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RONI
2022年9月11日 10:01
毎回ただ漫然と思ったことを書き殴っているが、今回は「私も見出しとかリンクとか使いこなしたカッコいい記事を作りたい!」ということで、私の超個人的ウィッグショップリストを披露しようと思う。今にもどこからか「それって、あなたの感想ですよね?」と上ずった声が聞こえてきそうではあるが、どうか生暖かい目で見守るなりブラウザバックするなりしてほしい。はじめに!(見出しだぁっ)ここまで私のウィッグに関する記事
2022年9月7日 19:30
2021年。生後4ヶ月の息子を抱え、29歳で乳がんになった2021年。22年来の友人を、仲違いの末に自死で亡くした2021年。クソッタレな1年。早く、1日でも早く終わってくれよ…これ以上の災厄を起こす前に。私は砂時計の砂を焦れったく見つめる子供のように、祈るような思いで師走の一日一日を過ごしていた。あともう少し…あとほんの少し、という12月29日、教え子からLINEが来た。「式の日程決
2022年8月27日 19:01
彼女と初めて会ったのは、10月12日。もうすっかり秋は深まっていたのに、彼女の柔らかな亜麻色の髪が、春の西日を思い出させた。そう、このがんセンターの庭で、あの日一人包まれていた黄金色の、でも眩しすぎない暖かな光。ここは室内なのに、彼女の揺れる綺麗な毛先に、あの日と同じ西日が照り映えている気がした。私はコミュ障である。私の愛読書は匿名掲示板のまとめサイトなのだが(そしてこの時点で色々とお察し
2022年8月11日 19:01
29歳、春。その視線は、蛇の舌のようにほんの一瞬…しかし確かな湿度と鋭さを持って飛んできた。目立つことは嫌いではない。というより、幼少期から目立つことに慣れざるを得なかった。幼い頃から1人だけ、細かい縦ロールになってしまう天然パーマのせいで、見られるに限らず笑われる、触られる、指を指される、国籍を間違われるのは日常茶飯事だった。私は真面目しか取り柄のない子供だったので中学3年まではストパー禁
2022年8月1日 21:22
「RONIちゃんって美人だよねー!」「うん!クールビューティ!!」高校2年の時、突然クラスの今で言う2軍女子から容姿をベタ褒めされたことがあった。彼女たちは6、7人で、主に吹奏楽部のメンバーで構成されており、絶対的な地位を持ち他を寄せ付けない1軍女子とは違って男女構わず友好的に接する善良な人々だった。そんな彼女たちがわちゃわちゃと、廊下側の目立たない席で友人と2人「原作には描かれてない推しキャ