福井旅行記 −地酒と肴−
ゴールデンウィーク突入とともに福井県へ行ってきました。今回のテーマは「食」。
京都から車で鯖街道（R367）を北上し近江今津〜敦賀〜福井市というルートで行ってきました。
まずは敦賀の岡山のヨーロッパ軒からスタート。
■ヨーロッパ軒（福井県敦賀市）
言わずと知れたソースカツ丼の有名店。お昼過ぎに行ったのですが結構な人混み。しかも今は14:00で昼休憩に入るので昼時のラストに入店。
ノーマルのソースカツ丼はトンカツなのですが、トンカツ、ミンチカツ、エビフライのデラックス丼をオーダー。色々楽しめる上、美味しかったです。細かめのパン粉の衣がソースにくぐらせてあって、ソース味とジューシーさがマッチして良い。
パートナーさんはトンカツにデミグラスソースをかけたスカロップというメニューを頼んでいました。大判のトンカツでボリュームもしっかり。
■錦輝（福井市）
温泉を経由して福井市役所西のホテルへチェックイン。今回の旅の最大の目的地であり、パートナーさんが数年前に訪れて日本酒を好きになったというお店です。このお店で福井の地酒と肴を堪能しました。
まずはオススメされていた
・白龍（福井県吉田郡永平寺町）
・越前岬（福井県吉田郡永平寺町）
を選択。色々飲み比べしたかったので半合からオーダー出来るのもありがたいです。しっかりこぼしてくれました。
パートナーさんオススメの塩うにをオーダー。福井のウニを塩漬けにしたうにの塩辛のようなもの。こってりとした濃厚な磯の風味にお酒か進む。
この季節、サクラマス（exヤマメはサクラマスの河川残留型）が食べられるということでサクラマスのお刺身もオーダー。九頭竜川のものということで福井の川の幸も頂きます。
うるか（鮎の内臓の塩辛）もオーダー。こちらも九頭竜川の鮎を使ったもので白子のみを用いる白うるかでした。酒がすすむ。
お酒がすぐ足りなくなってしまうので、次は飲み比べセットをオーダー。常時30種類ほどの福井県の地酒が置いてあり、そのレギュラーメニューから3種類をチョイスするシステム。
・梵 ときしらず（福井県鯖江市）
・北の庄（福井県福井市）
・常山（福井県福井市）
それぞれが個性があって美味しい。私とパートナーさんは常山がヒット。
忘れちゃいけないへしこさん。鯖を塩漬けして糠漬けにしたものでこちらも福井名物です。
こちらも酒の肴として抜群。
好きなんですよ、花らっきょう。以外にも小粒のらっきょうも福井の地のもの。錦輝さん自家製の3年ものらしいです。
隠し酒を伺ったらオススメされたので白龍と常山の別ver.をオーダー。このころには結構出来上がってました。今回の旅の最大の発見はこの常山です。
・白龍（福井県吉田郡永平寺町）
・常山（福井県福井市）
〆にもアテにもなるわかめおにぎり（塩うに入り）を頂きながら幸せを感じていました。
これにて福井の夜は終了。
■みやごう酒店（福井県福井市）
お土産用の地酒を買いたく、調べていたら見つけた街の酒屋さん。でも中には福井中の地酒が置いてあるパラダイス。迷います。
色々迷ったけど昨日の錦輝さんで見たネームを選択。
・常山 純米吟醸 直汲生（福井県福井市）
・黒龍 吟醸 いっちょらい（福井県吉田郡永平寺町）
・白岳仙 真紅（福井県福井市）
・花垣 本醸造生貯蔵酒（福井県大野市）
■越前蟹の坊（福井県坂井市三国港）
旅の〆は越前蟹の坊さん。明治創業の望洋楼という旅館が直営する飲食店だそうです。
古民家を改装したような2階建のお店。中はとっても清潔感があってキレイでした。
ここに来るまで福井で甘海老か取れることを知らなかったのですが、三国港で上がった甘海老とガサエビを使用したエビフライと唐揚げです。タルタルソースには花らっきょうが使用されています。
なんとなくで頼んだのですが、海老の甘いこと。凄い、と驚いていたらもっと凄いのが来ました。
特製の醤油と出汁にくぐらせた甘海老がたくさん乗ってる丼です。口に含むと甘くて美味しくて堪らない。フライも唐揚げも美味しいのですが序章に過ぎず。自動車の運転があったのでお酒が飲めないことが残念でした。でもしっかり堪能。
あまりしっかりと福井県を見つめたことが無かったのですが、今回の旅でポテンシャルの高さを見せつけられました。
また行くよ、福井県。
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