生きること、学ぶこと
ICEアプローチが今なぜ求められるのか?
〜カナダで生まれて日本で育ったアクティブラーニング〜
はじめに
ウクライナとパレスチナ
ウクライナへのプーチンの許されない侵略に心を痛める日々です。キエフ在住の作家、クルコフの「ペンギンの憂鬱」や「ウクライナ日記」を読んでいる。パレスチナはさらに悲惨である。2つの戦争には、米欧とロシアの大国のネーションとしての欲望が歴史的背景にある。デジタルテクノロジーの戦争と言われる。
今日の社会のリアリティを見つめると、科学技術優先の思考と新自由主義が2つの源流になって資本主義の変容をもたらしている。資本主義の構造は、資本家の最大の利益を追求するだけではなく、自由市場の形成によって社会と世界に貢献できる仕組みをもっている。しかし、今日の資本主義は、もっとも切迫した「社会問題」に立ち向かうことができなくなっている。グローバル市場での独占や寡占への制御ができないため極端な経済格差が生じた。
資本主義の急激な変容の中で、戦争、貧富の格差拡大、気候変動・環境汚染など人類が生きる限界をすでに超えていると思う困難な問題が我々には迫っている。この背景には、人間の欲望がある。その象徴がA I開発の中で生成AIという人間に似た怪物の創出であろう。人間が使わなくてはいられないようにしてしまった。“注意深くという”ささやかな倫理観を警鐘として。原子力を開発してしまった時のように。しかし、悲観ばかりしてはいられない。ICEを学ぶと、我々が直面する現実の社会に立ち向かうために、どのような大きな問いを作るか、深く考えることができる。
学びは社会のリアリティに常に立ち向かわなければならない。学びは学ぶものの人生を変えていくものであるという原点からICEを見つめた。教師と学生の学習に関する考えを共有化し、質の高い学習を支援するためのフレームワークというオリジナルなものを超える学びの本質を引き出す力が内在することを発見した。
ICEを学んだことで、確かに人生を見る目が変わった。社会や他者および自分に対しての見方・考え方の大切さを改めて学んだ。大きな問い(big audacious questions)を作ることとそれを掘り下げることを日常の習慣することができるようになった。
生成AI時代に、なぜICEが求められるのか?
ICEの創案者であるSueの言葉である。
「生成AIは学習ツールとしても優れたテクノロジーであるが、これに依存すると、学修の焦点が(I)(アイデア)と(C)(つながり)に移ってしまい、(E)(拡張)の創造的な興奮を逃す危険があります。また、これを繰り返すと、つまり習慣化することで、学修者の洞察する力、想像する力が引き出されなくなっていく危険性を考えなければなりません。学習に関する、そして生徒が学修というプロセスに参加するためにICEがどのような支援をしているかは十分には表現できません。ICEは、単なる教育、学習、評価のモデルではありません。ICEはむしろ哲学です。社会の周囲のあらゆるもの統合的かつ複雑に関わる人間の能力について自分の概念を表すものです。それは、人間の可能性です。」
生成AIは全ての社会で向き合わなければならないテクノロジーとなってしまった。人間の脳を真似ているが、「生命情報」「社会情報」「機械情報」の情報三層構造を理解しなければならない。生命から機械へ行くほど人間が見えなくなる。
人間の成熟は長い時間をかけてできてきたもの。ネット社会は勝ち残りたい人ほど時間のかからない選択をする 。「はて」?
ICEは、社会の中で、自分を相対化し、自分の置かれた状況に置いて課題を発見し、対応していく挑戦心と実行力を育てる。その成長とは能力の伸長だけをめざすものではない。学ぶものが、学びを通して他者と作用しあい、価値を作り出し、共有するということです。ITとかDXに振り回されないで、人間にしかできないことは課題を立て、結果に責任を持つことで、データが豊富になくても推察できる力がある 。それを習得できるのがICEです。
ICEアプローチとの出会い
ICEアプローチは、人の成長を促すフレームワークである。自らの学習のあり方を発見し、学びの本質に迫ることができる。学びの原点である、「人としての生き方を考え、実践する」ための重要なことを示唆する。2012年にゲーリー土持博士(以下、ゲーリー)が「「主体的学び」につなげる評価と学習方法―カナダで実践されるICEモデル」(東信堂)で初めて日本へ紹介した。
創案者であるSue博士(以下、Sue)は、ICEアプローチ(以下、ICE)は汎用的であり進化していくものと考えている。ICEは、日本の学校教育(中高校や大学)や企業教育の中で、学ぶことのモチベーションを引き出し、学びの発見をしていく学修者中心の学び方を提供してくれた。これまでにカナダや、日本で、環境に応じたICEの活用が実践・研究されているので、これらの事例を紹介しつつ、どのような問題提起が出されてきたかを記述する。
日本では、カナダとは少し異なる取り組みも行われてきた。中高校や社会での実践である。取り分け、広島県立安芸高校の柞磨昭孝校長(現広島文化学園大学教授(以下、柞磨))を中心とした高校での取り組みは、「進化したICE」として、考案者のSueも認める新たな見方・考え方を創案した。
本論では、カナダで生まれたICEがなぜこれまでできなかったことを学習にもたらしたのかについて、創案者Sueの解説を中心に記述する。次に、ICEに内在する人間の生きる力を引き出す実践と理論化を行った柞磨の創造的な仕事を紹介する。さらに、「資本主義の変容とデジタル社会への向き合い〜全体を見る眼で、現代社会を見通し、考える〜」や「人間とAI(生成AI)」〜デジタル社会において私たちはいかに生きるか?というテーマで、現実社会の中でのICEのもたらす意味を考える。全体で100ページを超えてしまうので、シリーズとして各章ごとにnoteしていきたい。
ICEは、Ideas(アイデア)、Connections(つながり)、Extensions(拡張)の3つの質的に異なる学習の枠組みを表す頭字語です。上の画像では、それぞれの枠組みを相互に連結した歯車として描いています。これは、いずれかの学習枠組みに変化や成長が生じると、他の枠組みも変化を受けやすくなることを示しています。しかもICEは直線的に学んでいくとは限りません。IdeasからConnectionsへ一旦移行しても、またIdeasに戻ったり、Extensionsで終わるのではなくまたIdeasに戻ったりして学習は進んでいきます。それが上の歯車の絵です。(Sue)
学習におけるアイデアのフェーズ?
**Ideas(アイデア)**は、学習の断片として概念化できます。これには、離散的な情報、専門用語、プロセスの手順、基本的な事実などが含まれます。学生が思い出したり、ノートや教科書から調べたりできるものはすべてアイデアです。例えば歴史では、名前や日付、出来事を覚えることがアイデアベースの学習の証となります。数学では、単純な計算を正確に行うことがアイデアベースの成功を示します。バスケットボールのような活動では、ゲームのルールを知っていることやドリブルやパスなどの単一のスキルを習得していることが該当します。
学習におけるつながりのフェーズ?
**Connections(つながり)**は、内容に関連するつながりと、学生自身の意味付けに関与するつながりの2種類があります。歴史の例では、学生が歴史的な出来事の因果関係を説明できるようになることや、世界の出来事に関連して自分の家族の移民パターンを理解し始めることがつながりとなります。数学では、問題の特性に応じて適切な方程式を選択できることがつながりです。バスケットボールでは、走りながらドリブルするなど、二つのスキルを組み合わせてより複雑な動作を成功させることがつながりとなります。この文章を読んでいる間、皆さん自身の教育的な文脈を考え、学生に期待している学習の種類や自分自身が行っている学習の種類を理解しようとしていることを願っています。それによって、私たちが提示している内容と自分自身との間に、意味付けを通じてつながりを作り出すことができるでしょう。
学習における拡張のフェーズ?
**Extensions(拡張)**は、学生が学んだことのアウトプットを理解し、元の学習環境を超えて学んだことを新しい文脈で活用する能力を発達させることです。歴史の例では、学生が新しい視点から現在の出来事を解釈し、世界の出来事の進展を予測する能力を身につけることが拡張です。数学では、未知の問題を表現するために方程式を作成する能力が拡張に該当します。バスケットボールでは、プレーを解釈し、チームメイトの位置を予測してコートの特定の場所にパスを出す能力が拡張に該当します。
あるビジネス教授は、ケーススタディの課題に対する学生の回答の質に失望して、次のように説明しました:
「あなたたちにケーススタディを与えたとき、それは壊れたトースターを渡したようなものだった。ある学生たちはその『トースター』の壊れた部分を指摘した。そしてそれは正しかったが、そこで止まってしまった。少数の学生たちは壊れた部分を指摘し、それが他の部分にどう影響しているかを教えてくれた。これも正しかったが、そこで止まってしまった。非常に少数の学生たちは壊れた部分を指摘し、それがトースター全体にどう影響しているかを説明し、さらにトースターを修理する方法や再び壊れないようにする方法を教えてくれた。それが、私がケーススタディに期待していたアプローチだ。」
この教授の説明は、ICEで表現される学習の枠組みと直接的に一致しています。アイデア、つながり、拡張の各学習枠組みが質的な差異を表していることに注目してください。つまり、学生に求められているのは、各段階で同じことを繰り返すのではなく、質的に異なることをすることです。
学習環境を作る際に、学習の意図と一致させる可能性があります。学生がアイデアだけを学ぶことが重要な時もあります。そして、1年次はアイデアの習得、2年次と3年次はつながり、4年次になって初めて拡張が可能になるという線形的な進行を想定するのは魅力的ですが、学習を非線形的で再帰的なループとして考えてみてください。ICEは学習を再帰的なものと考えます。
教師たちは、学習について考えを整理するためのフレームワークとしてICEを持つことで、教え方に目的意識を持てるようになることを評価しています。ICEは、学習の複雑な概念を捉え、それを簡略化したが、単純化しすぎていないモデルです。
アクティブラーニングの目的は、“Student Engagement”を推進することであることは論を待たない。“Student Engagement”は1981年米国で初めてのアクティブラーニングの著書を書いたジム・アイソン教授の提唱した概念である。大きな意味での学びの再定義である。具体的には学ぶ個人がそれぞれの意味を創りだすことであり、学修者が深い学びのアプローチを実践できる環境をつくりだすことである。この学びのプロセスを評価するのがICEアプローチである。従ってICEには負の評価は存在しない。全てが肯定である。ICEは直線的な学びの段階を示すものではなく、螺旋的に継続成長していく学びのフレームワークである。ブルームのように学びのステージを登っていくものではない。自覚的学修であり、教師の評価を意識しない。そもそも今の授業は教師が評価の目標をつくってしまうから、生徒はその方向を向いてしまう。個人の力量に沿った、個人としての成長という肝心なことが忘れられる。
アセスメントが学びを促進するのは、アセスメントと学びは密接な関係があるためであるアセスメントモデルが学生の学びを作るので、もしアセスメントの目標、方法、選択を間違えると学びも間違える可能性が大きいということが原点にある。ブルームの方法は、学びをステージとして考えて直線的に高いレベルに登っていく。ICEではプロセスの自己評価によりどこまでも繰り返していくことで、「学習のレベルの違いを学ぶのではなく、質的変容を経験していくものである」ことに気がつく。とはいうものの、そもそもアセスメントが学びに必要なのかということがSueの疑問である。
Ideas、Connections、Extensionsというのは、知識をつなげて拡張するという一連の繋がりであり、学びのプロセスとしてはより複雑な思考を行うことであるが、これは一方向ではなく回転していくものでもある。学習の段階に応じてICEのそれぞれで同じように学んでいく。(E)で終わるのでなく、また(I)に、(C)に成長していくのである。ここがとても大切なポイントである。
Sueの発見は、ICEの質的なアセスメント(量的アセスメントは、目標をどのぐらい達成したかを測るが、質的な評価は、どんな変化が生まれたかを見る)に「動詞」を使うことに思い至ったことであるが、考えれば学びとは静的なものではなくダイナミックなものであるから「動詞」という仕掛けを考えたのは理屈にもあっている。この「動詞」について考えるとさらに面白いことが分る。つながり(C)に行きやすい動詞と留まっている動詞があるということがあるようである。
柞磨を筆頭にした先生方が3年に亘り生徒と共になって開発した「カナダを超えるICEアプローチ(授業設計)」はICEのそれぞれのエリアに多様な意味付けを行うことで試行錯誤をしてみた。それはICEがフレームワークであることを前提として考えていたからである。その結果、Super Extensionという考え方を想起した。(E)から始める授業設計も開発した。(I(c))という考えから数学の三角関数や対数の生徒の理解が飛躍的に高まった。生徒が深いアプローチができるようになり、学びの個人的な意味付けができるようになってきた。ICEの存在しない授業は生徒が拒否するようになってきたと言う。
Sueの初来日?
ICE翻訳(「主体的学びにつなげる評価と授業方法 カナダで実践されるICEモデルFostaty Young, S. & Wilson, R.J. (2000). Assessment and Learning: The ICE approach. Winnipeg, MA: Portage and Main Press.」の出版記念で初来日のSueを迎えに成田空港へ向かう車の中で、ゲーリーに、一枚の絵を示して、ICEが説明できないか、聞いていた。太陽の光に反応する一本のもやしの絵である。Connectionsのイメージである。
新橋第一ホテルの講演会場を一杯にしたSueは、緊張しつつ、ゆっくりと、ICEとの出会いや核心について話をする。主催者の村上、小篠、ゲーリーは、ICEを日本に紹介できてよかったと安堵する。
https://activellj.mediasitecloud.jp/Mediasite/Play/e415fc9ea76140fd96a979a83e704e141d
下崎邦明教育長(広島県教育委員会)との出会い?
広島でICE翻訳本が平積みになっていると聞く。調べると教育長がICEを知り、県の公立中高100校にICEの取り組みを促しているということがわかる。Sueと下崎邦明教育長との面談となる。教育長はたくさんのインデックスを貼り付けた本を片手にして、Sueとハグする。感激の瞬間であった。日本には、このように生徒の学びの環境を心より考えている教育長がいることへの感動である。広島には、教育長とは別に、もう一人、ICE翻訳本を読み、これまでの教育改革にICEを含めた実践を推進している重要な人物である柞磨がいた。
それから、広島の柞磨を追いかけてICE含む教育について学んでいくことになる。日本でICEを探求して、多くの現場の先生に影響を与えてきたのは、柞磨である。ICEの日本への紹介者のゲーリー、実践・普及者の柞磨によって日本でICEが地位を得てきた。
2014年の下崎教育長との面談概要である。
⚫︎広島の教育改革で実施しようと考えていたことが、ICEには全て整理されている。とてもよい本に出会った。
⚫︎いろいろな授業方法が考えられてきたが理屈先行で実際の教育現場で役に立つものは少ない。ICEはカナダで教師が実践して成果をあげている。本当に役立つものであると思う。
⚫︎何よりも生徒が分りやすいのがよい。
⚫︎広島県では今「主体的学び」の加速をしているが、その評価方法が難しい。ICEの本を読み、「あーこれだ!」と思った。すぐに教育委員会でICEを勉強するように指示した。
⚫︎発表の事例、質問の事例などがあって具体的に実践しやすい。
⚫︎私の教育委員会でのプレゼンにも早速ICEを紹介している。広島県連合学会があるが、ここでもICEを紹介するつもりである。
⚫︎今後は小学校でもICEを学ぶように指示するつもりである。
⚫︎ICEを使うと教師が楽しく教えることができて、生徒が楽しく学ぶことができると考える。
「進化するICE」を考案した柞磨昭孝の存在?
ICEの魅力は、「学ぶ者の成長を促すフレームワーク」であること、学ぶ者が基点になっていることにあると思う。しかし、これまでの経験から、資質・能力の育成や伸長に焦点が当たっているものの、学ぶ者が成長実感を感じているかどうかについては、あまり問題にされてこなかったように感じる。本来、学ぶことは成長につながるもので、学ぶにつれてアイデンティティが形成され、自尊感情や自己肯定感が高まるべきものだが、さまざまな調査結果をみると、そうとも言えない状況が多くみられる。
私は、ICEの各フェイズのうち、Extensionsに重きを置いている。(E)は「拡張」とされているが、単なる知識・技能の拡張ではなく、物事の本質をとらえ、それを自己の体験とリンクさせ、創造性を発揮するフェイズだと捉えている。究極は、それぞれの人が創造的に生きることであり、それが主体的ということでもあり、他者や社会とつながることでもある。(E)において学びはパブリックなものに昇華する。そこには人と人との出会いがあり、心が通じ合うシーンの発現が期待できる。(E)はリアリティに近いところにあり、人の学びの基盤となるものが存在する。私が「他者性」という言葉で代表して表現している、「異質なもの、拮抗する概念、不条理な」どがある。それは一見生きることを困難にする要素に思えるが、自分の可能性を拓くものとして働く重要なものであり、それが学びを豊かにする。文学が不条理を描いて深みを生み出してきたように、他者性がこのフェイズの学びに深みを与える源となる。
現在の学校教育には「判断や意思決定」の場面があまり多くなく、それが学びに切実感をもたらさない一因となっている。(E)では、他者とかかわり合うという関係性における価値判断が求められる。それは共感や葛藤の中で行われ、矛盾を乗り越えた意思決定となることが多い。そのプロセスを経て「状況とかかわる力」が育ち、アイデンティティが成長し、人として成熟する。「成長を促すフレームワーク」とは、単に「できなかったことができるようになる」「物事を的確に、早く処理できるようになる」ということを示したものではなく、異質なもの、矛盾や相反する価値観で構成された中で、葛藤に導かれて成長し、真の強さを獲得するものであると捉えている。
IdeasやConnectionsはExtensionsを規定することはできないが、(E)は(C)や(I)を規定することができる。それが逆算デザインの持つ意義であり、学びに必然性、切実感や豊かさを与える。豊かな学びとは、自分の生き方に反映するような学び、自分の環世界を拡げる学びであり、それがExtensionsでの学びであろう。そこに至って「なぜ、古典を勉強するのですか?」という素朴な問いにも答えることができるようになる。(以上、柞磨昭孝「ICEモデルで拓く主体的な学び: 成長を促すフレームワークの実践」序文より引用)
ICE探求・普及活動?
ICEの探求は2つのことを並行してやってきた。
一つは、ゲーリーとSueによる理論化と実践である。「ICEアプローチ研究会」と出版である。大学先生が主にコアとなっている。
もう一つは、「進化するICEモデル」を柞磨を中心に、全国の高校等へ紹介する草の根活動を通して普及させてきた。こちらはベネッセとも組んで「主体的な学び研究会」を立ち上げる。全国の高校の教師他に参加いただき1年間の研究と実践を行う。
ICEに関する著作物?
ICEに関する翻訳著作権は、現在(社団)主体的学び研究所プラス(理事長ゲーリー)が商標権とともに保有している。ICEに関するペーパーは諸々あるが、代表的な著作は次のものである。
(ゲーリー)
⚫︎「主体的学び」につなげる評価と学習方法―カナダで実践されるICEモデル (東信堂)– 2013年
⚫︎社会で通用する持続可能なアクティブラーニング: ICEモデルが大学と社会をつなぐ(東信堂) 2017年
(柞磨)
⚫︎ICEモデルで拓く主体的な学び: 成長を促すフレームワークの実践(東信堂)2017年
⚫︎2017/7/5生徒も教師も楽しめる 問いづくりの実践(日本橋出版) 2020年