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辛い時に、どう打ち明ければいいかわからない


ご無沙汰しています。
現在、仕事もバタバタでいろいろと音楽活動も変化があったため
手がまわらなかったのですが
最近の気持ちをちゃんと文章化したくなったので書きます。


まず7月前半はかなり気持ち的に落ち込んでいました。
同じことが起きても落ち込まない場合と落ち込む場合があるかもですが、
少なくとも7月は精神的によくない状態だったのかと思います。

理由としては家庭の事情も忙しさ的なものもいろいろあるのですが、
とある、ソロで出演したライブにて
出番が中盤にもかかわらず私の出番中だけ1曲も聞かず喫煙所でダベられたり外へ出られてまるまる見てもらえないことがありました。
もちろん出番以外にどうふるまうかは自由ですし、
私も仕事などでどうしても最初から来ることができず
出番前やライブ途中から参戦や準備で直前のバンドさんが見れない、ということはあるので、
もちろん出演者さん全部聞いてほしいとは言えない立場ですし
そういったことがあるのも仕方はないと思います。

これがまだ、一番手や前半だったり、
トリで終電が近くて物理的に無理というシチュエーションでそうなる経験はあったので、その場合は気にしていなかったのですが、
その日はソロで打ち込みだったからか、知らない人だから聞かなくていいやと思われたのかもしくはちょうどタイミングが悪かったのか、わかりませんが、
出番は中盤でほとんどの演者さんはもう要る状態で、遅刻して到着していないわけでも帰っているわけでもなく、ほかの共演者さんの時はお客さんや演者さんも観ているのに私の時だけ一曲も見てもらえない状態というのが、さすがに落ち込みました。

もちろん一部残って見てくださった方もいましたし
ありがたいことに見てくださった共演者の方やライブハウスの方には
毎回良い評価をいただくことは多く
もちろんわかる方にはわかってもらえるので、
そういったことがあっても
興味持っていただける方、届く方に届けばいいのですが、
私はなるべく自分が出ているライブでは演者さんを見るほうなので、
その日も全員見ていましたし、
なにか一曲も聞いてもらえないような、ほかの演者の気を悪くするようなことはしておらず、、
(一番早く着いたのでリハ順の前後はありましたが、
それは現場判断なので私が何かしたわけでもなく、、)

そんな中で、
同じく出番が中盤あたりのバンドさんが、他の演者さんの演奏も歌もあまり観ず、出番になってもずっと外にいてなかなか出てこない状態で、
やっと来たと思ったらボーカルの人がふてくされた機嫌の悪そうな表情で
スマホを見ながら歌っている・・(精神が病んでいる状態とのことでした)という有様の時は、
沢山の共演者やお客さんが盛り上げて、
売れるかも、かわいい、など言われながら見られてました。

真剣に音楽をして演出して、もちろん当たり前ですが歌詞も覚えて
他の演者さんも全部見ている私の出番の時には、
多くの演者さんが一曲も聞かないまま外出したり喫煙所でダベって、
それでいて、
そのような状態のバンドさんはたくさんの演者さんに見られている、
というのが、
あまりにも理不尽に感じてしまい、正直すごく辛かったです。

主催者さんも、
「なんか急に人少なくなっちゃいましたねw自分のせいです」と笑いに変えながらMCで気を使ってくれましたが、
その気遣いが逆に辛かったです。

ただ、別に本来であれば、
共演者さんや共演者さんのお客さんがいなくても
自分だけでその箱を埋めれるくらいお客さんを連れてこれていれば
そのような思いをしなくて済んだわけですし、
集客不足だった私のせい、というのはもちろん反省しています。
むしろほかの人も見てくれたらラッキー、くらいで
きちんと集客できるライブができていれば何の問題もなかったわけです。
他の演者さんに見てもらえるように
もしかしたら出演前にリハでもっと仲良くなっておけば
見てもらえる可能性もあったかもしれないので、
観なくてもいいやと思われるような、
ナメられ方をした私のせいとは思います。
いざ表現が始まれば、
ナメたような態度だった人も真剣に持てもらえることは多いですが、
その日はもう私の出番では一曲も聞いてもらえないままだったので
そのような状態ではどうすることも出来ず、
もしかしたら生演奏ではないから興味がなかったのかもしれませんが
正直言って、すごく悔しかったです。

あまりにもちょっと・・と思ったので
一瞬、Xにも書こうと思いましたが、
でもそれは、
せっかく誘ってくださった主催者さんや、
共演した方、嬉しい感想を言ってくだった方や、
お客さんの顔に泥を似ることになるので
落ち込んだ、辛かったということは
書けませんでした。

もちろんイベント自体はとても良いもので
その気持ちをどんよりさせてしまうようなことは書かなくて正解だったと思います。

気を取り直して、感謝の気持ちで過ごしていましたが
次にバンドのライブがあったのですが、
そこでも同じようなことが起き、それがまた追い打ちをかけました。

その日はトリだったので
もちろん終電が早くて帰らざる終えないバンドさんや演者さんもいたので、この日に関しては仕方がないと思います。
ただ、他のバンドは全部見ていて、
しかも、そのバンドさんが出演時に見てくれたほかの対バンさんにはお礼を言ってまわってた人まで私のバンドとは面識がないからかそういった言葉もなく、
うちのバンドの時だけ一曲も聞かないまま帰られてしまいました。
一部のお客さんやうちのバンドのお客さん、清算の代表者である人が何人かは残ってくれ、盛り上げてくださった方もいるので
それに関してはとても嬉しかったですし感謝していますが
メンバー全員帰っているようなバンドもあり
私はほぼ全部のバンドさんを真剣に見ましたが、
同じようにうちのバンドまで残ってくれる人はごく僅かでした。

もちろん仕方なくはあるのですが
あのソロの時のライブの直後に
また同じようなことが起きたので、心のダメージはどんどん蓄積していきました。

特に、バンドだと、私だけでなくメンバーにも寂しい思いをさせてしまった・・
という思いもあって余計につらかったっですね。

私も宣伝しているので、
うちのバンド目当てで来ていただけた人もいるとはいえ
ワンマンではないいくつもあるブッキングライブの中で
すべてのお客さんを自分たちのバンドで埋める・・というところまでは
までできていない中で、
それでもトリにしてくれた店長や、
メンバーにも申し訳ないな、と責任を感じてしまいちゃんと一定数お客さんを集めれるまで、
休止しようか、と考えるくらい思い詰めていました。

家で歌いたくても涙があふれてしまい
歌えないところまで追いつめられていました

とあるバンドさんのMCで、
特に私に対して言ったわけではないのですが
すこし傷ついたた言葉があって
「土日だけライブやって気取ってんじゃねぇよ!
俺たちはスカスカの平日のライブやってきて今があるんだ」
という言葉。

ただ、私も二年前までは同じように平日も土日も構わずライブを入れていましたし
ライブを成立させるためにコロナ渦でも頑張っているライブハウスを応援したい、恩返ししたい気持ちもあって、
たとえスカスカになっても仕事が忙しくて休日返上になっても、
平日にもライブを入れていました。
もちろんその時の甲斐あって今もいい形で読んでいただけているライブハウスもあります。

ただ、仕事や稼ぎ口がないと、音楽そのものができなくなるんですよ。
音楽をやるためには、
まず生きないとだめですよね。

私にも家族もあり、
そして母が詐欺に遭っていろいろと普段より稼がないといけない時期で
正社員としてどうしてもやりたい仕事がある中で
平日に続けていくのは、
土日や自分の休みを全部返上して無理に無理を重ねればできなくもないかもしれませんが、自分に合わないペースで無理に続けてもどんどん心も身体も疲弊してゆき、
クリエイター業なので、平日にしかできないやり取りや問題が起きた時に
代理でほかの人に対応していただくことになったりと対象の犠牲が必要です。平日にライブに出続けて迷惑かけてしまったときに
これではよくないと痛感しました。
私は今の仕事で絶対に生き残りたいんです。

そんななかでもそれでも音楽を続けたくて
なんとか土日や祝日だけでも音楽を続けたい、
今でも音楽でつながっていたいと思うのは
そんなにいけないことでしょうか?

そりゃライブハウスだって平日に出てくれたほうが助かると思います
ましてや50人100人呼べるわけではない
知名度の低いバンドやアーティストであれば、
そりゃまずは条件の悪い、平日に出てくれとなるのはもちろん分かります。

でも平日も出続けた日々が私にもあるからこそ、
今は、自分のペースで自分が最大限力を発揮できるペースで音楽をやりたいんです。
そうでなければ壊れてしまいます。
気取って、お客さんが呼べる日にしかライブしたくないとわがまま言って
土日にしてもらっているわけではないんです。
平日にライブしても仕事側にもライブハウス側にも迷惑かけてしまうことが分かったので、
自分ができる最大限で、なるべく人に迷惑をかけず、
それでも自分が続けれるための選んだ道なので、
もちろん、
平日にコンスタントにやらないということは
集客はもっと大変にはなりますが
それでも今の道が現実的と思っています。
(初回や本当に長年の付き合いで贔屓にしていただいている場合、半年に一回程度は平日も入れています)

誰かに責められているわけでも
何か悪意があったわけではなくタイミングの問題かもしれませんが
そうしたことが重なり
少しづつ傷ついていき、
なにかあっても必要以上に自分を責める日々が続き、
本音を言うとライブできる状態ではなかったのですが、
7月後半は何とか持ち直して、
誰に対しても明るくふるまうことはできたとは思います。

私が「辛い」
と言ってしまうと、
私を信じてブッキングしてくだった主催者さんや店長さんスタッフさん、
私の音楽を理解しようと一緒にやってくれているバンドメンバーにも申し訳ないので
辛い、うつ状態になってしまったということを言い出すことも出来ず、
でも、
集客にほとんど協力していないメンバーにももう少し集客を熱心にしてほしいと言ったりとか、
共演者の人に、一曲でも聞いてもらえるように仲良くしたりとか
宣伝しているつもりですがもっと別のイベントにも出向いてフライヤー配ったりとか、
やりたいけれど自分のことや日々で精いっぱいで
上手くできない自分に、ずっとやきもきしています。

後半に少し精神は持ち直してきましたが、
ちょうど親戚の件で深く傷ついたタイミングだったのもあり、余計によくなかったのかと思います。
母の件について、仮にもし私のほうが先に死んでしまうことになったらどうしよう、心の支えという意味でも一人で抱えきれず
母について親戚に相談したのですが、
話が私が思っていたのとは違う方向に話が発展してしまい
お金目当てかと勘違いされ、さらに傷つくことになったりと
正直、
もっと強いストレスを感じるようになり、
相談しなければよかったと、後悔しています
死にたいときに死にたいと言える人が羨ましいです
辛くても私にはそれを言えない状態にあります


ただ、まだまだありがたいことにライブもあり、
新たな出演依頼は来ていますし
バンドのメンバー追加もありますし、
今終わるわけにはいかないです。

7月後半にやったライブは、なかなかがっつり集客とはいきませんでしたが演者さんもお客さんも真剣に見てくださる方が多かったので、7月中盤まではタイミングが良くなかっただけと、なるべく自分を追い詰めないようにはしています。

気を取り直すためにちゃんと目標を書いておこうと思います

・固定客・固定ファンを作る
・youtubeをフルの公開はやめ、ここぞという5分など短くしつつもコンスタントに投稿し登録者をあと50人増やす
・忙しくても2か月に1回はライブ
・MV新作一本、前衛表現やダンス部分だけではなく楽曲を知ってもらう、この曲を聞きたいからライブに行く、という形になるようにする
・配布できるライブハウスでは必ずフライヤーの折り込みは配布はしてもらう
・このバンドは見ておきたい・気になる、また絶対に見たいと思わせるような存在になる
・曲が増やせない時期でも演出は毎回変える
・知り合いで固まりすぎず演者さんとコミニケーションをとる
・自分がやられて嫌なことはしない
・伝えたいこというべきことは言うが、必要以上に傷つけないよう言葉に気を付ける
・メタルやホラーだけではない、言葉や歌で示せるライブもする


もし少しでもライブ気になってくださった方は、
是非、観ていただけたら嬉しいです。


















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