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教育実習に行って直に体感した教育について【後編】

こんにちは、こんばんは。
個別学習Roots.講師の森川です。

今回は、前回に引き続き教育実習について話させて頂きます。
第2週目の内容になりますので、第1週目を読まれていない方はぜひそちらから読んでください。

リンク:教育実習に行って直に体感した教育について【前編】

第2週目実習校でやったこと、考えたこと

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2週目からは本格的に授業実践と体育祭の練習が始まりました。
授業実践では家庭科の他に道徳の授業も行いました。
ICTを活用した授業に興味を持っていたため、ChromebookのGoogle Jamboardというアプリを利用しました。

Google Jamboardは模造紙に付箋を貼って意見交換するというようなことをChromebook上で行えるようなイメージのアプリです。

最初アクセス権限の設定を間違えていたため、生徒たちが入力できないというトラブルがありましたが、生徒たちに助けてもらいながら、進められました。
こういった機器には生徒たちの方が慣れていることがありますね。
自分で学ぶことも必要ですが、困った時にはどんどん頼っていこうと思いましたw

Google Jamboardでは全員が匿名で書き込むことができます。
なかには少し過激な書き方をしている場面も見受けられましたが、意見交換の際には中学生の本音を聞けたように思います。

しかしながら、中学生にもなると道徳の時間で「先生が求めていることを書く」ような生徒もでてきます。
そうなるとなかなか本音の部分を引き出すことが難しいです。
こういった匿名でのやり取りや生活ノートのチェックを通じて生徒たちの成長に関わっていくことの大切さを知りました。

家庭科の授業実践では、特別支援学級の生徒たちに授業ができる機会を頂きました。
特別支援学級と聞くとなかなか関わりにくい子たちの集まりというようなイメージを持ちがちですが、生徒たちの興味を持てるような体験的な学びの実践ができるようにすることが重要であると感じました。

行った内容としてはチャイルドマウスやチャイルドビジョンを用いた幼児体験です。
中学生になるとなかなか幼児と関わる機会は減ってしまいます。
そこで幼児というのはどのような存在なのか、どういったことを意識して関わっていけばいいのかということを考えてもらおうと思い、この内容を選択しました。

チャイルドマウスは紙を丸めて棒状にしたものです。
ちょうど乳幼児の口やのどをイメージできるものになります。
身の回りの物をその中に入れてみて、入ってしまうようなものは収納や扱い方を考える必要があることを学べます。

チャイルドビジョンは幼児の視野を体験できるものです。
大人と違って子どもたちの視野は狭くなっています。
その視野を体験することによって幼児との接した方や声掛けの方法を学ぶことができます。

チャイルドマウスを使って身の回りの物を入れたり、チャイルドビジョンを着けて教室内や学校の花壇を歩き回ってその視野を体験したりしました。
こういった体験的な学習が好きな子どもたちだったので、みんな意欲的に取り組んでくれて嬉しかったです。

2週目の最も大きなイベントは研究授業です。
研究授業では自分の大学の指導教員や実習校の先生方が見に来られる授業で、2週間の成果を発表するものです。

金曜日の6時間目ということで子どもたちも疲れている中での授業でしたが、何とか時間を十分に使って終わることができました。
かなり時間をかけて研究授業のための準備をしたものの、問いかけの仕方があまり良くなかったためか、発言を上手く引き出せなかったので、生徒たちをかなり頑張らせてしまうようなことになってしまいました。

反省すべき点もたくさんありましたが、自分の教材研究の成果を活かして授業を進められてよかったという実感を持つことができました。
そしてなにより、子どもたちのより良い学びのためにがんばれる元気をもらいました

実習を終えて

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1週目はかなり自信を無くしていましたが、2週目の実践を踏まえてもう一度考え直す機会をもらえたような気がしました。
家庭科の魅力、中学校の魅力を存分に感じることができた2週間でした。

教育実習ときくと「かなりハードなもの」というイメージはありますが、とらえ方次第なのかなと今では思えうるようになりました。

普段の大学生活を飛び出して教員の生活を体験して学びを得るという機会はなかなかできません。
積極的に生徒たちに関わったり、先生方にアドバイスをもらいに行ったりというように取り組むことで自分を成長させることができます。

もし教師を志す学生さんでこのnoteを読まれていましたら「教育実習最高!!」と伝えたいです。

実習最後の日、実習校をあとにするときに達成感と寂しさがこみ上げてきました。この気持ちを日々の学習や教員採用試験の勉強に向けて頑張っていきたいと思います。

これからの指導に活かしていきたいこと

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今回の教育実習でも「発問」という点で課題が見えました。
生徒たちに考えることを促すためにあまり具体的な質問は避ける一方で、問いを生徒たちが落とし込むことができるような質問を行うことの難しさを感じました。

中学生という発達段階にあわせたより良い発問を教室の指導の中でも模索していきたいと思います。
それに加えて、個別学習Roots.の業務の一環である「指導報告書を書くこと」は教育実習で大いに役立ちました。

丁寧な指導報告書を書くためには生徒一人一人をよく観察しておく必要があります。
今日は何をして何ができるようになったのか、どのようなことに課題を持っているのかなどを生徒の学習の様子を見ながら作成しています。

この一人一人をよく見るという行為は学校現場においても重要になってきます。
これからの作成を通じてさらに視野の広い教員を目指していきたいです。

個別学習Roots.について

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そんな私が講師をしております「個別学習Roots.」について紹介させていただきます。
個別学習Roots.では一人一人を大切にし、それぞれに合った指導をする教室です。
私もまだまだ修行中の身ではありますが、生徒の皆さんと日々高めあっています。
自分の課題を見つけて個別学習の中で自分と向き合い、成長を感じられることが教室の魅力です。
もし、今の自分を変えたい、もっと勉強に取り組みたいとお考えならば、ぜひ体験授業にお越しください。
自分を変えるにはあなた自身が変わろうと思い行動するほかありません。

生徒が落ち着いて勉強に集中しやすい環境を目指した教室は、シックで静かな雰囲気であるのも特徴です。

<個別学習Roots.のお問い合わせ先>
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● メールアドレス:info@roots-kobetsugakusyu.com
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『個別学習Roots.』は、JR静岡駅の南口から徒歩3分の場所にあります。

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無料説明会では、生徒の学習状況をヒアリングさせて頂いた上で、学習方法の提案まで行っております。

まずは、お気軽にお問い合わせください。

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