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【知らぬ間に結ぶ】カルティエと日本 半世紀のあゆみ「結 MUSUBI」展 ― 美と芸術をめぐる対話 東京国立博物館 表慶館
概要はこちら。
東京国立博物館とカルティエは、「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」を開催いたします。
カルティエが日本に最初のブティックを開いてから50年を記念し、メゾンと日本を結ぶさまざまなストーリーを紹介するこの展覧会は、左右対称の構造をなす表慶館を舞台に、カルティエと日本、そしてカルティエ現代美術財団と日本のアーティストという2つの絆を紐解きます。
公式サイトの情報量、すごく少ない。
東博の「管轄外よー」なのか。
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ときどき現代美術の文脈で耳にするカルティエ財団。
横尾さんだったり森村泰昌さんだったりの関わりから、作品を見てきた。
「見てきた」というかいつの間に見ていたという表現が正しい。
カルティエ現代美術財団を全面推しする展示が少なかったせいか、自分がスルーしていたのか、そういう金の匂いが強くないところがいいなと思ってはいた。
しかし美術はパトロンというものも大事なわけで…ゴニョゴニョ
支援という名なら、見る側の受取り方も違う。
そんなカルティエ財団との結びつきの歴史を網羅できる今回の展示。
前半はカルティエの宝石たちと日本の関わりについての展示。
宝石の話になるので、服よりわからない。
語れないことを悟った。
石、鉱物としてきれいだなーとは思う。
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2階、後半の展示からカルティエ財団と日本の現代美術、クリエーションの話になる。待ってました。
横尾忠則
中央吹き抜けホールの周りにはぐるりと横尾忠則さんのポートレート。
2021年夏に21_21 DESIGN SIGHTで行われた展覧会に出されていた作品を見ていた。
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乃木坂21_21 DESIGN SIGHTにて。
あかんべーマスクの横尾さんの話を聞き入る
当時4年1年の兄弟。なんか滑稽だな。
この横尾さんの描く、アーティストの「ポートレート」好きなのですよね。嬉しい再会だ。
当時、クリスチャン・ボルタンスキーが亡くなった直後で。
横尾さんの描くボルタンスキーがすごく、良い表情だったのが忘れられない。厳しい状況から着想される作品の多い作家だったが、あのポートレートの中の笑顔の時間を思うとなんともいえない気持ちになった。
今回の展示で取り上げられた日本の現代美術家たちの肖像は人物紹介のようで面白かった。
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三宅一生と森村泰昌
展示室に足を進めた瞬間「ヴァーーーーー!!」となってしまった。
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これ、25年ぶりの再会だー!
良く話題にしている1999年東京都現代美術館で行われた服飾系展覧会の一番最初「身体の夢」展に出てたやつだ。
絶対その時見た。(図録で確認済)
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プリーツ・プリーズ ゲスト・アーティスト・シリーズ No.1 森村泰昌
そうか、これはカルティ財団の関連の作品だったのか…と25年経ってから初めて知るという。
2000年、これも同じく東京都現代美術館で開催されたISSEY MIYAKE展でも展示があった、と思う。(図録で確認済)
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この頃の三宅一生さんはデザイナーというよりプリーツプリーツの発明者の印象が強い。ファッション(流行)というよりプロダクト(製品)の人、ブランド。
余談だがこの展示は学部の日帰り研修旅行と称して水戸芸でやっていた森英恵展を見てバスで移動して午後はISSEY MIYAKE展を見た記憶がある。5月だったか。
高い天井から吊り下げられた服たちがびよーんびよーんと飛び跳ねて展示されていて大変楽しかった思い出だ。
後日友人が再び訪れたいと現代美術館へ向かった時、新木場へ行ってしまった話を思い出した。(現代美術館は東西線の木場駅)
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あの人は今
束芋氏の作品もあった。
この方それこそ初期の横浜トリエンナーレではインパクトのある作品を出していた。
未だに場所を思い出せないのだが東東京のどこかの街のギャラリーのようなところで大型の作品を見た覚えがある。夢のような話でどこだったのかさっぱり覚えていない。たしか、倉庫のような場所の天井にプロジェクターで上映されていた。
どこでいつ頃、何を見たを割と明確に覚えている方なのだが、この方の作品遭遇はなにか夢や幻のように感じてしまう。
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活発に新作を定期的に出す、という作家さんではなかったが、今年の1月に美術手帖のレポート記事があった。また個展が見たい作家さんの一人だ。
表慶館を上手に利用
建物自体の歴史がある表慶館での展示でよかったのかもしれない。
ホワイトキューブの美術館ではない面白さがあった展覧会だった。
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帰り際、東博の中央池の周りの植栽が不自然な刈り方をされていた。
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