、自分を成長させてくれるポイントはたくさんあるものです。

だからこそ必要なことは、常に信念を持って仕事に打ち込むことです。

仕事に対する自分なりの揺るぎない信念を持つことで、批判的なアドバイスも間口を広くして聞き入れることができるものです。

しかし時に、余りにも的外れで理不尽な批判に晒されることもあります。

そんな時こそ揺るぎない信念を持って、あなたの信念に従って行動すればよいのです。

いつも他人(上司など)の言葉に踊らされていては、良いセラピストになることはできません。

深く考えていない外野の声などに惑わされてダメなのです。

取り入れる部分と、聞き流す部分の取捨選択を上手くできるようになることを目指しましょう。

その繰り返しを実施することで、あなたは少しずつセラピストとしても、人間的にも成長することができると思います。


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