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無性別の方にインタビューした話。

ドラマのgleeをきっかけにセクシャルマイノリティー の問題(新潮45とかね)について関心があったが、これまで当事者と知り合うきっかけがなかった。でも先日20歳で手術を受けて(許可が出るのが20歳から)戸籍を変えた性同一性障害 の方にインタビューをする機会ができて、すごく勉強になった。

↓この方


まず、性自認の話。世の中には「男性」か「女性」しかないと思っている人が大半だと思うけど、実は「無性別 」というのもある。言い換えれば、「どちらでもない」ということ。ちなみに調べたら、「どちらでもある」という人もいるらしい。

そして「性同一性障害」という言葉自体も、使うべきかどうかはその相手がどう思うかを気にした方が良い。それを「障害」と呼ぶか「病気」と呼ぶか、はたまた「個性」と呼ぶかは本人の選択を尊重する。もしSNSでカムアウトしている人ならば、その投稿内容でどのキーワードを使っているのかを参考にすると良い。

そして性的指向の話。「①性自認(自分の性別の自覚)」と、「②性的指向(好きな性別の対象)」については、①が決まれば②が決まるという話でも、②が決まれば①が決まるという話ではない。そして性的指向についても、「男性」か「女性」のどちらかしかないということでもなく、「男女」や、「男女とかではなく人として好きかどうか」という人もいる。

他にもインタビューをさせてもらう中で小さな気づきがたくさんあった。ドラマや記事や本で知ることと、実際に会ってお話しすることの違いを痛感させられる。気づいていないうちに、失礼な言動もしていたかも知れない。インタビュー は、反省の連続。

※本noteは下記Tweetをリライトしたものです。

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