「センス」って言う言葉、皆さんはどう捉えてますか？【その2】

今回は、下記について書いてみます！
・「センス」とは
・「センス」を発揮する時はいつ？
・精度の高いアウトプットを生み出すために

今回は、前回の続きですが、センスの一番の見せどころである「選択・決断」についてと、アウトプットするまでを考え、書いてみようと思っています。

こんにちは！
まずは、「センス」とはについて、前回を少し振り返ってみようと思います！

「センス」とは

前回は、「センス」についての捉え方をメインに考え、書いてみました。
「センスとは、集積した知識をもとに（数値化できない事象に対して）最適化する能力である。」ということ、つまりは、「数値で測るのが難しく、単純に数値化できないコト・モノを、集積した知識を用いて、良し悪しを判断し、最適化する。」ということのようでした。

センス（知識）の増やし方や制作への落とし込み方については、前回の記事で書いてみたので、ご興味ある方は、のぞいてみてください！

「センス」って言う言葉、皆さんはどう捉えてますか？【その1】

「センス」を発揮する時はいつ？

醍醐味でもあり、しびれる場面である、「選択・決断」の時ですよね！
いくつかの候補の中から、どれが良いのかをピックアップする瞬間ですね。
日々の暮らしの中でも、小さいものから大きなものまで、「選択・決断」を必要とされる場面がありますね。
成功するも失敗するも、ここですよね！責任ものっかってくる場合が数多くありますね！
となると、より良い「選択・決断」するためには、センス（知識）が必要ですね！

では、より良い「選択・決断」するためには、どのようにすれば良いのか？というと、（文章が、前後行ったり来たりなってしまいますが）対象に対して、知識（センス）を集積し、フル活用することなんじゃないかなと思います。最適化されているものを選ぶということ、つまり、知識（センス）を使って「選択・決断」することではないでしょうか。

例えば、化粧品の商品開発でパッケージを作るとします。
下記のようなことについて、少しでもデザインに関する知識を知っておけば、対処できることはあると思います。
■色
■フォント
■ビジュアル（写真、イラスト）
■かたち

キーカラーはどうするのか？また、色味については、補色か同系色か。
写真で見せた方が良いのかイラストを使った方が良いのか、それとも、無しでいくのか。文字だけにするのか。
フォントは、セリフ系かサンセリフ系か、ゴシック体か明朝体か、英語か日本語か。
かたちは、円、長方形、正方形、または、奇抜な形状か。
などのように、あらゆる角度から考えるべきことがたくさんありますね。
でも、知識があれば、何かしらのアプローチはできますよね！

制作対象に対して、少しでも知識（センス）があれば、最適化な表現とまではいかなくても、まず、「選択・決断」への足掛かりを掴むことができ、商品の特徴から、ズレない、より良い「選択・決断」に近づいていくことができると思います。

のように、知識（センス）は、「選択・決断」する際、助けになってくれますよね。
では、それを、アウトプットしていくためにはどう取り組んでいけば良いのでしょうか。

精度の高いアウトプットを生み出すために

感覚に頼らずに、言葉で説明ができるよう、知識のクオリティの高さをあげていき、精度の高いアウトプットをつくる。
言葉で説明ができるということが大切なのですね。

例えば、イチロー選手（元プロ野球選手）について3名の人が、意見を言ったとします。

＜A＞
「イチローって、凄いよね！」
＜B＞
「イチローって、日本球界・MLB、両方で活躍して、実績を残して、凄いよね！」
＜C＞
「イチローって、日米で通算28シーズンをプレーして、MLBシーズン最多安打記録保持者で、アジア人初のシーズンMVP・新人王も受賞して、さらには、プロ野球における通算安打世界記録保持者（NPB/MLB通算4367安打でギネス世界記録に認定)って 、凄いよね！」

Cの人は、A、Bの人と比べて、より具体的な情報で、アウトプットのクオリティが高く感じませんか？
それぞれがイチロー選手について、自分の意見を言っていますが、情報量とクオリティがそれぞれ違いますよね！
3人それぞれが、イチロー選手についての知識を土台とした意見です。
まさに、これだと思います！

この差が、精度の高いアウトプットをする際に、重要なことだと思います！
センスが良い人は、質の良い知識持っており、それを材料（アイデアソース）にしているからこそ、着想から発想、そして精度の高いアウトプットにつなげていくことが出来るのだと思います。
もしかすると、精度の高い情報を目にした人は、詳しく具体的な情報を知ることができ、「付加価値までもつけてくれた！」って、得した気持ちになるかもですね！

精度の高いアウトプットの実現のためには、センス（知識）が必要不可欠であるということがわかりますよね！
さらには、アウトプットの精度をあげることで、具体的なイメージを作り出し、シズル感を演出することも出来ると思います！

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