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フェスの準備


フェスシーズンがやってきました!初めての方は、フェスに参加するのは楽しみしですが、何を準備すればいいのか戸惑うこともあるでしょう。
今回のブログでは、初めてフェスに参加する方向けに、持ち物や服装などの当日までにできる準備を解説していきます。
夏フェスシーズンは始まっていますが、これからのフェスを最大限楽しむためのポイントを押さえて、楽しいフェスを過ごしましょう!

前回はフェスの選び方についてのブログを書いているのでよければそちらもご覧ください!

交通手段を決める

行くフェスが決まったら、まずは交通手段を決めましょう。
自分の状況や場所に応じてベストな交通手段とそのポイントを紹介していきます。

車なら日本各地どこでも行くことができます。
会場やイベント会場が準備していることもあり、近くに停めて会場まで直行できるのが利点です。
ただし、会場の駐車場を使う場合、別途チケットが必要な場合があり、どの会場もチケットもすぐに売り切れているので、車で行くと決めたら早めにキープしておきましょう。

メリット
時間の制約がない
大荷物も持っていける
乗り合わせで行くと交通費の節約になる

デメリット
駐車場を確保しなくてはいけない
夜移動だと疲れてしまう
渋滞などでスケジュールの変動がある

電車・新幹線

駐車場がなかったり、公共交通機関の利用を推奨しているフェスもあります。
特定のフェスでは、臨時列車が運行される場合もありますので、事前に時刻表をチェックしておくと安心です。
また、体感ですが最近の新幹線は自由席が混雑している傾向にあるので、余裕があれば指定席を取るのをおすすめします。

メリット
計画が立てやすい
少人数ならコストを抑えられる
迷いにくい

デメリット
開演前、終演後は混雑する
時間の制約がある
大荷物には向いてない
遅延や運休になることがある

シャトルバス

アクセスが不便な会場や、大規模なフェスでは独自のシャトルバスを運行している場合もあります。
最寄りの駅から会場だけでなく、近くの大きい駅から会場や、大規模フェスなら主要都市からの直行便も準備されています。
これもチケットと一緒に売られているので利用を考えている人は要チェックです。
車で遠方から来る人はシャトルバスの切符を買っておいて近くのコインパーキングに停めておく合わせ技もいいですね。

メリット
準備されている量が多い
確実に会場に連れて行ってくれる

デメリット
開場前、終演後は混む

他にも飛行機や高速バスなどもありますが、主に使われているのは上記の3つなので省略させていただきます。

宿を確保する

開催地にもよりますが、ほとんどの方は泊まりで行くと思われます。
一般的にはホテルが思いつきますが、他にも色々な方法があるので詳しく紹介します。

ホテル

会場の近くのホテルが一番便利ですし、快適です。
しかし近くのAPAホテルや東横インなどのホテルチェーンはすぐ埋まってしまい、気づいたら高いホテルか、遠いところしか残ってないということもあります。
自分も初めてロックインジャパン(当時はひたちなか)に行った時に泊まるところが無さすぎて福島県まで行きました笑
それでもロッキンに行ってきた人が同じホテルにいたのでロッキンの規模の大きさに驚かされますね。

また、近いところは朝から荷物が預けれるのでクローク代の節約になりますが、終演後にチェックインが殺到するので、クタクタのまま30分以上待たされることもあります。

メリット
衛生面、利便性の面では圧倒的に強い
しっかり寝れる
風呂、トイレがちゃんとある

デメリット
フェスの前後は高額になる
近場は早めに取らないと埋まってしまう
チェックインがタイミング次第では混んでいて休めない

ワンポイントアドバイス
チケットを取ったタイミングや応募した時に抑える
キャンセル代がかからなければ悩んでいる時に抑えてもいい
近場で泊まる場合、途中に空いている時間があれば日中にチェックインするとフェス終わりに部屋に直行できる
近場で取れない時は、車の場合はなるべくの国道沿い、電車なら沿線上で取ると便利

キャンプ

フェスによってはキャンプ場が併設されていてフェスに泊まることもできます。
参加者同士で交流があったりして楽しいですね!
併設しているキャンプ場を使用する場合はフェスの入場券と合わさっていたりするのでチケット購入時に確認しましょう。

メリット
音楽だけでなく泊まるところまでがイベントになる
フェス会場の中に拠点が作れるので便利

デメリット
水場やお風呂の心配
状況によっては体が休まらない

ワンポイントアドバイス
フェスによってキャンプのレギュレーションは様々なので要チェック
お子様連れには拠点としてキャンプがある方がいいかも

車中泊

車でフェスに行く場合、車中泊も一つの方法です。
キャンピングカーがあれば最高ですが、1、2人ならワンボックスカーやSUVでも十分できます。
なんと言っても宿泊費がかからず、低コストで1泊できるのが一番のメリットです。
近場で駐車できれば遅刻した時のリスクも下げれますね。
ただ、真夏は熱中症のリスクがあったり、防犯の面で注意が必要です。
自分も何度かやったことあるのですが、「旅してる!」という雰囲気があってすごく楽しいです!

これで2泊3日過ごしました!


メリット
コストを抑えれる
楽しい!!!

デメリット
夏場は熱中症の危険がある
防犯の面でリスクがある
寝具などの準備がいる

ワンポイントアドバイス
駐車は高速道路のSAやPAは水場もあるのでおすすめ
あればエアマットレスなどがあると快適に過ごせる
車の電源以外のライトがあると照明として使えて、安全性も向上する



服装

これは初めての人は一番悩むところではないでしょうか?
いろんなフェスがありますが、言えるのは

”動きやすくて汚れてもいい服”

が共通して言えると思います。
最近は”映え”のみを意識した格好も見られますが、その格好でワチャワチャなエリアに入って来られると正直かなり迷惑です。指定エリアや後ろでのんびり見てるなら問題ないので、格好に応じたエリア選びも大切になっていきます。
それを踏まえて、おしゃれな服装を決めていきましょう!

上半身

Tシャツなどはアーティストグッズやフェスが出しているものが一番いいでしょう。
フェスによっては事前通販もあるので、買っておけば当日悩まずに準備できますね。
そして一番注意してほしいのがインナーを必ず着ることです。もっと言えば長袖のピチピチのもの(アンダーアーマーみたいなやつ)をお勧めします。
理由としては以下の点が挙げられます。


 日焼け防止
長袖のインナーは、直接肌を露出することなく日焼けを防ぐことができます。
日焼け止めもいいのですが、汗や人とぶつかることで気づいたら肌からなくなっていることも多々あります。
日焼けによるダメージはただ痛いだけでなく、熱を持つことで体力を奪ったり熱中症のリスクが高まっています。炎天下に中、一日中外にいるとかなりの体力を消耗し、最後のアーティストまでにへばってしまうまうので、少しでも体力を残すためにも長袖のインナーは必須です。

 汗の吸収と速乾性
スポーツインナーは、汗を素早く吸収して乾かしてくれるため、常に快適な状態を保つことができます。
汗によるべたつきや不快感を軽減し、長時間のフェス参加でも快適に過ごせます。
狭い中で横の人が汗でヌルヌルだったら嫌ですよね。

虫刺され対策
フェスの会場は自然に囲まれていることが多く、虫刺されのリスクも高まります。長袖のインナーを着ることで、蚊やその他の虫から肌を守ることができます。


夏場の昼間なら上着は不要ですが、雨や山の中の夜は思った以上に冷えます。
天候や開催地によっては上着を用意しておいてクロークや拠点に預けておけば最高ですね。
GUなどの防水性パーカーであれば、雨合羽の代わりにもなるので自分も持っていってます。

帽子は日焼け対策としてはマストなアイテムですが、前方エリアなどでは無くしたり、他の人の視界を遮る事があるので臨機応変な活用がいいですね。
また、つばの広い帽子などはさけ、キャップタイプがいいでしょう。

預けられても断りましょう

アクセサリー

アクセサリーについてはレギュレーション次第では外していきましょう。
この後に出てくる映像みたいなステージだと、ピアスなどは引っかかって怪我する事になります。
指輪も人に当たったり、無くしたりするので外していきましょう。

髪型

髪型については自由ですが、高い位置にセットするのはやめましょう。
後ろの人に迷惑ですし、どうせ汗で崩れます。
長い髪は低い位置で結ぶのがベストです。

タオル

服装ではありませんが、アーティストのタオルがあると汗を拭くのはもちろんのこと、みんなで回したり、掲げたりするのであるといいです。

パンツ

パンツについては上半身と同じ理由から、肌の露出は避けた方が無難と言えます。
長ズボンや半ズボンとレギンスの組み合わせがいいでしょう。半ズボンだとDickiesのカラーパンツが主流で、フェス会場でもよく見ます。
子供っぽく見えるのですが、個性を出すにはいいですね。
(ディッキ族という人たちがいて、派手色ディッキーズの半パン履いていると一部の若い迷惑な連中と同じ感じになってしまうので注意しましょう笑 自分も昔は履いていたので強くは言えませんが...)

シューズ

シューズは履き慣れた運動靴やスニーカーがベストと言えます。
ただでさえ長時間立ちっぱなしだったり、長距離を歩くので、気合いを入れて新品で着たい気持ちはわかるのですがおすすめしません。

またサンダルも一定数いますが、フェスのタイプによってはかなり危険だと思います。
理由としては長距離歩く事による擦れと、踏まれたりする危険が考えられます。
これも前述の帽子のように臨機応変ですね。
間違ってもヒールやブーツで来ないようにしましょう。

また、シューズの中にインソールを入れておくと疲労軽減になるのでおすすめです!

自分はGUのキャンパスシューズをフェスシーズンの少し前に買って、通勤や買い物などで慣らしてから使っています。
安くてシンプルなデザインなのでどの服装にも合わせやすく、それなりに丈夫なので愛用しています。

バッグ

バッグについてはリュックやトートバッグなどの大きいものと、ボディーバッグやウエストポーチなどの小さいものがありますが、大前提として大きいバッグは拠点やクロークに置いて来るのがマナーになっています。というのもかなりの密集した中で大きなバッグは周りの人に迷惑で邪魔です。
なのでここでは小さいものについて触れていきます。

この後、持ち物について書いてありますが、そんなに手持ちのアイテムが必要ないと考えているので最低限の大きさでいいと思います。
またポシェットのようなバッグの部分が下に来るタイプより、ボディバッグのように背中に来るタイトなものがいいです。
理由としてはブラブラすると自分の肩の負担にもるし、周りの人にも当たってしまいます。

もっと言えば小さいバッグでもフェスのタイプによっては不要です。
まずはこちらのフロア側に注目してご覧ください。

このように人が上を転がっても人が落ちないぐらい密集しています。
この中でバッグをしていたら他の人に引っ掛かる恐れがあります。
また、最近はスマホホルダーもありますが同じ事が言えます。
引っかかってもすぐ抜ければいいのですが、最悪の場合引っかかったまま首ごと引っ張られます。そうならないためにもバッグはない方がいいでしょう。
少し前に行ったこのようなフェスの最前エリアで、チェーンみたいなストラップのバッグをしていた人がいたのですが本当に危なかったです。

真壁ならしょうがない

もちろん動画のようなライブではなく、もっと平和なフェスや密集が無いなら小さいバッグは全然okです!

同じアーティストでもフェスのレギュレーション次第では雰囲気が全然違いますね!


一応見本を自分なりに作ってみました!

上はインナーとTシャツ
下はレギンスとハーフパンツ
追加でキャップとボディバッグ
ちなみに自分はいつもこんな感じです!
ロンTと長ズボン
夏はピチピチインナーとTシャツにもなります

持ち物

持ち物については基本的には最低限のスマホと財布があれば大丈夫なのですが、夏場などはそうもいかないので拠点に大きいバッグがある程でお話を進めていきます。

拠点の設営も、会場によっては球場のスタンドなどがフリースペースになっている場合、場所取りが禁止されているのでその場合はクロークに預けるか、荷物番が必要になります。

拠点の設営関連

レジャーシート
フリースペースなどがある場合はあると便利です。
疲れたら横になれるのは結構大きいです笑
折りたたみ椅子
大きすぎないものがいいと思います!

拠点はイメージとして簡易的なピクニックをイメージするといいかもしれません!

熱中症対策

塩飴や塩分タブレット
水分だけでなく、塩分も熱中症対策には必要です!
アクエリアスやポカリスエットなどもいいですね。
保冷バッグ
外はものすごく暑いので、無いとすぐお湯になります。
凍らせた飲み物
凍っていれば保冷剤の代わりにもなり、飲み物も火照った体も冷やせます。
500mlだとすぐ溶けてしまうので、可能であれば2Lのペットボトルを準備するのをおすすめします。

服など

着替え
汗でぐちょぐちょになるのでインナーまであるといいですね。
Tシャツならその日のアーティストグッズなどで現地調達する事もできます!

タオル
これも着替えと同様汗を拭いたりするのに必要です。
こちらも現地調達可能です。

日焼け止め
汗で流れたりするのでこまめに塗り直すのがいいでしょう!

雨具
これは雨が心配な場合に必要です。
移動は折りたたみ傘でステージでは雨がっぱがいいですね。

替えの靴
これも雨が予想され、砂地や芝の場合に必要です。
泥靴のまま自分の車ならいいですが、シャトルバスや電車に乗る場合は迷惑にならないようにしましょう。
また、会場によっては大雨が降ると会場が水没するぐらい水浸しになります。(通称:田植えフェス)  こうなってしまうとスニーカー程度ではどうにもならないので、長靴が必要になります。万が一台風が近づいている場合、警戒しましょう。

逆にクロックスなどもありかもしれません

制汗シートなど
汗臭いのは周りの人に迷惑になるので、エチケットとして必要です。
香水は匂いがキツかったり、苦手な人もいるので避けましょう。

ビニール袋数枚
ゴミを入れたり、汚れた服を入れるのに使います。

モバイルバッテリー
スマホのキャッシュレス決済も使えるので充電は必須です。


まとめ

以上が当日までに準備できるものになります。
簡単にまとめると
・泊まるところは早めに決めた方がいい
・日焼け、熱中症対策は必須
・持ち歩くアイテムは最小限に
となります!

他にも「こんなものがあると便利!」や質問などがあればコメント欄で教えてください!

次回はフェスの当日のやる事や楽しみ方を書いていきますのでまた読んでくれると嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます!




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