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8歳くんと小学生初級英語|今日の狙いは「have」

「やりたいな〜」「やらなきゃな〜」と思いつつも、何かと後回しにしになっていた末っ子8歳くんの英語でしたが、最近やっと定期的にやるようになりました。といっても、週1回30〜40分だけですが、笑。

スーパー初級英語のオンパレードではありますが、英語を耳で理解して、自分が知っている簡単な言葉をやりくりして、コミュニケートしようとする気持ちを育てたいな🌱と願っています。そして、気軽に・お安く・楽しいことも継続のために大事。

今日の狙いは「have」

【準備10分】④のカードを印刷して切る。

🍏① 挨拶→ウォームアップ(5分)

「Hi ○○, how are you?」など挨拶が終わったら、最も基本的な「I have…」を使ってみることからウォームアップ。言語学者であったロベルジュ教授のこども向け初級英語テキスト「ロベ先生とはじめてのえいご」のこちら👇を使いたいところなのですが、

ロベ先生とはじめてのえいご(小峰書店)

8歳ともなると可愛いらしい絵を嫌がるうちの8歳くん。よってここは柔軟に、8歳くんが描いた絵を使って、同じ要領で、

(胸に手をあてて)
I have…
(ゆっくりと)
(指で数を表してから👆✌️)
(絵or顔で部位を指差しながら)
two ears… 
two eyes…
two hands…
one nose…
one mouth…
one chin…
and lots and lots and lots of hair!!

という具合に、お母ちゃんが言った内容を追って真似してみるように促します。2〜3回繰り返すとベターですが、1回でもOKです。そして、これでは物足りなそうで、理解力があれば、顔や体の部位をいろいろ足して、語彙を広げてみます。

【 理解力に合わせて+α 】
two cheeks…
one forehead…
one neck….
ten fingers….
one head….
two shoulders….
two knees….
から「Head Shoulders Knees and Toes」
の歌につなげるのもあり。

🍏② haveを使ったYouTubeを聴く(3分)

次に、「Do you have a pet?  I have a pet♪  He is a dog♪…」という具合で、いろんな動物について歌うYouTubeを聴いてみます。一緒に歌っても、歌わなくても、どちらでもOK。シンプルな内容で、説明も全く必要ないので、歌の内容をちょっと理解して、英語の音や「have」を使った文章の流れを耳にできればグッドです👍 最大の目的は簡単な英語にたくさん触れていくこと。

【✍️メモ】
このYouTubeチャンネル「Super Simple Songs」は、もともと東京にあった英語教室が始めたものだそうで、ゆっくりテンポと、簡単な歌詞、そこに身振り手振りを加えて、楽しい初級英語教材として世界中で人気を集めています。今では、Khan Academy Kidsの教材としても使われており、安心して使える質の高い動画教材です。

🍏③ 絵をみてQ&A(5分)

さてお次は、この絵を見ながら、飽きない程度に3〜5つ質問してみます。スポーツ用語は日本語と通じるものが多いので、勘をつかって答えられればワンダフル。

Fun for Starters,  Cambridge University Press 2016

Who has a tennis ball?
Who has a guitar?
Who has a camera?
Who has a bicycle?
Who has a badminton racket?
Who has a helmet?

など。

子供の答え方は、指差すだけだったり、「This」だったり、しっかりと文章で答えたりといろいろ。いずれにしても、「Yes!  She has a tennis ball.」「Yes, she has got a tennis ball.」など正しい型で応じます。そして、ここでもまた、好奇心と理解力に合わせて、質問に変化をつけて広げてみます。

【 理解力に合わせて+α 】
What does she have?
Who likes to sing?
Who rides horses?
Who has brown hair?
Who has long hair?

【✍️メモ】
have/hasの使い分けにはある程度の時間と慣れが必要なので、この時点では細かい訂正や説明はせず「Yes.  She has a tennis ball.」と正しい型で繰り返せばOK。上達とともに意識が高まり、修正しやすくなります。和訳や日本語の説明はNGです😆

🍏④ 「I have… Who has….」 カードで遊ぶ(10分)

続いて、32の初級単語と「have」を使った簡単なゲームをします。少しお手間なのですが、こちらのお手製カードを印刷してカットしたらば、ルールは簡単。

「I have… Who has….」cards by Shibachan
PDFはこちらから👇
印刷は白黒でもペラペラ紙でもOK。

【 遊び方 】
① カードをシャッフルして人数分わける。
② 最初に始めたい人が手元のカードを
1枚選んで読み上げる。
「I have an apple.  Who has a tree?」
③「I have🌲」のカードを持っている人が、
「Yes me, I have a tree!」となり、
「I have a tree.  Who has a cat?」
とそのカードを読み上げる。
④「I have 🐱」のカードを持っている人が、
「Yes me!  I have a cat…. Who has….?」
といった具合で、
32枚のカードが順々につながる。

わからない言葉があれば「What's this?」と聞いてみたり、最初はゆっくりでも、慣れてきたら徐々にテンポを早めてみたり、簡単な英語を使って定着を促す練習にもってこいです。「have」に触れる練習は今日はここまで!

🍏⑤ 対義語に触れてみる(3分)

最後にちょろりと、簡単な対義語をYouTubeで観てみます。

先ほども使ったSuper Simple Songsの曲ですが、声の調子とアニメーションだけで意味が掴めて素晴らしい。単語は1回で覚えるのではなく、少しずつ少しずつ、いろんな場面で耳にしたり使ってみることで、積み重ねていきます。

【 登場する対義語 】
open / shut
big / small
please / no thank you
fast / slow
loud / quiet

🍏⑥ 最後は洋楽を楽しく聴く(1〜3曲)

最後はただただ楽しく英語の曲を聴くだけ😆

1曲目は、最近8歳くんが参加したスポーツイベントで流れていたQueenの名曲「We Will Rock You」。時々サビを口ずさんでいたのでこれにしてみました。子供が何となく気になっていそうな曲、家族の誰かが好きな曲、巷で耳にするような曲が楽しいかもですね。

2曲目は、まだ記憶に新しいワールドカップつながりで、2010年南アフリカ開催時のテーマソングを。のりのりで「ワカワカエイエ〜」と、英語にあまり関係ないけれど(笑)、明るくグローバルに人気な曲にメッシやロナウドなどスター選手の(若き頃の)姿が映し出されるので、サッカーに興味のある少年少女も楽しめちゃいます。

最後の1曲はKaty Perryの「Roar」。これも10年前の曲ですが、動物がたくさん登場し、鮮やかな映像を見ているだけで8歳くんも楽しめます。

この曲のサビ「you're gonna hear me roar」の「roar」が、最初に見た「I have a pet」にも登場した「roar」と同じだということに気付いて、そこだけ歌ったり。こんな風に、内容のつながりや狙いを持ちつつも、気楽に楽しく英語に触れていく8歳くんとお母ちゃんでした✌︎('ω')✌︎

こども初級英語|具体例を順番でまとめてま〜す👇


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