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図書取次サービスをフル活用した感想

横浜市には「図書取次サービス」というものがあります。

これは図書館に行かずとも駅前などに窓口があって読みたい本をWebで予約すると送料無料で窓口へ届き、2週間その本を借りることができるサービスのことです。

文字に起こすと素晴らしすぎて改めてびっくりします。

4歳の息子もひらがなを覚え自分で読むようになってきたので、赤ちゃんの頃の絵本読み聞かせブームが去った我が家には今、第2次絵本ブームがやってきています。

でも息子が気に入る本は私が良さそうと思う本とは違うことが多いし、私の主観で選んだ本を息子に渡すだけなのもそろそろ違うかなと思って久々に図書館に息子を連れていきました。

2歳前後で連れていったときは「電車の本があった」という発見への楽しさはあったけど、この場所で本を借りて帰るというところまでは分からなかったのか、家に持って帰れることを説明したものの借りなくていいと言われた思い出が(笑)

ただ今回は「いろんな本がいっぱいある」ということや「好きな本を自分で選んでいい」ということに息子は喜んでいて、これはたぶん4歳という年齢になったからなんだと思います。子育ては何ごともその子にあったタイミングがあるなぁとつくづく感じます。

とはいえ我が家の最寄り駅には図書館はなく、本の貸し借りのためにおでかけの準備をして電車に乗りさらに電車賃もかかる…と考えるとそれならやはり本は買ってしまう方が楽だなという気持ちは変わりません。

が、私はこの日久々に行った図書館で「図書取次サービス」のチラシを発見してしまったのです!

しかも我が家の最寄り駅前に窓口がある。そこで本の貸し借りができ、しかも読みたい本を前もって予約できるとは!何それなんで今まで使ってこなかったの…という見つけた嬉しさより今まで気づけなかった悲しみ方が大きい出会いでした。

私個人はというと図書館とはあまり縁がなく本は買う派です。気になる本はすぐ読みたいので図書館の予約待ちももどかしい。

今はスマホで知りたいことはだいたい検索が出来る世の中だし、子供を産んでからはまとまった読書の時間は寝かしつけの後か通勤時間くらいの毎日なのに、返却期限のある図書館の本なんて借りてしまった日には読みたいのに読めない本を目の前にして余計なストレスがたまる、と図書館の本に対して決めつけていました。

でも息子の絵本を借りるためにきた図書館で自分の諦めていた本を読むということに改めてフォーカスが当たり、はっとしました。

図書館の本の貸出期限の2週間は息子にとっても私にとっても「2週間でこの本を読み切りなさい」というミッションとなるのではないか…と!

息子は気に入った絵本は何度も読みますが、本棚には1回読んだっきり本棚の絵本もたくさんあります。

2週間にごとに知らない絵本が増えても気づけば読みたい本は図書館で借りた本だから手元にないという流れは「また読みたい」を作るきっかけになりそうだなとも思いました。

そして何より私自身も2週間で読み切らないといけないという圧を自分にかけること(前まではストレスと思ってましたが)で、早急に読みたいわけじゃないけど読んでみたい本を強制的に読まないといけない状況にすることができるかもしれない…!

なんとなく言い訳して読書欲を手放してしまった私に喝を入れる意味でもこのサービス使ってみようと思いました。

なので息子と私の図書館カードをさっそく作り、帰宅してすぐに絵本や育児書、レシピ本を予約。予約人数を確認しながらこの本は早めに読んでおかないと次がくるなと計画を立てるのも楽しい。

そして何より知識の宝庫である本から、自分では思いつかない事や知らないことを学ぶ楽しさを改めて感じました。

それがこの読書ログのnoteを書き始めるきっかけになってるので、図書館のサービスを活用し始めて次々やってみたいことが増えていく感じもまた心地良いです。

息子はというと本を読むということよりも新しい本がどんどん読めることで図書館の本に対して「特別な本」という意識が芽生えているようで、買って本棚にある1軍選手たちそっちのけで図書館の本を読みたいと持ってくる状態です。

毎日増えるわけではなく借りては返してを繰り返しているので新鮮さもあるし、何より新しい本を取りに行く道中とても嬉しそうにしてる息子の笑顔とスキップ、プライスレス…!!

ちょっと調べてみたところ所沢市には店舗は限られるけどコンビニで受取ができるサービスがあったり、横手市でも駅前のプラザで予約した本の受け取りや返却ができるようです。どこか忘れたけど送料はかかりますが家に送ってくれるサービスのある地域もありました。

探してみたら実はいろいろな地区で近いサービスがありそうです。

お暇なときにでも検索したら楽しみがすぐそこに転がっているかもしれませんのでおすすめいたします。




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