見出し画像

自分が見えなくなったら

明けましておめでとうございます。

今年は新年早々に震災や事故があって、
何もない平凡が、いかに持続困難であるかを
思い知らされる始まりとなりました。

1日でも、一瞬でも幸せだと思える瞬間が
全ての人に訪れることを願っています。


魔の2年


この前ふとX (旧Twitter )で

”この方は魔の2年が訪れる”


有名人を占われたつぶやきを拝見しました。


まず、私は占いは好きです。
この方を批判・肯定という
内容ではありません。


たまにYoutubeで
タロット占いも視聴しますし、
雑誌の占いページや無料サイトなんかも
好きで見ている方です。


ですがいつも忘れている。。
いいことも悪いことも。
毎回一喜一憂しているけれど、
次の日にはもう内容が思い出せない。。


話を戻します。

先ほどの”魔の2年”

自分だったら知りたいなぁ、
というのが本音です。

これは賛否ありそうですが、
あくまでも、私は知りたい側。


実際、悩みの種は尽きないし、
普段前向きな自分が沈んでいると
もう不安で不安で。パニックで。

でもそんな時に
”今は魔の○○”だ
と知れれば無駄に足掻かないかもしれない。


対策が分かっているなら教えて欲しい。
(有料占いはありますよね)

いつの時代も占いというのは
だからこそ重宝されているのですね。


娯楽として捉えるのか
人生の舵を任せてしまうのかで
もちろん大きく使い方は違うけれど、

きっと大半の人は
私のように忘れてしまったり
対策を知ってもなお、
教え通り行動出来なかったり
ただ迷っている背中を押して欲しい程度で
実際、舵取りを任せてしまうほどの人は
少ないと思う。


自分がどうなると知っていても
避けて通ることって実は難しいのかな。


人は自ら”三歩進んで二歩下がる”
を繰り返しているのでは、と
思ったりもする。


悩みを抱える人は
自分探しの途中の迷子のようで、
例えば、
こっちだよ!と教えられても
好奇心をくすぐられたり
自分の信じた道、知ってる道など
選ぶ判断は結局自分にしか出来なくて。

だったら転んでしまった時に
手を差し伸べてもらうくらいの
"手助け"が欲しいくらいで
それで十分立てるのかもしれない。


知れるなら知っておきたい。
の一択だったけど
本当の意味で人生を楽しむとなると

実際のところ避けれるかは
やっぱり分からない。


迷子


すごく落ち込んで私自身が
いわゆる人生の迷子になった時、

近くに同じように前も後ろも分からない人がいた。

その人に一生懸命
励ましても励ましても
辛さがわかってしまう分、
どうやっても共倒れ状態で
情けないやらもどかしいやら。

どんな言葉も刺さらなくて
ひたすらぐるぐる会話が続いていた。


その人は現状の自分に満足していないから
どんな励ましも効かなくて。

仕事で悩みを抱えていると聞き

「どんな状況でも毎日仕事に行っていて
相当な気持ちで頑張っているね」
と声をかけると、
「そんなことが?」
と力なく返ってきた。

「そうだよ!」なんて励ましも
苦しくなるほど
さらに追い込んでしまっているようで

元気になってほしいこちらのエゴは
もちろんただのエゴでしかなく。

でもその気持ちから、気が付いた。


その人に尋ねてみる。

「あなたより小さくて近い関係の人。
例えば子どもが社会人になったとして、

あなたと全く同じ状況で、同じ悩みを抱えている。

しっかり想像してみて。

悩んでいる相手に
”会社に行くだけで頑張っているなんて思うなよ”
って思うの?」


すると、ハッとした顔で
「思うわけない、、」
となんとも言えない顔をした。


悩んでいる時は、自分を
大きく見すぎていたり
小さく見すぎていたり
”自分”という者に自信がなかったり
満足できなくなっていて

不安が募ったり
無力だったり
悲しくて悔しくて
前も後ろも見えなくなってしまう。


けれど自分を手のひらに乗せてみて、
外から見ることができたら

そうすれば自分の理解者になれるかもしれない。

よく頑張っている、と
毎回思うことはできないけど
休憩することはできると思う。

自分を客観視してみたら
案外迷子ではなく
知っている道に出られるのでは?

または道なんて知っていなくても
レールなんて敷かれていなくても
靴を変えてみたり
綺麗に舗装された道じゃなくても
丈夫な足があれば
進むことが出来るんだ。


悩みの本質はきっと自分。

環境や周りのせいにして
苦しい思いに閉じ込められているのは
いつも自分なのだ。

私の状況は変えられる。

励ましながら、
そう自分にも言ってあげているようで
励まされた。


そうだね。丈夫な足が欲しい。

望む場所へは
休みながらも行けるんだ

そんな勇気が持てた。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?