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おめかし

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おしゃれやおめかしの悲喜こもごもをのぞかせていただいてます。
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#ファッション

春だ!お花だ!ツイリーだ🧣🌸✨

ごあいさつ こんばんは🌸 残業続きでいま帰ってきた邪念(37)です。 え? たいした残業じゃないって? でも月曜だよ……? noteではたいていファッションのことを書いていますが、きょうは『細いスカーフ』、『ツイリー』の話題です。 春は花柄の季節 さいきん、自問自答ガールズのみなさまの記事でも、ちらほら『Liberty』の布の話題をみて、とっても嬉しかった! 私、特技のひとつがお裁縫です。日々多忙で体力気力がすくなくソーイングにかけられる時間があまりないため、『ほん

2023年をともに過ごしたもの(コクトーとトリニティリング)

私にとって2023年は、カルティエのトリニティリングと共にある。 2022年が「ようやく認められた年」であった私にとって、2023年は飛躍の年にするべきだった。 目指すべきは僭越ながら、ジャン・コクトー。 「芸術のデパート」と呼ばれるほど多岐に渡って活躍しており、美術にしても、映画にしても、ファッションにしても、1900年代前半のアートに触れようとすると必ず彼の名にたどり着く。「すべての道はローマに通ず」ということわざがあるけど、「すべてのアートはコクトーに通ず」と言っ

「王道シンプル」というごまかしの利かなさに降伏

 先日、ピンストライプのジャケットとの長い格闘史について書いた記事が思いのほかたくさんの方に読んでいただけたらしい。というか、自分の記事全体のなかでも、量としては少ない方なのにファッションのことを書くと普段よりかなり閲覧していただけている不思議。  さて、ファッション記事が好まれているからではないのだが、このグレーの「OLD ENGLAND」のジャケットも1年がかりで着用頻度が増えてきた一着なのでメモっておく。なお、これはスーツでボトムがタイトでなく台形シルエットのスカート

文化的ミニマリストの年間ワードローブ20着まとめ(2022年)

既に手垢にまみれきった「ミニマリスト」という言葉を使うのが適切なのかは分からないが、私が狭い狭いワンルームで一人暮らしをしていた頃に思いつきで始めた断捨離がもう5年は続いている。 それは世間的なブームというものもあったが、常に頭の中が言葉で埋め尽くされてしまう性質を抱えていた私にとっては「身の回りにある物の総量が少ないこと」がとても心身に合っていたからのようにも思う。 最初は大物である家具やインテリアに始まり、続いて家電や日用品へと続いた。物を減らしながらできる範囲で美し

60代オススメファッション/ワンピースは夏にバッチリ💖

この夏、ここ最近全く着たことがなかったアイテムを着ている。ワンピースだ。 シャツをそのまま長くしたタイプのワンピースは数年前あたりから注目のアイテム。 昨今の夏の暑さと来たらどうだ。もう日本は熱帯になってしまったか?と思うほどだ。そんな夏の暑さの中でタンクトップにサラッと羽織ってもサマになり、それなりにオシャレに見えて涼しい。確かに流行るのもうなずける。 で、今年のこと。私は2枚のワンピースを入手してお気に入りとして着ている。1枚は古着屋さん、もう一枚は服のレンタルサー

60代の私が「おしゃれすること」について考えた/アラカンファッションには問題山積

洋服やファッションが大好きで服飾系の専門学校で3年間洋服作りを学んだ。 随分たくさんの洋服を買ったり作って着てきた。母がお針子で小さい頃から手作りの服を作ってもらっていた。 おしゃれについて書こうとしているんだけど、この文章を書き始めてだいぶ経つのに、実は全くまとまらない。若い頃と今現在で服に関するとらえ方や状況がかなり変わっているのだ。 おしゃれはやせがまん、って言うけどそれがもう全く通用しない歳になっちゃった。体を締め付ける服は苦しくてダメ。キツキツの服を着るととにか

シャネルの似合う女になる方法を考えた

私、ジャケット1枚しか持ってないくせに凄いシャネルのファンなんです。 私がはじめてシャネルに憧れを抱いたのは、確か小2くらいのときのことでした。 そのころテレ東で海外のコレクションを紹介する「ファッション通信」っていう短い番組がやってて、幼稚園の頃から既に服オタだった私は毎週欠かさず見てました。 で、その時に番組に出てきたシャネルのパステルカラーに黒いブレードがついたツイードジャケットを見たときに衝撃を受けたんです。 私も女子小学生のご多分に漏れずパステルカラー大好きだっ

青春とお洒落と古着

『オリーブOlive』という雑誌を中高生の頃から愛読していた。 青春時代のお洒落バイブルだった。 そして田舎の純朴なオリーブ少女だった私は東京を目指した。 上京当時はフレンチカジュアル勢力が強く、アニエスベーのスナップボタンがいっぱい付いてる黒のスウェットカーディガンにボーダーTシャツ、ベレー帽というコーデが定番スタイルだった。 美大だったせいか校内には、実習で汚れてもいいように頭にタオルを巻いたつなぎ服のガテン系、パンクロックな人(モヒカン頭にガーゼシャツ着て頬に安全ピン

洋 服 が く れ た 魔 法 .*・゚

表紙を飾る女性に、目を奪われました。 つばが顔の倍ほどに広い女優帽、 厚縁のウェリントン型メガネ、 ストールもジャケットも全て 品のある黒で統一されています。 一層際立つ白い肌に さっと引かれた真紅のルージュ。 アイラインでキリリと縁取られた瞼の奥には ペルシャ猫のような淡いブルーの瞳です。 大粒の耳飾りと胸元のブローチ、 バングルに指輪、 アクセサリのゴールドがリンクして 一層エレガントな雰囲気。 * 女性は、 七十に手が届くといった年齢でしょうか。 白い肌には

【全国のOLの方々へ】日々のモチベを上げる靴がこちらになります

みなさま、こんにちは。 いつもnoteお読みいただきありがとうございます。最近関東でも雪がちらほら☃️ 寒さが続く中で、アパレル業界は春物一色で華やかなムード。 今回は春コーデの程よいスパイスとなってくれる、PremiumLineの【ちょうど良い】辛めアイテムたちをご紹介。 ■履くだけで垢抜け感!ダブルモンクこちら↓の記事でもご好評だったアイテム。 どこから見ても綺麗なラインはデザイナーの細かなこだわりがあってこそ。 光をキャッチしてより艶やかに見せてくれるように細かく設

全方位的バランス美のピーコート

 3年越しに念願の、完璧なシルエットのピーコートを手に入れることができた。それこそ3年ほど前に突如、アメリカン・トラッドに目覚め、叶うならばそれが着こなせるシンプルな人間になりたいと思った。つまりは、流行に左右されずひとつの型として定着するほどにシンプルを極めた服装。何度もいうけれど、これが似合うのはボディありきとも思う。だから、そこまでを含めた理想なのだろう。シンプルな服を着て映えるのは無駄のない身体だから。現状まだまだ叶わない。  ファッションが自己表現だとすると、自分

2021年 買ってよかったファッションアイテムBEST5

これが今年最後の記事になりそうです。 今年の物欲を振り返って、自分を諫める意味でもこれは年内に書いておきたいなーと思いまして。 それでは、今年の戦利品を振り返っていきます。 5位 BarbourのBEDALE単独記事はこちら。 これに関しては、今後の期待値も込めての5位というか。 合わせやすいし気に入ってるんですけど、まだ買って日がなくてあまり着れてないんですよ。 今後バチバチに着倒してやろうと思ってます。 4位 UNIQLOのペグトップハイライズジーンズ(レディス

循環するファッションを考える

*カバー写真は2017年、ブルックリンミュージアムで行われた”GeorgiaO’keeffe Living Modearn”にて筆者撮影。メンテナンスしながら大事に着られていた事がわかるブラウス。 困った着物に呆然とする 私は途方に暮れた。箪笥に詰まった母親の着物を見た時に…。 かつて着付けを習い、歳を取ったら着物で過ごすのだ!という野望は五十肩により帯が結べなくなり挫折した。何よりこの着物は私のサイズではない。(母親は小柄だった) 例え帯が結べたとしても着られないのだ。

素敵なコートに出会った話

服が好きだ。 初めてnoteを書いてみるが、その初めては大好きな服のことにしたい。 9月になり、秋がちらりと顔を見せた途端わたしの中の秋服を買いたい欲が爆発し、散財に散財を重ねているのである。 まず手始めにコートを2着も買ってしまった。 9月の初めに古着屋さんを巡り、自分に合うコートを目指して試着を繰り返した。 そうして出会った運命のコート。 憧れのバーバリーのステンカラーコート。 玉虫色の光沢があってとっても美しい。 とても状態が良く、正直予算オーバーだったがその美