村上春樹ノーベル文学賞受賞なるか?
ロッシーです。
今日10月8日、ノーベル文学賞の受賞者が発表されるとのことです。
例年どおり、村上春樹が受賞するかどうか注目されるんでしょうね。
私も彼の小説は好きなので(とはいっても、いわゆる「ハルキスト」というほどのレベルではありません)受賞するのかどうか楽しみです。
別にノーベル文学賞を受賞してもしなくても、彼の小説の価値は変わりません。だから別にどっちでもいいといえばいいのですが、受賞をきっかけとして、もっと沢山の人が彼の小説を読むようになれば、それはとても良いことだなと思います。
なぜ村上春樹の小説が好きなのか?と聞かれたら、その理由を説明するのは難しいです。
彼の小説は、正直言ってよく分からないんですよ。
でも、よく分からないのにもかかわらず、面白いんですよね。
図で表すとこんな感じでしょうか。↓↓↓
分かりやすくて面白い小説というのは沢山あります。
でも、分かりにくくて面白い小説というのはなかなかありません。
もちろん、「分かりにくい」と一言でいっても、そこにはいろんな種類の分かりにくさがあります。
大まかに分けると、
・形式面(例:読みにくい。表現が難しすぎる。)
・実質面(例:話が複雑。意味が良く分からない。)
になるのかなと。
村上春樹小説の表現はとても読みやすく、形式面は当てはまらないと思うので、やはり実質面ですね。
書いてある内容はよく理解できない ⇒ でもなぜか面白いからまた読む ⇒ でもやっぱり理解できない ⇒ でもなぜか面白いからまた読む・・・これの繰り返しなんですよね。
こういう小説を書けるというのはすごいことだと思います。
私も井戸の底でじっとしていればそういう文章が書けるようになるのかもしれませんが、たぶん無理でしょうね。
やれやれ。
Thank you for reading!
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