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「作って、出す!その魅力をたずねたい」 ロボット座談会 つくろがや!特別編 振り返り その③

こんばんは!ロボット座談会の主催の一人、まつはちです。
1年も残すところあと、2日。
年末年始!つくろがや!振り返り企画、3日目を書いていきます。
本日から、パスコンパスさん担当パートが登場します!

今回は、こちらの3人を紹介します!

  • RyomaLabさん

  • denha’s channelさん

  • にーすけさん


マーブルマシンとか?MRIとか? / RyomaLabさん

インタビュー登場シーン (1:16:38~)
つくろがや!紹介ページ

映像・音声共に不明瞭でしたので、詳しく紹介いたします。

紹介しているものは主に4つです!
ひとつめは、世の中に乱立する金賞から、最も美味しい日本酒を考察する本でした!ただ、金賞や入賞の数を数えるだけではなく、その賞の受賞の価値を、独自の数式を使って定義し、得点を導き出しているそうです…!
ふたつめ、マーブルマシンという、ボールが転がり続けるマシンの展示されていました!この後にご紹介するdenha's channelさんのマーブルマシンはモータを使っていますが、RyomaLabさんはあえて手回し式で作られています。私も実際に動かしてみたのですが自分の手でスピードを調整できたりと、また違った楽しみがありました!また、受皿の部分の勾配はブラックホールの重力勾配になっているそうです。ロマンがあります!
みっつめ、MRIの紹介、今存在するMRIは、発症している病気を見つけることはできるけど、発症前の病気になりそうな状態(未病と言います)見つけることはできないので、それが見つけられるようなMRIを開発している、とのことで、動物用のサイズのMRIの一部が展示されていました!私は、持病があり、検査のたびにCTとMRIを撮るので、使い分けを聞いたところ、CTは骨のような硬いもの、MRIは脳のような柔らかいものを撮影するのに使うと教えていただけました!なるほど、どっちかでいいわけではないんですね。
よっつめ、タイトルはまだ未定ですが、2023年の3月4日(土)には、千葉でつくろ〇〇!系列のイベントを開催します、とのお知らせがありました!楽しみですね。つくろがや!アカウントでも告知があるそうです。3月だったら今から何かしら準備できそうですね…!(担当:まつはち・パスコンパス)


マーブルマシン、LEDバッジ、自作シンセ / denha’s channelさん

インタビュー登場シーン (1:25:27~)
つくろがや!紹介ページ

映像が不明瞭でしたので、詳しく紹介いたします。

電子工作で目を惹きやすい3要素として、「光る、音が出る、動く」があると個人的に思っているんですが、それらの要素を全てを満たすのがdenha's channelさんの作品です。木製で金属球が永遠と転がり続けるマーブルマシンと音や光が出るバッジやシンセサイザを展示されていました!マーブルマシンは見ていて本当に飽きないです。ベースは木製なのですが、彫刻刀で彫られた部分の他によく見ると既存の木のスプーンが使われていたりします。作業工数を減らす工夫とのことです!
回路寄りの工作で個人的にとても興味深かったのは、サーキットベンディング(既存の回路を意図的に繋ぎかえたり改造して面白い音を出す工作)を手軽に体験できる作品でした。ブレッドボードが作品の上に取り付けてあり、回路を差し替えながら音を変えることができます!こちらもずっと触っていたくなりそうです!

まつはちも面白かったことをふたつ書きます。まず、マーブルマシンがモジュール化されており、ボールの落とし始めの高さが同じなら、落下部分を入れ替え可能になっていました。すごい。まず、どうやってその高さまでボールを持ち上げようか考えて、あとは好きな配置でボールを転がり落としているので、それができるそうです。
それから、小さなスペースに、たくさんの作品をとても綺麗に展示してありました。ワイヤーネットや机の左右側の面の活用、高さのあるものは奥側に、など、見せ方、がすっきりしていて驚きました。綺麗に収納することも意識されているそうで、取っ手がつぶれて上に物が置ける鞄を使っていらっしゃったり、つくろがや!運営で制作した名札が、片付け時にかさばらないことに着目いただいたりしました!(担当:パスコンパス・まつはち)

Mitsuki及び開発中の機体 / にーすけさん

インタビュー登場シーン (1:32:20~)
つくろがや!紹介ページ

ドールロボットMitsukiちゃんと、Mitsukiちゃんのためのとても小さな指や足首の試作の展示をしていました!にーすけさん、Mitsukiちゃんとお揃いの青い衣装でいらしており、ロボット座談会vol.1でお話を伺った際も思いましたが愛が本当に深い…!
Mitsukiちゃんは、撫でることができます。
Mitsukiちゃん「を」撫でる、ではなく、Mitsukiちゃん「が」撫でるのです!にーすけさんが、Mitsukiちゃん「に」撫でてもらいたいという思いがあって、Mitsukiちゃんはそれができるようになったそうです。ロボット座談会のイメージキャラ、らいとんの模型も撫でてもらいました!
開発中の小さな指は、積層だと精度が出ず、光造形機を導入したとのことで、今後の開発が楽しみです。足首のほうは、ふくらはぎ側にあるロッド2本の位相の差で足首のひねりを実現していました。
また、そんな、にーすけさんのブースにはひっきりなしにお客さんがいらっしゃって、2人とも愛されてるなー!と感じました。



つくろがや!では、ロボット座談会にいらしてくださった方とお会いすることができ、その意味でもとても楽しかったです。オンラインでは、距離を超えて気軽につながることができ、オフラインでは、実際に見ることでしか伝わらない熱気を感じることができて、良いですね。

さて、大掃除は終わりましたか?
私はいつか使うかもしれないパーツをたくさん残したまま、やってみたいこともたくさんあるまま(それは楽しいことですね)、年の瀬が過ぎていこうとしています。
本日はここまで!明日で1年は終わりですが、振り返りはもう少し続きます。お楽しみに。



振り返り記事一覧

つくろがや!特別編 振り返り その①
登場人物:元ロボット芸人髙橋ちゃんさん、HAL900さん、TMDものづくり工房さん

つくろがや!特別編 振り返りその② 
登場人物:音楽研究所さん、BotaLabさん、湊屋さん

つくろがや!特別編 振り返り その③
登場人物:RyomaLabさん、denha’s channelさん、にーすけさん

つくろがや!特別編 振り返り その④
登場人物:Nature3Dさん、shortloversさんちのグッピーさん、akita11&uchiiさん

つくろがや!特別編 振り返り その⑤
登場人物:ロボット座談会

つくろがや!特別編 振り返り その⑥
登場人物:かわしまさん、つくろがや!実行委員会&メカトロ同好部エルチカさん、PONDAさん、いなたましげき(四の人)さん、幻魚白蝦蛍烏賊さん

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