ronove(ロノウェ)

政策論・経済分析とアロマ・ハーブ 実は放送大学で修士取得後、中卒と同じ条件で学部卒業で…

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政策論・経済分析とアロマ・ハーブ 実は放送大学で修士取得後、中卒と同じ条件で学部卒業できるかという実験中・やばい話もどんどん出てくるかもしれません。

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最近の記事

続1・囲碁界と将棋界の比較

 前回の記事を書いたのち、せっかくなので少し古い動画だがこちらの動画を見た。  非常に見ごたえがあった。分かったことは5つある。 ① 囲碁界と将棋界の盛り上がりの差を「藤井聡太」に求めることはできない。  将棋界と囲碁界の比較の上で、囲碁界からはよく「藤井聡太効果の差だ!」といわれることがある。  しかしながら、残念ながら囲碁界にも2020年近辺に藤井聡太効果に匹敵しうる効果を発揮しえたスターが登場している。  一人は「仲邑菫」プロの登場であり、(特別枠とはいえ)10歳で

    • 囲碁と将棋の「決定的な差」について(藤井聡太以外の理由はあるのか)

       囲碁の本因坊戦の規模縮小がちょっとした話題になっている。  ついにここまで来たかという印象である。  もともと将棋も囲碁も「日本の人口減少による衰退」という同じ状況に直面しており、競技人口も減少している。  にもかかわらず、将棋のタイトル戦がここまで縮小するという気配は今のところない。  なぜここまで差がついたのだろうか。  囲碁ファンから見ればやはり今回の件はショックらしく、その差を「将棋は藤井聡太ブームがあるから」という声に求めるところは多い。  確かに藤井聡太ブーム直

      • 大谷翔平の顔に対する批判ツイートを考える

        一人の男のツイートが大炎上した。  今大注目のWBC。その中心にして「二刀流」「メジャーのホームラン王」に対して「顔がきもいと思ってしまう」と発言し、大炎上している。  この人のツイートについてはちょこちょこチェックしているのだが、このツイートとその炎上具合について、いろいろ考えてみたい。 ① 大谷翔平への「違和感」(イチローやダルビッシュとの違い)  小山氏が感じた大谷翔平というアスリートに対して「きもい」と表現した「違和感」はいったい何なのだろうか。  これについて

        • 大学受験がない前提で高校生までにやっておくべき勉強

          0.はじめに 高校までに勉強というものは、大学受験というものに規定されているといっても過言ではない。  そして、その大学受験を何のためにやるかといえば、「少しでもかっこいい名前の大学に合格したという称号を得るため」である。  この「かっこいい名前の大学」すなわち「偏差値が高い大学」に合格した人間は「努力する能力」があると勝手に見なされ、大企業などでの採用におけるスクリーニングでふるい落とされることを回避できるからである。  しかしながら、大学受験を無視し、放送大学などで「将来

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          【政策論集8】さしあたりの少子化対策まとめ

          1.異次元の少子化対策  「注視」が大好きな岸田総理より、珍しく強いメッセージが出された。  「異次元の少子化対策」である。  ということで、われらがツイッタランドでは、当然ながら盛り上がる。  その中でも少なくともインパクトという点でまぎれもなく「異次元」の少子化対策としては、下記のツイート(白饅頭氏のマシュマロに届けられたもの)である。  確かに異次元ではあるが、それぞれ検討の価値はありそうである。  そのため、いくつかのカテゴリに分けて検討していきたい。 1.

          【政策論集8】さしあたりの少子化対策まとめ

          政策論集7 「戻り校」促進制度改め「だれでも習熟度テスト」

           勉強というものは10代のうちは往々にして「なんでこんなことするんだ」と思うものである。  そして、いわゆる「七五三」(小学校3割・中学校5割・高校7割)の脱落者を生むといわれている。  しかしながら、社会人になった後にいざ勉強しようとしたときに、大学に関しては放送大学があるが、それ以前の学校については勉強する手段が「自学自習」によらざるを得ない。  例えばこちらの記事のように、なかなか苦労する羽目になる。  となると、何らかの理由で10代のうちに勉強がうまくいかなかっ

          政策論集7 「戻り校」促進制度改め「だれでも習熟度テスト」

          (いちおう18禁)男女間の「知能」分布に関する仮説

          こちらの記事は読むと不快な下ネタが出てくる可能性がありますので、念のためご注意ください。それでも良い方は↓へ  Twitterが相も変わらず男女間問題で盛り上がっている。  まあいつも盛り上がっているのだが、たまたま今熱い人が話題にしたこともあり、いつも以上に盛り上がっている。  最も熱い人は「知能」(知力を使って何かをアウトプットする能力と私は解釈した)における「トップ層」(将棋のプロ棋士に女性がいないという問題)について話をしていたようであるが、本来言いたいツイート

          (いちおう18禁)男女間の「知能」分布に関する仮説

          「社会復帰」と放送大学

           オイパラさんという人がいる。  私が2年ほど前にTwitterで見た時から大変な活躍をされていた方だったのだが、自分自身がしばらくTwitterから離れ、最近覗いてみたら昨年メンタルを病んでしまったとのことである。  Twitterで見る限り相当にタフな方だったので、「こんな人でもメンタルを病むことがあるのか」という感想を持った。  ちなみに私自身も何度かメンタルを病んだことがある。というか今もそれなりに寛解しているだけで、無理は禁物状態である。  そんな私は何度かメ

          「社会復帰」と放送大学

          アロマオイルの使い方

           アロマオイルという、植物から抽出した香料があります。  今回はこのアロマオイルの様々な使い方について簡単に書いていきます。 1.部屋に漂わせて香りをかぐ  一番有名な使い方ですね。何らかの方法でオイルをゆっくり揮発させます。一般的にはディフューザーというものを使います。(ほかにも)  一言でディフューザーといっても大きく分けて4種類くらいあります。      (1)リードディフューザ―  電気も熱も使わないディフューザーです。  アロマオイルをアルコールやグリセリンの入

          アロマオイルの使い方

          「名乗っただけで性差別」〜「フェミニズム(=女性主義)」=「性差別政治運動」〜

           フェミニズムという単語がある。  直訳すると「女性主義」となる。  元々は公民権・所有権などの「公的な制度」において男性と同等の扱いを求めるもの出会った。  となると、シンプルに捉えればフェミニズムとは「制度上の女性の権利を拡張するための政治運動」となる。  当時の段階だと、未だヨーロッパでも王政が存在したり、貴族社会においてはサリカ法典などによって女子相続が禁止されていたりと、「明白に制度上男性のみに認められた権利」が存在したため、これを「男女平等のための運動」と

          「名乗っただけで性差別」〜「フェミニズム(=女性主義)」=「性差別政治運動」〜

          生きるための「孤独対策」は可能か

           先日、コミケは孤独を癒しうるかという記事を書いた。  圧倒的多数の人にとって孤独はしんどいものである。そして、一般的には何らかのイベントや組織に関係し、相互に存在と貢献を確認しあい、時には面倒くさいと思ったりしながらあれこれかかわっていくことでどうにか孤独をカバーしながら生きている。  この「組織」というものにも種類と機能がある。  今回はその強さ・機能・種類というものを、自分なりの雑な分析で考えてみたい。  まず、機能としては、「メンバー全員の生存を目指す」ということ

          生きるための「孤独対策」は可能か

          (不完全稿)ヒトのいらない世界~経済と社会の「資本化」~

           この記事は不完全ではありますが、とりあえず公開します。できる範囲で見るべき資料の提示などをいただきながら完成に近づけていきたいと思いますのでよろしくお願いします。 1.R>G すべてはこの不等式から始まった。  何かというと、R(資本収益率)は常にG(経済成長率)を上回っているという現象が200年程度続いているということを、トマ・ピケティなる経済学者が過去の税務調査データから読み解いたという研究結果である。  ピケティのこの結果からは、Rの定義を「資本収益」、すなわち、株

          (不完全稿)ヒトのいらない世界~経済と社会の「資本化」~

          コミケは孤独を癒しうるか

           昨日、コミックマーケット101に参加した。  といっても、知り合いのサークルチケットに便乗させてもらって参加であり、自分自身が何か作ったわけでもない。  もちろんサークルのブース番(一般的には店番のようなもの)くらいはさせていただいたが、その程度で今のコミックマーケットに参加できるなら安いものどころか大変ありがたい話である。  さて、一方で世界的に「孤独」が問題になっている。  「弱者男性問題」という問題があり、男性のほうが女性に比べて金銭以外の手助けを得る際に平均的に大

          コミケは孤独を癒しうるか

          政策論集6 国民テストを考える

           下記のツイートによると、英国では「国民テスト」というものがあるらしい。  この話題が出ると外国人の永住権に腹が立っている人たちにとっては盛り上がる材料らしく、中には「日本の方言のテストを受けさせろ」などとめちゃくちゃな難易度を設定して来るらしい。  しかしながら、「先進国の永住権を得るための国民テスト」というものはあっても面白いと思う。  そこで、私としては「とりあえずこんなものでよいのではないか」というものを実現性を無視したうえで並べてみた。 1.受験資格  受

          政策論集6 国民テストを考える

          Choose Your Future in OUJ 始動  ~放送大学「縦の旅行」の先~

           私は放送大学大学院を卒業したのち、学部生として入りなおして勉強している。  なんだかんだ言って私は一度いわゆる18歳から大学に入るという「マジョリティ」なルートを通ってきたため、放送大学という仕組みがあることを知った段階では「今から大学院で修士とれるんだ」という程度の認識だった。  大学院の修士課程に入り、ゼミの仲間と知り合うことになった。そこの仲間たちは向学心にあふれていた。彼らとは今でも付き合いがあるが、おそらくほかの社会人大学院などとの違いとして、「一銭の得にもな

          Choose Your Future in OUJ 始動  ~放送大学「縦の旅行」の先~

          政策論集5 童貞支援金および童貞支援政策 ~少子化対策の究極~

           童貞支援金を先に充実させた自治体こそが少子化を乗り切ることができ、これに遅れた自治体はほかにどんな政策をとっても少子化の波に抗うことはできない。これは、わが国に残された「最後にして究極の」少子化対策である。 1.童貞支援金が少子化対策に適う理由 わが国において出生数が増えない理由は少子化ではなく少母化であることが指摘され、十分納得のいくものである。 資料①  そして、「少母化」の原因はそもそも結婚していないことであり、その要因として女性の上昇婚志向があげられる。 資

          政策論集5 童貞支援金および童貞支援政策 ~少子化対策の究極~