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紙媒体の衰退は止まらない?

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様々な分野において電子化が進んでいる中で、紙媒体が当然ながら衰退している。特に新聞や雑誌は厳しい状況が続いているが、雑誌であれば数年前から廃刊が相次ぎ電子版のみを継続している場合もある。また、付録という形でメインが雑誌なのか付録なのかわからないものも存在はしているが、生き残りをかけて試行錯誤をしている姿はみえている。その一方で新聞に関しては正直雑誌よりも対応が後手後手に回っており、周回遅れの状況は否めない。

もちろん、我々がネットニュースで閲覧しているものも新聞社が出している事がかなり多いが、大抵は無料のものを読んでいるのではないか。新聞自体の電子版については日経新聞がいち早く電子版を進めてきた結果が間違いなく出ているが、日経以外はかなり厳しい。新聞の電子版対応の遅れが結果的に新聞離れそのものを起こってしまったのではないだろうか。新聞の文字数だけでいえば価格以上の価値はあるかもしれないが、内容がつまらない、ネット時代において速報性が乏しい、どこまでが真実であるのか不明瞭という点からも現状では衰退は当然の結果なのではないか。

日経新聞はそうゆう意味では紙と電子の共存と購読者の維持をうまくやっていると思う。また、雑誌において例えばマンガも集英社のジャンプは上手く紙媒体から電子版への移行と共存により購読者の維持を競合他社と比較しても出来ている。このような点からも紙媒体と電子版を比較して優劣をつけるのではなく、柔軟に移行と共存をしつつ、購読者を広い範囲で維持と獲得していく姿勢を見せたものが成功しているのではないかと思う。個人的には完全に電子版へ移行し、紙媒体でしか販売されていないものはよほどの魅力がなければ購入しない。つまりは電子版であれば購入しているが、紙媒体である事が理由で購入を見送る層が存在しているという事を踏まえた対応が早急に求められているのではないかと思う。

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