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【歌集】揚げ豆腐

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クジラうえ リクエストした 水族館 マダイが歌う スローバラード
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#エッセイ

シンガポール・スリリング

 メニューというより百科事典のようだった。 「なかなかのもんでしょう」 「ええ」 「1500以…

ロボモフ
2年前
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【短歌】生まれつつあるカテゴリ

カテゴリーガイダンスには見つからぬ インドアと博士のひまつぶし (折句「鏡石」短歌) ・ …

ロボモフ
3年前
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【創作note】短歌の季節

 近頃はどうも眠りが浅い。まだ起きる時間ではない時に、何度も目が覚めてしまう。最もよく眠…

ロボモフ
3年前
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青果売場

野菜売場の前に女が覆い被さっていた。 「ここの野菜よくないわ」 手に取っていた野菜をそう言…

ロボモフ
4年前
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ミラーパン

 君はカウンターにかけてパンを食べていた。硝子の向こう側にはもう一つのパン屋さんがあり、…

ロボモフ
4年前
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壁と扉

壁を見て 世界を知った 退屈と 沈黙は 縫いかけのセーター 折句「風立ちぬ」短歌 ・  古い…

ロボモフ
4年前
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踏み絵うた

 覚え立てのクリックで『東京』を呼び出した。 「いい歌だね」  君は相槌を打たない。本音を明かせば角が立つ。小さなうそでごまかせば、自分が傷ついてしまう。君は獣のように黙っている。 「ここがいいね」  いいという前提の上にハイライトが示される。  ミュージックビデオの中では、同じドラマが繰り返されている。何度見てもそれは同じではない。見る側の気分の中に筋書きは無限に含まれている。男が手を振った。女が顔を覆った。急激に雲が流れ始める。投げ出されたドラムスティック。駆け足の猫。

グルメ街

 肉の焼けるよい匂いが誘いかけていた。一人焼き肉もわるくない。思いながら前を通り過ぎる。…

ロボモフ
4年前
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何事もなかったように

 鬼の頭にミサイルが突き刺さって3本角のように見えていた。 「人にやられたの?」  君はか…

ロボモフ
4年前
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セカンド・フロア

 1階はレジとカウンターだけの僅かなイートイン・スペースがある。階段を上がると入り口から…

ロボモフ
4年前
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