見出し画像

③【母親を、もっとおもしろく。×HUBとアクションと。】コミュニティ×地域⇒実践活動へ

地域活動未経験の私が、2020年9月~2021年3月まで自治体のまちづくり企画に参加。最終成果発表をもとに、いろんな事にチャレンジした内容を振り返ります。本日は「③コミュニティ(HUC)×地域⇒実践活動へ」具体的にどういう活動を実施したかをご紹介します。

①人前に出る事が苦手な私が、一歩を踏み出せたきっかけ
②コミュニティと地域を繋ぐ。
③HUC×地域⇒実践活動へ(本日はココ!)
④最終成果発表会へ
⑤今後の共創プロジェクト 

前回の②はこちらでした。母親アップデートコミュニティ(通称:HUC)の強みを洗い出し、HUB(ハブ)になる事によって3つのアクションに繋げたというお話でした。「読んだよー!」と、一言でもお声かけ頂けるともの凄く嬉しいです!
今回も広島県福山市の福山未来共創塾で発表したスライド等でご紹介していきます。


子ども×地元の仕事プロジェクト

ひとつめは、共創塾12月の分科会でUMEプロジェクトの高橋さんと発展した内容です。
高橋さんは長年東京で学童保育に携わっており、福山市を含めた備後圏域における、子どもたちの自由で豊かな育ちが足りていないという課題に取り組まれています。
HUCの「親も子も共に育む」や「母親のアップデート」に共感して頂き、対話をしていくうちにプロジェクトの構想が生まれました。
目指すところとして、多世代で一緒に未来を考えたい、子どもの社会参画の場をつくる、子どもの選択肢を増やす、そして企業も地域も一緒に子育てする取り組みをつくりたいと考えています。

画像1

↑↑ 共創塾では毎回素敵なグラレコチームがサポートしてくださいました!


高橋さんは、尾道市浦崎町で子どもの居場所づくりや学習支援として「うらしま塾」という活動をしていて、平行して大学の研修室と一緒に多世代居場所づくりとして古民家空き家再生にも携わっており(幅広い!)、手がまわらないことが多々あるとのこと。さらに親御さんの意識についてかなり悩んでおられました。
私からHUCというコミュニティがあるという事を知り、存在そのものが希望だとおっしゃっていました。なんと最近は、地域活動をしても変わらないと、少しあきらめモードだったそうです…。「またやってみようと思います!」と力強い言葉を頂きました。共創する以前に「存在」が少しでも力になれるとは…。改めてHUCって凄いですね。

画像2

↑↑ 素敵な取り組み、うらしま塾さん。


――プロジェクト発足

高橋さんは、一緒に活動してくれる仲間がいないという課題を抱えていましたので、UMEプロジェクト、同じく共創塾のproject SMILE 宇佐美さん、HUCメンバーの私で運営チームを構成し、プロジェクトが立ち上がりました。

私がイベント告知などの広報的な役割を担当、宇佐美さんはゲスト企業さんとの連携や実際に今回のイベントの登壇者となって、ゲストさん側のフォローをして頂きました。

画像3


画像4

第一回目に開催したイベントのフライヤーは、UMEプロジェクトメンバーの大学の学生さんがデザイン。当日の司会進行なども学生さんが担当しています。
他にも運営のサポートで、子どもたちと学びや遊びに関わる部活動として、高校の生徒さんも参加しています。
まさに、運営チームから多世代で子どもたちを支え合っている取り組みです。


画像5

こちらはハイブリッドで開催したイベントです。今回は、うらしま塾のお子さん達に参加して頂きました。様々な意見や感想を頂き、アンケートにも次はこんなお仕事の話が聞きたいとリクエストもありました。
お仕事の話を聞く貴重な場でもあるんですが、どうしてこの職業を選んだのか、夢についてのお話も聞く事ができました。
子ども達も自分の夢について考えたり、あるいは自分という存在が社会と繋がっているという認識を身近に持つことができたのではないでしょうか。
今後もたくさんの企業さんに参加して頂いて、大きく拡げていきたいです。できれば、リアルに仕事体験できるようにしたい!

\第一回目ご登壇頂いたゲスト様/
福山市教育委員会

福山シティフットボールクラブ

マナック株式会社

皆さん、子ども達向けにプレゼン慣れされているのか、お話がめちゃくちゃわかりやすかったです。運営の私が感動…(笑)ありがとうございました!


防災・減災イベント

2つめは、親子で防災・減災イベントをHUCと共創塾生さん向けに開催しました。塾生でもある損保ジャパンさんによる、EV自動車の災害時のデモンストレーションや紙食器づくり、暗記クイズなどのワークショップです。
損保さんは初めてオンラインイベントを開催して検証できたこと、HUCでは地域ごとに防災の形態が違うので、連携していきたいという話や、メンバー(学校の先生)が早速生徒さんとワークショップを開催したというフィードバックがありました。

これを機に、HUCのFacebookグループに防災・減災スレッドを立てたところ、すでに50件以上の書き込みが!この熱量と、スピード感、情報量がまさにHUCだなと思うところがありました。

画像6


画像7

↑↑ 新聞紙で紙食器づくり。実際に災害時に使用されたそうです。


ワーケーション、サマースクール計画

最後はこちら。福山市熊野町で古民家を改装したゲストハウス、せとうち母を経営されている、岡田さんの「里山がっこうプロジェクト」キックオフに参加しました!ワーケーションやサマースクールを計画中です。
HUCメンバーは、親子ワーケーションを経験しているメンバーが多いので、とても心強いです。

「里山がっこう」については「⑤今後の共創プロジェクト」で詳しく書こうと思っております!

画像8



ありがとうございました!

私は「地域」という言葉が、じつは苦手でした。一か所に留まることが好きではないし、視野が狭いような閉鎖的なワードに捉えていました。たまたま、同じ土地に住んでいるからという、方向性がバラバラで、時代に合わないイメージ。なぜ対象を地域限定にしてしまうんだろう、もっと外へ、フラットに考えられないだろうか。しかしながら、違うからこそ生まれる面白さがあること、地域もひとつのコミュニティであると感じることができた事は自分の中で大きな気づきとなりました。
それと、身近にこんな素敵な取り組みやリソースがあると自ずと紹介したくなったり、一緒に何かやりたくなるものですね。もちろん、フラットな考えはそのままに(大事!)
まだまだはっきりとはわかりませんが、この度ハブになることにより、少しは知る事ができたと思います。

私も積極的にコンタクトを取ろうと顔を出していきましたが、短期間で様々な共創の可能性を引き出して下さった、福山市まちサポのマッチングやフォローが素晴らしかったです。そして、共創して頂いた塾生さんやHUCメンバーに感謝です。
ここから焦らず無理せず、スロースタートながら持続可能な一歩を、みんなと踏み出していきたいです。

ひとまず、発表したスライドは終わりました。次回は「④最終成果発表会」 です。資料についてや、会場の雰囲気、講評、ほかの塾生さんについて書いていきます。まだ続きますね(笑)
今回も読んで頂き、ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?