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40代(しかも後半)での転職のリアル③

今回は面接に合格するためのリアルを書いていきたいと思います。
ん・・・まず書類選考じゃないの?と思うかもしれませんが、①にも記載しましたが、基本的には40代は「賞味期限切れ」です。それは理解しましょう。そのうえで書類選考に落ちる会社は単純に「需要」が無い正確に言えばマッチングしないということです。一方で②に書いたように、エージェントは求めていないとしても一般企業での40~50歳の需要は一定程度あります。これは10年前ではかなり少なかったところかなと思います。本気で転職しようと思うならば、「需要と供給」も考えましょう。それも戦略かなと。

自分が「体験した変化」を武器にする

面接で話すことは「志望動機」「長所短所」等ありますが、それ以外にこういったことを洗い出してみましょう。

・性格の変化
・家庭環境の変化
・人付き合いの変化
・マネジメント手法の変化
・年齢による考え方の変化

40代の転職、面接においての武器は「コミュニケーション能力」です。その中で「こういった変化から志望した」「こういった変化を感じているので御社で活躍できる」と言えることが重要です。20代、30代と違い色々なことを経験して考え方が変わるきっかけなども経験しているはずです。それを話せるようしておきたいところです。

僕の場合は実体験として子供が精神疾患(強迫性障害)を患った経験からコミュニケーションの在り方を「家庭でもビジネスでも」変えた。モチベーションマネジメントやアンガーマネジメントが出来るようになった。というのが武器になりました。20代や30代では経験をしていない家庭環境や年齢による考え方の変化は我々40代の武器です。

面接の練習は徹底的に

志望動機、長所短所、転職理由、自己PR、経験と実績、今後のキャリア、逆質問、条件、他社状況。スタンダードな面接案件はノートに答えを用意して暗記するほど面接対策をしておきましょう。色々な面接対策で書かれているのでここは端折りますが、そもそもこれが出来なければ転職できませんから。。しっかりとその中に自分の「変化」を練りこむことをお勧めします。
僕も徹底的にひとり練習をしました。
WEB面接も多い時代ですから画面の明るさ調整もして自身を若く見せるようにすることも大事ですね。

40代の面接の中で個人的にポイントになってくるのは当然志望動機も重要なのですが、「逆質問」かなと思いました。
「逆質問」は会社のHP、決算状況、社長インタビューなど情報をおさえたうえで3つは考えること。面接の雰囲気が今一つのパターンでも逆質問から点数を取り返した事が何度かありました。上場会社等であれば類似企業含めた決算を2,3年ほど目を通して数字で気になる所などをおさえておくとよいでしょう。

めちゃくちゃ不安

これが一番リアルなのですが、面接をしている段階ですとある程度「未来」に向けて動いているのであまり感じませんが、最終面接の合格をした時から「現実」に対して猛烈に不安になります。ともすれば年収も落ちている可能性もありますから。

・新しく仕事を覚えることが出来るか
・万が一即リストラとか
・収入は大丈夫か、ローンなど払っていけるか
・若い社員とやっていけるか

僕も面接を合格して、退職願を出してからストレスで4キロ痩せました。しかし、どちらかといえば行動を起こしたことには価値があるし、行動の先には間違いなく仲間がいると考えるしかないです。そして紆余曲折しましたが「頑張れるステージがあることは贅沢な事」と思います。新たなスタートまで若干時間はありますが、しっかりリフレッシュして新たな職場で挑戦していきたいと思います。

最後に、40代は1社で頑張っていればいいんだという認識を持っている方も多いかと思います。ちょうど不幸な年代と個人的に思っていますが、考え方を変える本だなと思いましたので紹介しておきますね。



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