【飲食業界ニュース(10/16-10/20)】今週公開された気になるフードビジネス記事を[PICK UP!!]
こんにちは。hibana編集長の本橋です。
毎週土曜日は今週1週間の間に公表された『フードビジネス』に関する最新ニュースをまとめてご紹介していきたいと思います。
飲食業界の今週のトピックス(10/16-10/20)
海外の日本食レストラン/2023年は2021年対比約20%増の約18万7000店
コロナ収束後、インバウンドが回復にするに連れて、日本食への注目度が高まっているのが、目に見えてわかります。都内で数店舗経営している飲食企業でも、インバウンド利用が高まり、対策に動いている状況です。うちは、インバウンドは関係ないと考えるのではなく、共に日本食をどう盛り上げていくかを考えていくことが大切になるかと思います。
クリエイト・レストランツ/3~8月期売上収益34.1%増、DX推進し業務効率化
飲食DX推進はまったなしです。タブレットレジ、予約台帳、モバイルオーダー、シフト管理など、飲食店のシステム化による業務改善、利益率改善は、すぐに取り掛かるべき課題かと思います。自社での推進が難しい場合は、外部の専門家に相談し、仕組み構築を進めることをおすすめします。
サンマルク/自由が丘に新業態のクロワッサン専門店
パン、ベーカリー、スイーツの新業態が続々登場しています。これらの業態は出店はしやすい(参入障壁が低い)ものの、短命で終わってしまう確率が高いため、持続可能な品質の担保、ブランディングが重要になるかと思います。
「ととのう」サラダメニュー提案! サラダの新しい魅力発信するプロジェクト始動!!【日本サラダ協会】
日本の食材の良さをPRする取り組みが増えています。生産者、販売業者がコラボし、様々な形で日本食、文化を世界に発信していけるようになるとよいと思います。
カナダ産ブルーベリーを飲食店で! 注目シェフとのコラボメニュー販売【シルバーバレーファーム×JINNAN CAFE】
ブルーベリーとい食材のポテンシャルに注目した内容です。新しい食材の可能性を追求し、体験する活動は「食」の楽しみ方の基本と考えられ、好印象だと思います。
世界的な評価が高まりつつある中国ワイン「張裕(チャンユー)」ブランドって?【モセル】
中国ワインという選択肢が日本ではあまりない印象でした。飲食業界では、ワイン需要が低迷している印象を受けますが、このような新しい選択肢が生まれ、ワインの楽しみ方が増えると良いと思います。
【ぐるなびリサーチ部】秋に食べたい食に関する調査
マーケティングの参考になるデータになります。秋の集客に悩まれている飲食店関係者の方はチェックされると良いと思います。居酒屋系には『牡蠣』が集客のフックになりやすく、カフェなど軽食系は「栗モンブラン」がフックになりそうです。
IKEA「50円ソフトの牛乳、やめます」宣言。独自のプラントベースに全面切り替え、お味は?
「プラントベース」がどんどん普及しています。フードビジネスの関係者は抑えておきたいワードですね。
消えた「和民」が鳴り物入りで大復活 ワタミが本気で仕掛ける新ブランドは、何がすごいのか
複数看板(業態)、横丁施設の人気が高まっているトレンドを取り入れた新業態になりますね。このモデルの今後の展開に注目です。
全国に「おにぎり専門店」が増加…「令和おにぎりブーム」を加速させた「米の“嗜好品”化」の背景
米粉、おにぎり、寿司など「米」商材の注目度が高まっています。押さえておきたい食トレンドの1つですね。
「毎日1万個超売れる」“アイムドーナツ”とパンで月商2億円、ヒットメーカーに聞く「流行の作り方」
人気店づくりのポイントが語られた記事になります。食のマーケティングに携わる方は読んでおきたい記事になりますね。
スタバやマックが挑む「新・顧客体験(CX)」、注目すべき「スキャンレスペイ」とは
大手企業の最新CX情報になります。日本ではマックのモバイルオーダーが注目されましたが、注文〜決済までのプロセスは常に進化していますので、チェックしておきたいですね。
(※こちらで紹介するニュースは、主観にもとづいて、記事を取り上げております。また、個人的な感想も添える場合もございます。)
目に付いたニュースがありましたら、気軽に読んで頂ければ幸いでございます。
今週1週間のニュースまとめ
今週も食に関わる様々なトピックスを取り上げました。
今回はマーケティングの参考になる記事が多くありました。食トレンド、新業態、食材など新しい情報を取り上げましたので、短期的な企画、中長期的な事業創造の参考になるかと思います。ぜひチェックしてみてください。
引き続き、フードビジネス事業者様に役立つ情報を取り上げていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。
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