あきら

銀行員→小売業経験。マネジメント歴15年。営業、店舗開発、商品開発ともに満遍ない知識が…

あきら

銀行員→小売業経験。マネジメント歴15年。営業、店舗開発、商品開発ともに満遍ない知識が強み。 40代で再転職しステージ変更。 経営サポートの為、フランチャイズ、トレンド、利益を上げられる手法、知識・仮説等をお届けしたいです。 趣味は数値分析を派生させた株式投資。

最近の記事

無人餃子フランチャイズ説明会に参加してみた!!

今店舗拡大中の「無人餃子販売店」。 実際加盟してみたら儲かるのか?将来性はどうなのか? 仮に儲かるならやってしまおうかなどと考えつつ説明会に参加してみました。提示されたシュミレーションと自身で考え得るシュミレーションも掲示しますね。 本部に聞きたいポイント事前まとめ①売上利益状況 ②粗利益状況 ③将来的ストーリー ④防犯状況 ⑤初期費用・契約期間 ⑥中途解約などの条件 やはり気になる本部の商売姿勢と商品ラインナップの変化、粗利をどう考えているか等。 そして今をトキメク無人

    • コンビニの売上「超絶」向上事例③【昨対140%】

      いくつか売上向上事例をあげていますが、店舗のハード面を変更することにおいて最もコストパフォーマンスが高いのが「駐車場」に絡んだ変更です。特に駐車場内回遊性、駐車場への進入性は店側からはあまり気づかなくともお客様側からは大きなストレスになっていることも多い為、想像以上の売上上昇につながることが間々あります。 1、店舗概要 上記店舗オーナー様は小売業未経験での新店開店。 初年度から日販30万円台と低空飛行、2年目も客数変わらずで鳴かず飛ばず。当然赤字で、脱サラして加盟して頂い

      有料
      200
      • コンビニの2倍おいしい競合対策

        結構前にTwitterでコンビニの競合対策はNBこそ重要である。という投稿をしました。PBが有効であると本部は言いますが「競合対策」に限って言えば圧倒的にNBが重要です。※NB=同分類、同カテゴリーという考え方を事前に持ってもらいたいです。例えばどこで買っても大差のない・・ポテトチップス(PB)はNBであるという考え方で見てもらえると助かります。 ケーススタディとともに簡単に説明します。 同類・同じものを売った時の競合店インパクトわかりやすく年賀状を例にします。どこで買って

        • 40代 無職期間に思うこと

          さて、4月に退職願を提出して有給休暇。 休み始めてから2週間は忙しかった。 久しぶりに田舎に帰り、しばらくぶりに友人たちとお酒を飲んだ。家の掃除や料理などもしてみた。 が、2週間も経てば 「何もしない期間はいいのか?」 「生きてる価値あるのか?」 「早く仕事しなきゃ・・・」 といった感情が湧き上がってきた。 暇な時間は人を不安にさせるということだが、とはいえ確実にリフレッシュは出来ている。朝のジョギング、犬との散歩、たまのサウナ、家族との時間。YouTubeなどもつい見て

        無人餃子フランチャイズ説明会に参加してみた!!

          40代(しかも後半)での転職のリアル③

          今回は面接に合格するためのリアルを書いていきたいと思います。 ん・・・まず書類選考じゃないの?と思うかもしれませんが、①にも記載しましたが、基本的には40代は「賞味期限切れ」です。それは理解しましょう。そのうえで書類選考に落ちる会社は単純に「需要」が無い。正確に言えばマッチングしないということです。一方で②に書いたように、エージェントは求めていないとしても一般企業での40~50歳の需要は一定程度あります。これは10年前ではかなり少なかったところかなと思います。本気で転職しよう

          40代(しかも後半)での転職のリアル③

          40代(しかも後半)での転職のリアル②

          転職市場に40代の需要は全然ある! 40代後半となると転職をあきらめる人が僕の会社には非常に多かった。 特にコロナ以降は業績もさることながら社員の「モチベーション」等無いに等しい状態。この状態で働いている事をリスク、時間の無駄と感じながら 「40代だから」 「10年前ならすぐ辞めていたけど」 「クビにはならんだろうから」 そんな声をやたら聞きました。 でも40代となれば人生での「時間の重要性」が圧倒的に若い頃と違うわけで。もし、一般論で年齢不安から転職をあきらめている

          40代(しかも後半)での転職のリアル②

          40代(しかも後半)での転職のリアル①

          僕のプロフィール 銀行員は入行1か月で辞表を提出。 20代でしたから、若さで転職は実に簡易にできたわけです。2社目ではいわゆるスーパーバイザーとしてお仕事をしていました。その会社はかなり閉塞的になってきたため転職。いわゆる同業他社への転職をしました。 30代でしたのでキャリアを活かせる転職でした。 さて、3社目では管理職にもなり、ある程度の年収ももらい。 しかしながらまたしても僕の苦手な「閉塞感」。 本当に苦手なんですよ、馬鹿だといわれるかもしれませんが、精神的に参ってしま

          40代(しかも後半)での転職のリアル①

          コンビニ業界に対する本音と想い

          変化対応 コンビニ業界は変化対応業と位置付けられています。本当でしょうか? 1月:仕事始めの発注戻し・恵方巻予約 2月:恵方巻の店頭販売・三寒四温対応 3月:ひな祭りケーキ・マイコンビニ化を育む発注 4月:新生活対応 5月:GW対応 6月:気温対応 7月:気温対応、夏休み対応 8月:旧盆の発注変化 9月:食欲の秋に向けた主食の対応 10月:十五夜 11月:気温低下に伴う発注変化、年末予約 12月:御用納めに向けた発注・クリスマス対応 もっと細分化すれば正月にはデザートの

          コンビニ業界に対する本音と想い

          友人

          昔の友人に電話しました。 大学の友人で、年に1回会うか会わないか。 でも親友の中の親友です。 40代の転職、不安、年収減少。今後の生活が出来るか。。 押しつぶされそうだったので連絡を取りました。これは単純な備忘録ですね。。 彼は実に優秀で、赤字会社を立て直したりしつつ何度か転職をしながら現在太陽光関連のベンチャーで働いています。 僕「ああ、久しぶり。日曜の夜に悪いな。少し話いいかな」 A「おお、全然いいよ。どうしたよ?」 僕「ほら・・転職すんじゃん俺。すげー不安だから

          コンビニ省人化(セルフレジは有効か)

          コンビニの経営において人件費上昇は大きな問題です。 最低時給の上昇もさることながら、人不足の為に時給を上げなければバイト募集も来ない状況になっていると思います。 一方その中で売上を維持向上させ経費を適正化させなければ利益も取れない現在のフランチャイズパッケージ。頭を悩ませる問題です。 本部は省人化として「セルフレジ」導入、活用において店舗のオペレーション圧縮を図ろうとしていますが果たしてどうか。ということを本日は簡単に書いていきたいと思います。 仮説として私が考えていたこ

          コンビニ省人化(セルフレジは有効か)

          「小型小売業」 スィーツの仕掛け時期

          昨年Twitterで3月3日ひな祭りはスィーツ・デザートが売れるので仕掛けましょうね。という話をしました。その後売れた!!とのDMを沢山頂きましたので本年は早めにリライト・tweetしておきます。 小売業界隈ははなかなか忙しく、2、3月は気温対応だなんだ、調理麺などの増量だなんだ「ひなまつり」でスィーツを気にする店が少ないのが現状です。しかし・・・昨年のクリスマスの検証はしましたか?2個入りケーキや・・少し大きめの3号ケーキ、ブッシュドノエルなど過去にないくらい売れたのではな

          「小型小売業」 スィーツの仕掛け時期

          コンビニ業界に対する本音と想い

          変化対応 コンビニ業界は変化対応業と位置付けられています。本当でしょうか? 1月:仕事始めの発注戻し・恵方巻予約 2月:恵方巻の店頭販売・三寒四温対応 3月:ひな祭りケーキ・マイコンビニ化を育む発注 4月:新生活対応 5月:GW対応 6月:気温対応 7月:気温対応、夏休み対応 8月:旧盆の発注変化 9月:食欲の秋に向けた主食の対応 10月:十五夜 11月:気温低下に伴う発注変化、年末予約 12月:御用納めに向けた発注・クリスマス対応 もっと細分化すれば正月にはデザートの

          コンビニ業界に対する本音と想い

          ポテト不足がコンビニにもたらす恩恵【関連購買に注目】

          サプライチェーンの混乱で巷では「ポテト不足」となっています。特にマクドナルドの供給縮小はポテトファンにとってはあまりにも残念な状況と思います。これをチャンスとばかりにハンバーガーチェーンは「ポテト」のキャンペーンを打ち出しています。この意味を深く理解することでコンビニエンス経営をしている皆様も潜在ニーズを掴むことになりますし、粗利益の高いファストフードにて利益の薄い1月、2月を乗り切って欲しいものです。 ファストフードチェーンのポテト対抗策 ①ロッテリアバケツポテト フッ

          ポテト不足がコンビニにもたらす恩恵【関連購買に注目】

          コンビニのフードロス削減目標

          コンビニ業界のフードロスについて色々言われますが、それぞれのチェーンは工夫しつつ何とか削減をしていこうと努力はしています。 加盟店オーナー様においては利益を圧迫するものですし、減らせるものは減らしたい。一方商品が無ければ売上が落ちる。なかなか難しいところです。 現在コンビニチェーン各社は廃棄ロス削減目標を掲げていますので一度確認してみましょう。※スリーエフ、ポプラ、デイリーは見つけられず。 本部の廃棄負担も各チェーンにおいてありますが、どのチェーンも削減には意欲的なコミッ

          コンビニのフードロス削減目標

          今コンビニで独立するのは有か無か

          コンビニエンスストアが生まれたのは昭和49年。SEJがスタートでしたね。分かりやすいのでSEJの店舗数推移を。加盟者の加盟時年齢は様々だったと思いますが、6000店舗達成している平成8年頃「絶頂期」に店舗経営をスタートしたオーナー様は今何歳でしょうか。40歳で脱サラ、独立したとします。そのオーナー様は現在65歳。一般企業では定年期になります。それ以前に契約した方は70歳という状況が現在です。もっとも不振店などで辞められた方もいらっしゃるとは思いますが、現在のコンビニ経営者は高

          今コンビニで独立するのは有か無か

          コンビニ 時短経営について(私見) 

          コンビニエンスストアの営業時間が問題となって久しいです。 現在SEJ1000店、FM800店、LW400店程度が時短店舗となっているようですが、社会的にはその自由が美しく映っているのかもしれません。 ただ、時短に含みった店舗の売上はどうなっているでしょうか? 一般的な日販514千円店舗をモデルに時短前、時短後の売上状況を見ていきましょう。 大体時間帯別売上はこういった感じではないでしょうか? 経営者であるオーナー様は深夜の売上は無くなっても、深夜人件費が浮くから時短に踏み

          コンビニ 時短経営について(私見)