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扉の補強と、おばば

昨日11月18日(金)に畑の扉の補強をしました。

扉の側にもう一本杭を打って、蝶番を強くすることにしました。まずはその杭を作る作業から。

家にある長い材木を探し出し、それを地面に刺さりやすいように、やや鋭利にしていく作業。せっかくなのでディスクグラインダーで削ったら早くできるだろうと思って、作業していたらディスクがポーンと飛んでしまった。向こう側に飛んで行ったからよかったものの、こっちに飛んできたら足か股を裂くところだった。どうやら材木の一部を噛んで弾いたらしい。壊れたかと思った。そもそもこういう時にディスクグラインダーは使うべきではないそうで、一つ勉強になった。

作業時は機械を壊したと思って手作業で地道にすることにした。小学校の時に通っていた「山の教室(通称:やまきょう)」ぶりの肥後守。山の教室はおそらく当時の朝来郡和田山町の社会教育課というところが開いていた、山で生活する術を学ぶ塾みたいなもので、月に一回ほど通っていました。週末に山に登ってサバイバルを学ぶのだけど、あのときは家でゲームをしたくてたまらなかったものだから、どうして自分がこんなしんどい思いをしなくてはいけないのかわからなかった。今となってはすごく良い思い出なのだけど。

初めて肥後守を手に取ったのは小学4年生の春で、教室の始まりは自分の箸作りから。山から竹を持ってきて、せっせと削って作った。削りすぎて自分の箸は他の人に比べ少々細かった記憶がある。肥後守の使い方を教えてもらう時に、まだ触ってはいけませんと言われたのにもかかわらず、人の話を聞かずに手から血を流している子が2人いたなあ。

作業をしながらそんなことを思い出していました。

まあこれくらいならしっかり入るでしょう。では、畑へゴー。

杭はここに打ち込んで、と。あとは釘を打てば、より強固な蝶番ができるでしょう。

まあ無事杭と釘は打てたのですが、どうも釘打ちが苦手なもんで、あまり公表したくない。4回打ち込んで3回失敗したのでかなり汚くなってしまいました。

四苦八苦していると、そこへ我がおばば様登場。普段外に出ないのだけど、孫が何やら始めたということで、いてもたってもいられなかったのか、数年ぶりに畑へ姿を見せた。実家に帰って、もっとも身近なところから何やら変化が起ころうとしている?それは早計かもしれないけど、とにかく嬉しい出来事だった。おばばは、さや豆周辺の雑草を刈った後、りんごジュースを僕にくれ、自分は老人車に腰掛けてヤクルトを飲んでいた。

家に戻ってからは、裏の畑の草むしりをした。適当にやった後、耕運機「暴れ馬」を試運転。長く使われていないからスターターを引いてエンジンをかけるのに30分かかった。それだけで疲れてしまって仕事にならない。動いてからも、こいつの動きを制御するのにかなりエネルギーを浪費した。確かに機械で耕すのは時短にはなるのだけど...

暴れ馬については後ほど紹介しよう。

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