【国立小学校・専願受験】に取り組んだ共働き家庭のおはなし

共働き家庭が全力で挑んだ国立小学校の本番までの1年間。 最終的に2校からご縁をいただき…

【国立小学校・専願受験】に取り組んだ共働き家庭のおはなし

共働き家庭が全力で挑んだ国立小学校の本番までの1年間。 最終的に2校からご縁をいただきました。 我が家の取り組みが2025年度以降のみなさまの何かお役に立てたらと思い、振り返りを綴っていくことにしました。

最近の記事

国立小学校へ入学!

早く入試に向けての情報をお伝えせねばと思いながら、卒園に入学に、ドタバタしてしまいあっという間に2ヶ月がすぎてしまいました。 受験生のみなさまはまもなくゴールデンウィーク、だんだんとギアを上げ始める頃でしょうか。 我が家は今週入学式を迎えました。 合格できるなんて思いもしなかった学校の制服に袖を通した姿をみると感慨深い思いでいっぱいです。 早速保護者の出番の多さの洗礼を受けていますが、こども自身は楽しく通い始めて一安心。。。せっかくご縁をいただいた学校。充実の小学生生活を

    • なに着てく?お受験教室の保護者のスタイル

      有名幼稚園の前や幼児教室の前を通るとネイビーの集団を見かけること、ありませんか? 小学校受験界で保護者のスタイルといえば、ネイビー一択! 黒でもなく、グレーでもなく、例外なくみなさんネイビーのものをお召しになられています。 国立小学校の年長クラスがスタートする時、こどもを連れて行くことと同じくらいに緊張したのがこの装い問題。 私はフルタイム勤務で働いていますが、スーツなどを着なくてもよい職業で、それこそスーツなんて100年前に着たきりというくらいスーツを持ってすらいない状

      • どんなことをやるの?国立小学校受験の試験内容

        そもそも国立小学校受験の試験はどんなものかというと、以下のような内容で行われます。 ここに挙げた内容全てが行われるわけではなく、学校によって出題される項目は違います。 例えば、お茶の水女子大学附属小学校と東京学芸大学附属竹早小学校にはペーパーテストがありません。 我が家の場合は学世田を目標にスタートしたので、ペーパー、口頭試問から取り組みました。 学校ごとの傾向はまた別途書きたいと思いますが、一般的な内容は以下のようなものになります。 ペーパーテストほとんどの国立小学

        • 国立小学校受験の模試について

          中学受験と違って実力を測るのが難しい小学校受験において、模試は重要な予行演習です。 模試をどのように受けるか迷っていたところ、幼児教室の先生からタイミングや回数についてアドバイスをいただきましたのでご紹介します。 模試を受けるはいつがおすすめ? 国立小学校専願の場合は 偶数月に受験することをおすすめします、とのことでした。 幼児教室に通い始めて3ヶ月の4月、ゴールデンウィーク明けて6月、夏休みを経ての8月、本番直前の10月、といった感じです。 秋の直前模試までは、志望

          保護者説明会に行ってきました

          受験の振り返りの途中ですが。 12月に全ての試験が終わり、こどもと相談してこどもが望んだ学校に行くことに決めました。 合格するとほどなくして保護者説明会があります。 受験の時に緊張しながら訪れた学校。 講堂や通路、階段。校内を歩きながら、ほんとに合格したんだなーと不思議な気持ちで会場へ。 この場にいらっしゃる皆様がPTAなどでご一緒する方々なのかと思うとドキドキします。 (ほとんどの保護者の方が紺のスーツです!!!カジュアルな方は一人もいませんでした) 説明会では、入

          どうしてる?自宅での取り組み

          国立小学校受験のレギュラークラスに通いはじめ、教室で行ったペーパーの復習の冊子、自宅学習用の冊子をいただくようになり、我が家は朝食前の30分をそれらのペーパーに取り組む勉強時間に決めました。 ペーパーに取り組む習慣のなかった最初の頃は3~4枚でギブアップ。 なかなか習慣化するのがむずかしく、一進一退の日々がつづきました。 年中さんから受験勉強をスタートしている私立小学校受験組はなんと1日あたり30枚もこなしているという話も聞くなか、我が家、、ちっとも枚数が増えず。 中学校

          絶対に身につけよう!すてきなご挨拶

          ペーパー、行動観察、口頭試問など、志望校に合わせた対策はとても重要ですが、 つまるところ、ペーパーがどれだけ正解しようがクマ歩きがどれだけ速かろうが、何なら一番大事と言っても過言ではないのは「挨拶」だと思います。 (試験本番を経験して、なおさらそう思いました。絶対に合否を左右したと思います。) ブラックボックスと言われる国立の試験の中で、一番わかりやすい評価の「挨拶」。 大きな声で目を見て元気に挨拶するという初動次第で、試験官の先生方に良い印象を残すことができます。 逆に声

          幼児教室の年長クラスのはじまり

          2023年。年が明けるとすぐに、年末になんとか席を確保した幼児教室の年長クラスがスタートしました。 レッスンは1時間、 最初は過去問などではなく、国立向けの難易度低めのお教室独自のプリントを7~8枚取り組むところからはじまりました。 プリントの内容ははじめのほうは「比較」「図形の基本」「位置」など毎回単元が決まっているようでした。 これまで家庭学習もなし。ほんとうにまっさらな状態での参加なので、どの程度できるものか全く検討もつきませんでしたが、質問の意味が理解できていない

          東京の国立小学校

          東京在住だと、どこの国立小学校が受験できるのか? そもそも受験を意識していない方はどんな学校があるかも実は知らないかもしれません。 誰もが知っている学校というと、 ・筑波大学附属小学校 ・お茶の水女子大学附属小学校 あたりでしょうか。 我が家の場合は、東京学芸大学附属世田谷小学校を早いうちに第一志望にしてそこ一本で考えていたので、他の学校のことはあまり調べておらずでした。 のちに他も受験することにしたので、大慌てで調べることになりましたが。 東京にある国立小学校は以下で

          家庭学習?塾? 国立小学校 専願受験の塾選び② ついに決定!!

          さて、話を『家庭学習か?はたまた塾に通うか?』に戻します。 まわりの様子を見て、家庭学習のみには不安を感じた我が家。 そこでどんな塾・幼児教室があるのか調べることにしました。 国立小学校に強い塾・幼児教室は以下のあたりでしょうか。 わかぎり21 言わずもがな、小学校受験を考えている人は知っているであろう幼児教室。都内6校の合格者の約半数がわかぎりの生徒と合格率もダントツ。 しながわ・目黒こどもスクール ITを駆使した注目の新興スクール。豊富な情報量で急激に合格者を増や

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          家庭学習?塾? 国立小学校 専願受験の塾選び② ついに決…

          幼児期の習いごと

          受験に向けての塾のお話の途中ですが、幼児期にどんなことをやっていたかご紹介したいと思います。 幼児期は受験を考えていませんでしたのでもちろん受験用の塾は全く考えも及びませんでしたが、なにか知育的なものには通わせたいと思い「ベビーパーク」に2歳から通いました。 はじめは2歳になりたてで名前を言うのもたどたどしかったですが、本人の好奇心旺盛な性格が合ったのか興味を持ってレッスンに取り組んでいる様子でした。 担当の先生も運良くすごく良い先生に当たり、こどもたちを盛り上げるのが上

          家庭学習?塾? 国立小学校 専願受験の塾選び①

          なので、その当てにならないことにどれだけ課金できるか、、、の話なのです。 もともと私立と併願されている方は年中さんくらいから塾に行く方が多いようなので悩むこともないと思うのですが、国立しか受験しない場合はどうしたものか。。 我が家の場合、小学校受験のことをぼんやり考え始めたころ、知人の娘が12月に急に中学受験することに決めて(2月が受験本番なのに!)、都立中学一本に絞ってYoutubeで傾向やコツを掴みたった1ヶ月ちょっとで家庭学習のみで見事合格を手にしました。 それを真

          家庭学習?塾? 国立小学校 専願受験の塾選び①

          まずは情報収集。学校のことを知ろう

          受験本番まであと1年。 彼を知り、己を知れば百戦危うからず。 まずは学校のことを知ることからスタートしました。 親が学校の特徴を把握して、その上で試験の傾向を知ることが大事だと思ったからです。 幸い、東京学芸大学附属世田谷小学校には、「ダンシング掃除」や「MC教師」などのユニークな指導の数々で子供たちの「やる気」を引き出すカリスマ教師ぬまっち先生(沼田晶弘先生)という有名な先生がいます。 執筆された著書もあり、まずはそこから読んでみることに。 新しい教育指導の実験校であ

          身のまわりの受験事情

          さて、目黒区に引っ越してきて新たな環境になり、パパ友ママ友の様相もすっかり変わりました。 以前の住まいのママ友はみんな金融系や外資系などのキャリア。 保育園に送ってきている時の格好もスーツやビジネスカジュアルの人が多めだったけど、新たな保育園のパパママの職業は、アパレル系やスタイリスト、カメラマンなどフリーランス系・業界系の人が多く、みんな接しやすくてすぐに輪の中に入れてくれ、親子共に新しい生活が楽しくスタートしました。 さっそく親同士の交流がはじまり、お互いの家を行き来し

          すべては受験本番から1年半前にはじまった

          息子5歳。 特になんの疑問もなく近くの小学校に行くものだと思っていました。 まわりのお友達とそれとなく進学の会話になっても、受験のことを考えていてもいなくても特に小学校の受験をするなんて話は出ず。 それもそうだと思う。なぜならその当時住んでいた地域には有名難関私立大学の附属小学校があり、もし受験なんて考えていたら保育園というより御三家の幼稚園はじめお受験幼稚園に行くわけで、小学校受験なんてそんな世界もあるのだなくらいに遠い世界の話に感じていました。 私立小学校受験は無し!と