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「あなたの記事を曲にします」12曲目、ミエハルさん


「記事から曲」12曲目が完成しました!

今回はミエハルさんの甘酸っぱい青春恋愛小説「ラブレター」を題材に制作しました。

ぜひ一度お読みになってから以下の解説を読んで頂けると嬉しいです。



小説を読んで自分が最も感銘を受けたのは、作中でネガティブな表現がほとんど使われていなかったこと。

それに則り自分が書く曲も基本的にはポジティブな雰囲気を想定しています。


とはいえ、もちろん最初から最後までただポジティブというわけではなく。
中学生女子の微妙な心情の揺れ動きを表せるように、メロディそのものはポジティブとネガティブの中間くらいの表情を目指して作りました。

僕自身は女子でもなけりゃ中学生でもないのであくまでも自分の感覚で、ということではありますけれどね。



また、舞台が中学校なので学校っぽい雰囲気を取り入れたく、最初は合唱曲のような構成をイメージしていました。

ところがギターでそれをやるとメロコアロックみたいになってしまってどうも雰囲気が出ず、合唱曲はやめにして、使う楽器で「学校感」を出せるように工夫しました。

その時点ではベースとドラムにピアノを重ねて大まかなコード進行なども出来上がった状態だったので、リコーダーでメロディを考えながら作っていきました。


リコーダーが主人公の智子を表しているとしたら、ギターは第三者の視点で関わりたく。

智子の親友である沙織の目線で、なんとなくスカしてるけど智子のことを心から応援しまた祝福しているというような、そんなイメージでギターを弾きました。


そうして完成したのがこちら「with you」。


タイトルは当然、智子と純一とのことを表していて、二人がともにあることを示しているのはもちろんなのですが、英語で「with ~」とは「~を理解する」とか「~ということが伝わる」みたいな意味があって、そのダブルミーニングも意識しました。

僕の個人的解釈ですが、実は純一には智子の気持ちがずいぶん前から伝わっていて、知ってたけど純一も一歩踏み出す勇気を持てずにいたのではないか。そんな風に感じたので、智子の気持ちは純一にきちんと「伝わって」いる、というようなことも含めて「with you」としました。



青春時代のもどかしい恋愛を思い出す素敵な小説でした!

ミエハルさん、コラボの機会をいただきありがとうございました!



ミエハルさんのプロフィールはこちら。

この機会にぜひチェックしてみてください!




ジュンペイ

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追記

今回も、stand fmでの制作配信おこなっていました!

note以外の方も遊びに来てくれて、少しずつ輪が広がっているのが嬉しいです。初めて来てくれた人には、毎回必ず配信の趣旨説明と記事の紹介をしています。

12曲目「with you」のアーカイブは下記URLからチェックしてみてください。

本当に作業時間をただ流しているので、お聴きになるときは適当に飛ばしながらどうぞ。

昨日の配信など、2時間半のうち2時間くらい黙ってましたからね(黙ってるだけでモニターから音は出すので全くの無音というわけではない)。


今後も続けていきますが、だいたい平日の20時~23時くらいに配信することが多いです。


※土曜日は毎週夜飲むので朝やってます。



よろしくお願いします!


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