どっち?というニュースアプリサービスについて考える。
「どっち?みんなの意見がわかるニュース」というサービスに関して個人的な思いを書いてみたいと思います。ニュースアプリは正直いうと一時の群雄割拠のピーク時を超えて落ち着いている印象が強い。ヤフーニュースが知名度を武器に結果的にはトップシェアを握っており、キュレーションとなるSmartNewsやコメント機能で名目上は経済分野に力を入れているNewsPicks、あとはそれぞれ各社が配信する形となっている。そこに新たなサービスとして登場したのが「どっち?」である。
前半ではサービスの紹介、後半では個人的な感想と課題について勝手に分析してみました。
ちなみにこのサービスは公式の案内に沿って案内すると下記のようなサービスと紹介されている。
「社会問題や政治に関わる人が少ない日本。そこに気付いた日から報道の道に区切りをつけ、社会問題を自分事に捉え、行動するのが当たり前の社会を作りたい、そう思うようになりました。
みんな日本人は無関心だというけど、自分はあまり納得できなかった。だって話を聞くとみんなちゃんと共感してくれるし、何とかしないといけないと思ってる人がたくさんいる。
結局のところ、多くの人は無関心なのじゃなくて、自分の意見を持つ事ができない状態だと思うんです。
それは無関心というより「未認知」なんじゃないかな。無関心と切り捨てるのじゃなくて、どうすればみんなが意見を持って、その先の行動に結び付けられるかを考えたい。」
公式Facebookは下記となっております。
ダウンロードは下記より
このサービスの強みはコメントだけでなく、「賛成」「反対」「その他」にいう形で自分を意見を明確化できる点である。もちろん「賛成」「反対」の2択で全ての問題を語れるわけではない。しかし、あえて2択で考えることにより賛成派反対派のそれぞれの視点に立ち、意見を述べられる知ることができるメリットがあると思う。つまりは考えてアウトプットすること、明確化した視点の意見をインプットができる。
現在は試行錯誤の段階ではあるが、ニュースは1日10件のニュースに絞っている。これは重要。多すぎても少なすぎてもいけない。コメントという場に議論の要素を持たせるならばこのニュース数を絞ることは大切である。NewsPicksやTwitterのように自分の好き嫌いで取捨選択をするならば別に数にこだわりは必要ない。しかし、議論の要素を今後持たせるならば配信する議論するニュースの質を担保することが重要だと思う。
ただ、課題はアプリにしか現状対応していない点と議論の要素がないので中毒性がない。あえてアプリにアクセスする理由をどう作るのか否か。そこが課題だろう。例えば注目を集めることやユーザーに何かメリットがあるのか?と考えると正直少ない。そこが大きな課題だろう。
個人的には「rough」名義にてコメントをおこなっておりますので、ご利用される際にはフォローいただければ幸いです。
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