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他人事ではない!化学物質過敏症ってご存知ですか?

突然ですが、最近、こんな症状はありませんか?

頭痛、倦怠感、筋肉痛、関節痛、風邪のような症状、微熱、動悸、呼吸困難、鼻炎、記憶力の低下、集中力の低下、不眠、皮膚のかゆみ、便秘、下痢、月経異常、不正出血など。

複数でも当てはまる方は、もしかしたら化学物質過敏症かもしれません。

化学物質過敏症とは、空気中を漂う化学物質を吸入することにより症状が出る病気です。

患者さんの多くは女性で30代~50代に多く見られます。

何らかの症状で病院に行っても、薬を出されて様子見。

なんてことありませんか?

化学物質過敏症の発症となる要因は様々。

匂いで言えば 芳香剤、柔軟剤、香料、化粧品、制汗剤、消毒剤、漂白剤、塩素など。

柔軟剤の匂いが問題となった「香害」で多くの方に認知されるようになりましたね。

逆に匂いがしないもので、消臭剤、シロアリ駆除剤、防虫剤、殺虫剤、農薬、除草剤など。最近では不織布マスクでも。

室内ではプラスチック製品、壁紙、溶剤、カーテン、ワックスなど。

屋外では、工場等の煙、排気ガスなど。

どれも私たちの身の回りにあるものばかりです。

何か一つでも反応がでると、日常生活に大きな支障をきたします。

化学物質過敏症は誰しもが発症する可能性があり、年々患者数も増えています。

化学物質過敏症をお酒で例えると、アルコールの代謝に個人差があるように、化学物質を体に溜め込む量は個人差が大きいと考えられています。

出ない人には出ない。けれども日々溜め込んでいることになります。

怖い話ではありますが、私たちの日頃の生活によっては改善、または発症を抑えられることができます。

まずは、病院に行って薬をもらうのではなく、体から発するサインを見逃さないこと。なぜ症状が出ているかを考えることで、何が原因なのかを紐解き、日頃から使うもの選択することができます。必要があります。

食だけを変えてもいけません。

生活全般を見直すことが大切です。

住むところによっては難しいこともありますが、食を始めとした、衣類・生活雑貨は変えることができます。

いくら食に気を使っていたとしても、着るものや化粧品、洗剤やシャンプーなどを化学物質が入っているものを使っていれば、健康的ではありません。

一度発症すると、普段の生活に戻ることが難しくなると言われているから今からでも遅くはありません。

なかなか世の中には、医師から化学物質過敏症と診断された患者さんでも、家族や行政や職場や学校では理解してもらえることが少なく、苦しんでいる人が多くいらっしゃいます。
 家族を始めとした、職場や学校の理解と協力が欠かせなくなっています。まずは知ること、そして化学物質過敏症を理解してもらえるだけでも、困っている方の気持ちはずいぶん楽になります。

化学物質過敏症にならないためには、なるべく、自然なものを取り入れましょう。

目に見えないものだからこそ、大切に。


化学物質過敏症にお悩みの方に少しでも、健康な暮らしを楽しんでいただけるようにイベントをご用意しました。

食のプロ。衣類のプロ。そして石けん、洗剤のプロをお招きしてイベントを開催します。

オンラインでもご参加いただけます。

病気に蓋をするのではなく、治癒力からなるメッセージを五感を使って感じ取り、理解し合い、健康な暮らしを手に入れましょう!



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