プロダクトマネージャーが赤裸々に語り合うtoC PM Night#01を開催した話
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プロダクトマネージャーが赤裸々に語り合うtoC PM Night#01を開催した話

どうもRettyのぐち(@roki_n_)です。

先日、toCサービスのプロダクトマネージャー向けのイベントとしてtoC PM Nightを開催しました。共催及び登壇者としてはエウレカ金田さん、dely奥原さん(@okutaku0507)、Retty後藤(@sayaka_goto)です。

来ていただいた方からたくさん反響いただき、嬉しい限り。

当日の内容をスライドやTwitter実況(たくさんのツイートありがとうございます😂)をベースに紹介し、振り返っていきます。ざっくりこんな内容。

日本のプロダクトを前進させるためのイベント

今回3社のプロダクトマネージャー有志が集まって、開催しました。情報が多く、型が確立されているエンジニアやデザイナー領域と比べると、プロダクトマネージャーの情報交換の場、勉強会の場はまだまだ少なく、また実践的な話ができる場となるとほぼ皆無なのが日本のプロダクトマネージャー界隈の状況です。

自己紹介で金田さんが「綺麗事じゃないプロダクトの話をしたい」と言っていましたが、我々が考えていたことまさにでした。一般論を語るのではなく、登壇者がオープンな発信をすることで、場のインプット・アウトプットの密度や熱量が上がるのではないかという考えの下、赤裸々に語り合えるイベントになることを心がけました。

「何を作るか」「なぜ作るか」に責任を持つのがプロダクトマネージャー

プロダクトマネージャーの定義として、QuoraでAirbnb→AmazonのプロダクトマネージャーIan McAllisterさんが答えられた有名な一節を引用しました。

Product managers own "What" and "Why".
Project managers own "How" and "When".

登壇者が皆口を揃えて言っていたように、プロジェクトの進行やピープルマネジメント、実際にQuery書いたり、デザインしたりということもやらねば回らない・・・というのが忙しいプロダクトマネージャーの実情ではあります。

とは言うものの、プロダクトをマーケットやユーザーにどうフィットさせるか、そのためのWhatやWhyを考え、責任を持つのがプロダクトマネージャーの仕事です。こんな話も出ていました。

登壇者紹介

司会は私のぐち

パネルディスカッションの登壇者として3名。

エウレカ執行役員 VP of Pairs Japan 金田さん。

dely クラシル開発部GM / Product Managerの奥原さん。

Rettyアプリ / Global のProduct Manager 後藤。

3サービスともWebとアプリのデバイスでサービスを展開していますが、日常領域であるため検索流入も大きな集客チャネルであるクラシル、Rettyに対し、PairsはWebではオウンドメディアと一部ユーザーの利用(韓国では兵役中のスマホを使えない男性のPC利用が多いらしい!)という異なる部分があり面白い点でした。

プロダクト年表でプロダクトの節目の意思決定を振り返る

パネル・ディスカッションでは、各社の体制やプロダクトマネージャーの役割、現在注力しているテーマなどが話題に。

というお題では各社のプロダクト年表をベースに、過去の成功・失敗事例やフェイズによる課題、組織体制の変化についてディスカッション。

常々Rettyの武田からも言われていることですが、個人的に事業を成功させるためにはタイミングが非常に重要だと思っています。今回3サービス揃ったので、ぜひ3サービスのそれぞれのフェイズでどんな転換があったのか、意思決定、体制移行をしたのか非常に興味があってのこのコンテンツでした。

エウレカ社のプロダクト年表。本当にプロダクトの成長に合わせて、プロダクト自体も組織も課題と打ち手が変わってきた印象。

・競合のサービスを徹底的にパクって、ゴリゴリプロモーション回していた初期フェイズ
・KPI中心チーム、OKR導入を行った2〜3年前
・KPIを追いすぎず、1年後のMAUが増えることをベースに長期的な体験作りを意識した直近フェイズ

検索→発見へのシフトでの、レコメンドのブラッシュアップも仮説検証の跡を感じました。

dely社クラシルのプロダクト年表。お弁当デリバリーからピボット→クラシルリリース→TV CM→1,000万DL→Yahoo! の連結子会社化→TRILLを連結子会社とし1,600万DLと激動の5年間。

初期はフラットにみんなで開発意思決定→サービスと組織拡大に伴いスピード落ちる→プロダクトマネージャーポジションできると、プロダクトの課題に合わせて、組織もフィットさせて来られたようです。

Rettyのサービス年表。100名の壁にぶち当たる時期もありました。KPIもSEO・投稿→予約トランザクション数とフェイズによって変化しております。

昔の画面は懐かしくもあり、恥ずかしいw

OKRや大きくなる開発組織の難しさ

パネル・ディスカッションで話題に占める時間が多かったのが、組織論について。

フェイズにより課題が変わると、組織のカルチャーも変える必要がある。その際、どのようにカルチャーを変えたのかという質問への金田さんのアンサー。

方針転換についてこれなくなる人もどうしてもいるので、その際は擦り合わせを行い、難しければ毅然とした対応をとる。

OKRはフィットする組織規模なら効力を発揮するが、設定と運用に時間がかかったり、プロダクトのフォーカスポイントが期中に変化した際に難しくなるという話題も。

その辺りの組織についての議論の概要はこちらにまとめていただいています。

その後懇親会で盛り上がりましたとさ。

令和になる頃には第2回もやりたい・・・

初めてのイベントで拙い部分もあったかと思いますが、来ていただいた皆さん有難うございました!何かしら持ち帰っていただけていたら嬉しいです。

という声もいただいているので、ブラッシュアップしてまた令和を迎える頃には、第2回を開催します。

今回のイベントの3社はいずれもPMポジション中心に積極採用中ですので、ご興味ある方はぜひ今回のイベントの続きの話をしがてら、遊びに来てください。



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Rettyで働いてます。Rettyプロダクト部門担当執行役員。週末はフットサルか読書か食べ歩きかサウナ。京大文学部卒です。サッカー好きでセレッソ大阪の20年来のファン。