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【夢の対決】 ガンダム対ヤマト

さて、私がnoteを始めて早1週間あまり経ちました。
いちおう小まめに気になるタグの記事などを拝見させて頂いておりますが、意外な人がガンダムとかに触れているのも面白いですね。

今年50を迎えた私も小学生の頃からのガンダマーを自認しておりますが、社会現象となったガンプラ買うため学校が休みの時は当然の如く深夜のプラモ屋に並んでいました。


しかし実は、それ以上に私は宇宙戦艦ヤマトが大好きのヤマティストな訳です。


元来、機動戦士ガンダムは宇宙戦艦ヤマトを轟沈させるため、皆殺しの富野監督が世に送り出した作品で、ヤマトとは水と日清オイリオです。

それはそれで別に良いのですが、当時一部の小中学生ガンダマーは富野のヤローと一緒になってヤマトを敵視しバカにしてきた訳です。


やれリアリティがないだの。
やれ御都合主義だの。
やれシャアならヤマトの攻撃なんて当たらない、あっという間に3倍の速度で接近して沈没させる、偉い人にはそれが分からんのですよだの。


前者二つは良いです、確かにあんまりリアリティないし御都合主義は事実です、そんなのヤマティストは自覚してます。

しかし三つ目はヤマティストとして許しません。
はっきり言ってガンダマー、ヤマト舐めてます。


はぁ?ヤマトの攻撃が当たらないぃ?!


もう激おこですよ。


テレビシリーズ第2話「号砲一発!!宇宙戦艦ヤマト始動!!」では距離10万km、対地相対速度2000km/secで飛翔するガミラス高速空母を捕捉追尾、主砲による一撃でド真ん中を貫き、燃えるロマンで粉砕していました。

ちなみに10万kmというのは地球の直径7.5倍、1stガンダムの主たる舞台である地球ー月間の距離25%を網羅します。

また秒速2000kmというのは北海道の知床岬から、鹿児島の種子島宇宙センターまで1秒という速度なります。


一方ガンダムなどMSの性能を考察すると、1年戦争当時では単機で地球の重力圏を離脱する事が不可能なので、最大限に見積もっても速度は第一宇宙速度以下という事になります。
つまりMSは11.2km/secという速度が上限な訳で、ガミラス高速空母の1/180程度にしか過ぎません。


更にヤマトは距離10万kmで運命背負い砲撃を開始していますが、この距離を11.2km/secでヤマト近傍まで接近するには3時間近くかかる計算になります。

その間、ヤマトはやりたい放題の撃ちたい砲台です。
更に言えば発砲の為のエネルギーは無限であり今飛び立ちます。


はぁぁ?ミノフスキー粒子でMSは発見されないぃぃぃ?!


もう激おこぷんぷん丸ですよ。


ミノフスキー粒子散布によるジャミングが有効なのは設定上、通常のレーダー波だけです。


翻ってヤマト世界ではタキオンによる超光速通信が実用化されています。

当然レーダーもタキオンを使った超光速センシングです。
ヤマトにミノフスキー粒子なんて意味が無く、必ずここへ帰ってきます。


更に言えばガミラス高速空母を粉砕した時なんて、10万kmの距離から沖田艦長や古代君たちがビデオパネル・チェンジで見ていたのは古式ゆかしい光学式の映像です。
地球の直径7倍以上の距離から毎秒2000kmで高速移動する空母を、アナログな光学式で完全に捉え続けていました。


ちなみに通常のレーダー波であれば、距離10万kmをアクティブセンシングすると光速度不変の法則により0.6秒もかかります。

超光速センシングにタイムラグなんてありません。


はぁぁぁ?シャアならヤマトの砲撃を避けるだあぁぁぁぁぁ?!


もう激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームですよ。


ヤマトの主砲であるショックカノンのエネルギー波は劇中を考察すると速度が光速と同等であると考えられ、距離10万kmであれば発砲から0.3秒で目標に弾着し、手を振る人に笑顔で答えます。


一方MSの場合、小説ジオニックフロントによると、パイロットの耐えうる加速度は瞬間で10Gとされています。

仮にMSのパイロットがニュータイプのピュルルイィィィンでヤマト発砲の瞬間を検知し、最大加速10Gで避けようとすると0.3秒間での移動距離は約3mになります。


前述のガミラス高速空母を砲撃した際には直径10m以上の大穴をド真ん中に開けていたので、たった3mの移動では、期待の人が俺達ならばショックカノンの有効半径内からは逃れられません。

しかも別の回ではショックカノンの直撃ではなく、射線近傍にいただけのガミラス艦が謎の力学によって崩壊していたので、ショックカノンの有効半径は推定で数十mにも達します。


さて、このままではヤマト楽勝で面白くもなんともない戦う男なので、ヤマトはMSが接近するまでの3時間、指を咥えて見ていた事にしましょう。

当然MS側は視認距離に入ったらビームライフルやガンダムハンマーなどで攻撃するでしょう。


はっきり言って、ヤマトの装甲を舐めてます。


ヤマトは恒星のプロミネンスを波動砲で撃ち抜き、その空洞内部に入り込み地球を救う使命をおびて突進していた事があります。


核融合を続ける恒星周囲のコロナは200万度にも達します。
200万度とは鉄などの金属も瞬時に蒸発、プラズマ化させる温度です。

ちなみに地球の重力に引きずり込まれ、大気圏突入で燃え尽きたクラウン@ザクの表面温度が約3000度でした。


一方ガンダム世界の最強兵器は核です。

ニュークリア・ウェポンの火球は温度が恒星コロナと同等にもなりますが、一瞬で消えます。

しかしヤマトはその温度でも数分間は無傷で耐えているので、まずガンダム世界の兵器ではヤマトにキズ一つ付ける事が出来ないと結論付けられます。


そもそも木星に行くまで片道2年もかかり命がけなガンダム世界の兵器では、その遥か彼方の冥王星軌道から大破もしてるのに3週間で帰ってくる沖田艦にすら手も足も出ないでしょう。


地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗りますが、再度私も言いたい。


ヤマト舐めんなよ!


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